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リクルーティング効果を高めるオフィスとは?求職者にとって魅力的なオフィスにするヒント

2024.06.10

「リクルーティングでなかなか人が集まらない」といったお話をよく耳にします。もし、自社の人材採用がうまくいっていないのであれば、“働きたい”と思ってもらえるようなオフィスに改善するという手もあるでしょう。就職活動中の学生や転職希望者といった求職者の多くは、オフィス環境を重視しています。優秀な人材を確保するためには、魅力的なオフィス環境づくりが不可欠です。本記事では、働きたくなるオフィスの特徴や魅力的にするポイントを解説します。

オフィスとリクルーティングの関係

近年、企業選びの基準に「オフィス環境」を挙げる求職者が多くなりました。ある調査によると、就活生の8割以上が企業選びにおいてオフィス環境を重要視していると回答。また、就活生の9割以上が「オフィス環境の魅力度と志望度は比例する」と回答しました。
【参考】「就活生の企業選びの基準と採用に向けた企業側の対策」に関する調査 / 株式会社アーバンプラン

オフィスは、求職者が実際に会社を体感する最初の場所です。人は最初のインパクトで判断したり、その後の行動を変えたりする傾向にあります。活気があり、働きやすい環境が整っているオフィスは、「ここで働きたい」という印象を与えるでしょう。

リクルーティングにおいて、オフィス環境は無視できない重要な要素です。魅力的なオフィス環境は、優秀な人材確保の大きな武器となりえます。

求職者にとって魅力的なオフィスの特徴

それでは、どのようなオフィスが魅力的な印象を与えるのでしょうか。

立地条件がよく通勤に便利

オフィスの立地は、求職者が企業を選ぶうえで大きなポイントです。通勤が不便だったり何度も乗り換えが必要だったりすると、作業効率の低下につながります。また駅から近かったとしても、構内が複雑で駅から出るまでに時間がかかるケースもあるので、考慮に入れおく必要があるでしょう。交通の便以外にも、周辺環境の快適さも大切です。たとえば、オフィスの周辺にランチの選択肢が少ないと不便さを感じるでしょう。効果的な採用を行うためには、立地条件のよさも大きなポイントです。

オフィス環境から企業文化が感じ取れる

求職者は、机の配置や備品、共有スペースの雰囲気など、細かな部分からも企業文化を感じ取ります。環境に配慮した設計であったり、リラックスできる空間が設置されていたりすれば、「社会や従業員を大切している企業」だと安心感を覚え、「ここで働きたい」というモチベーションにつながるでしょう。

オフィスデザインがよく、こだわりが感じられる

オフィスデザインにこだわることで、口コミで広がったりメディアに取り上げられたりし、宣伝効果も期待できるでしょう。外部からの注目度が上がれば、入社を希望する求職者も増えるはずです。「魅せるオフィス」は、働く人のモチベーションを高めるだけでなく、企業のPRにつながります。

【こちらもおすすめ】そろそろ検討すべき?オフィス改装の重要性やメリットを解説【初めてのオフィス改装】

魅力的なオフィスはリクルーティング以外にメリットも

オフィス環境は求職者にとって重要な判断基準ですが、在職者やクライアントにとっても同様に重要です。魅力的なオフィスにするリクルーティング以外のメリットを紹介します。

在職者のモチベーションアップにつながる

オフィスのレイアウト改善は求職者だけでなく、在職者にもよい影響を与えます。「従業員が働きやすい環境に注力してくれる会社」だと感じてもらうことで、離職対策になるのです。快適な環境で仕事ができるようになれば、生産性や作業効率が向上し、残業時間削減などの効果も期待できるでしょう。また、モチベーションアップにより定着率の向上にも役立ちます。

魅力的なオフィスにすることは人材確保だけでなく、在職者の離職防止にも効果的です。

会社のブランディングにつながる

オフィスのデザインや雰囲気で、会社のブランド価値や文化はある程度想像できるでしょう。

たとえば、外観やエントランスのデザインがおしゃれなら「中で働いている人もおしゃれなのでは」という印象を与えます。また、フリーアドレス席を導入していれば「自由な発想や柔軟性を大事にしているのではないか」と想像できるでしょう。 オフィス環境は企業のイメージを印象づける重要な要素であり、クライアントに信頼感やプロフェッショナリズムを感じさせることができるでしょう。

魅力的なオフィスにするヒント

求職者が魅力を感じるオフィスにするために、下記の取り組みを検討してみてはいかがでしょうか。

レイアウトを工夫し、プライバシーとリラックスを両立する

自然光の取り入れや、植物・机の配置など、従業員が快適に作業できる環境に配慮しましょう。たとえば、集中して作業したいときのためのプライバシーが守れる個室の確保や、リラックスして仕事をするためのフリースペースなどは重要な要素です。また、配色を揃えることで、統一感のある美しい空間にすることができます。

執務室以外のスペースで、くつろぎと交流を生む

オフィスには仕事のスペースだけでなく、くつろげる空間も不可欠です。リラックススペースがあれば、仕事の合間に気分転換でき、心身ともにリフレッシュできます。 また、コミュニケーションを促進する空間も必要です。ラウンジやカフェスペースがあれば、従業員間の交流が生まれやすくなり、アイデア交換や情報共有が活発になるでしょう。

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オフィス移転をするのも一つの手

手狭で働きにくい場合や、求職者のニーズに合わない場合は、新しいオフィスへの移転も選択肢のひとつです。移転により機能的な空間を作れることはもちろん、企業ブランディングも図れます。また、新しい環境で仕事に取り組めることで、モチベーションの向上が期待できるでしょう。

費用はかかりますが、現状のオフィス環境において魅力が損なわれているのであれば、オフィス移転は十分なメリットがあります。

まとめ

リクルーティングにおいて、オフィス環境はとても重要な要素です。企業選びの基準として、多くの学生や求職者がオフィス環境を重視しています。今後、リクルーティングを有利に進めるには、オフィス環境の改善は不可欠な要素です。明るく清潔で快適なオフィス環境は、安心して働けるイメージをもってもらえることで応募者を集めやすくなります。

また、会社のブランディング効果や信頼性の向上につながる点もメリットです。オフィス環境は、リクルーティングの成果を左右する大きな鍵となりえるため、本記事の内容を参考に、オフィス改善に着手してみませんか。

*insta_photos, fizkes, insta_photos, August_0802, ELUTAS / shutterstock

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