登録

会員登録いただけると、

  • メールマガジンの受け取り
  • 相談の広場への投稿 等

会員限定のサービスが利用できます

登録(無料)を続ける
TOP > 記事一覧 > 総務・法務 > 在宅環境より充実したハイパフォーマンス執務空間がクセになる?「出社したくなるオフィスづくり」のヒント

在宅環境より充実したハイパフォーマンス執務空間がクセになる?「出社したくなるオフィスづくり」のヒント

働き方改革が進む中、オフィスの重要性が見直されています。社員が自ら進んで出社したくなるような魅力的なオフィス環境を整えることで、生産性の向上やモチベーションアップにつながるからです。本記事では、“出社したくなるオフィス”のメリットや特徴について詳しく解説します。快適なワークスペースづくりのヒントを得て、よりよい職場環境の実現を目指しましょう。

中小企業経営の課題を解決する情報をお届け!メルマガ登録はこちらから

働きたい!出社したくなるオフィスのメリット

社員が出社したくなるオフィスには、2つの大きなメリットがあります。

既存社員のモチベーションアップ

出社したくなるオフィスは、社員のモチベーションを大きく向上させる効果があります。快適な環境で働くことで、社員の仕事への意欲が高まり、生産性が向上するでしょう。また、オフィスに来ることが楽しみになり、会社への帰属意識も高まります。

さらに、充実した設備や環境が整っていることで、社員の自己肯定感が高まり、長期的な定着率の向上にもつながるでしょう。社員の家族からの反応も好意的になるかもしれません。結果として、社員の満足度が上がり、会社全体の業績向上にも寄与することが期待できます。

採用活動におけるブランディング効果

魅力的なオフィス環境は、採用活動においても大きな効果を発揮します。働く環境の雰囲気やオシャレさは企業のブランドイメージを向上させます。即戦力となる中途採用者も、自身のスキルを十分に発揮できる設備が整っているか気にするでしょう。 オフィス見学や面接時に、快適で機能的な空間を見せることで、求職者によい印象を与え、入社意欲を高めることができます。

また、SNSなどでオフィス環境を発信することで、潜在的な求職者にも企業の魅力をアピールできます。結果として、優秀な人材の獲得につながり、企業の競争力向上に貢献します。

【こちらもおすすめ】やっぱりオフィスで働きたい…!社員が出社したくなるオフィス環境とは?

出社したくなるオフィスの特徴3つ

社員が出社したくなるオフィスには、主に3つの特徴があります。ここからは各特徴について詳しく見ていきましょう。

良好な作業環境

SEQUENCE(コクヨ) 出典:経営ノウハウの泉

SEQUENCE(コクヨ)の詳しい説明はこちら

良好な作業環境は社員のストレスを軽減し、快適性を大幅に向上させます。会社では1日の3分の1以上を過ごすわけですから、快適な環境が好まれます。特にデスク周りは社員の疲労にも関わってくる問題です。 たとえば、以下のようなデスク環境だと、疲れやすく生産性も低下してしまうでしょう。

  • デスクのスペースが狭い
  • デスクの高さが合っていない
  • 収納が小さく、整理整頓がしにくい
  • 椅子の座り心地が悪い
  • 同じ姿勢でずっと仕事をしているので疲れる

良好な作業環境を整えるには、“居心地の悪いデスク周り”を改善することが必要です。

まず、十分な作業スペースを確保できるデスクを用意します。高さ調節が可能なタイプのデスクであれば、適切な高さに切り替えられ、長時間のデスクワークによる身体的な負担を軽減できるでしょう。また、正しい姿勢をサポートしてくれる座り心地のよい椅子を使用することで、長時間のデスクワークでも疲労しにくくなります。 これらの要素が組み合わさることで、社員は集中力を維持しやすくなり、効率的に業務をこなすことができます。快適な環境で働くことで、ストレスも軽減され、創造性も高まるでしょう。

高いスペックの設備

コクヨ・ライブオフィス

dop(コクヨ) 出典:経営ノウハウの泉

dop(コクヨ)の詳しい説明はこちら

重要なのは業務用のパソコンや通信設備のスペックです。特にエンジニアやデザイナーなど、デバイスのスペックが生産性に直結するような業種の場合、スペックが低い設備は離職の原因にもなり得ます。自己のスキルを十分に発揮できない環境は、キャリアにも影響を与えるからです。

また、高いスペックの設備を快適に使えるような家具も重要です。クリエイティビティが求められる職種では、集中力を維持して没頭することが非常に重要です。集中ワークに適した快適なソロワークスペースがあるといいでしょう。

コミュニケーションの取りやすさ

Verte(コクヨ) 出典:経営ノウハウの泉

Verte(コクヨ)の詳しい説明はこちら

コロナ禍においてテレワークが流行したとき、社員が孤独を感じることやコミュニケーションの希薄化が課題となりました。コミュニケーションが取りやすいオフィスは、出社したくなるオフィスの特徴のひとつといえます。 社内にオープンスペースを設けることで、偶発的な会話や情報交換が生まれやすくなるでしょう。

しかし、オープンすぎると人の視線や動きが気になって落ち着かない空間になってしまいます。オープンにしすぎず、クローズしすぎない適度な機密性と開放感を併せ持つ空間が理想的です。このように、他の人との距離感のバランスが取れていると、コミュニケーションが取りやすいオフィスになります。そのためには、ブースや間仕切りの効果的な利用が重要となるでしょう。

【こちらもおすすめ】オフィスにあったら便利な設備とは?社員が出社したくなるオフィスづくり

まとめ

出社したくなるオフィスづくりは、企業にとって重要な戦略となっています。良好な作業環境、高スペックの設備、コミュニケーションのしやすさを備えたオフィスは、社員のモチベーションを高め、生産性を向上させます。また、採用活動においても強力なブランディング効果を発揮し、優秀な人材の獲得にもつながります。快適で魅力的なオフィス環境を整えることで、企業の競争力を高め、持続的な成長を実現することができるでしょう。

写真撮影:大畑陽子

【まずはここから】ライブオフィス見学で働き方のヒントがみつかる!【品川ライブオフィス編】