中小企業で他部門・部下に華を持たせる総務部係長「はなや」と申します。初投稿よろしくお願いします。
うちの職場に、ある30代の女性社員が採用され2年近くになりますが、接し方に困っています。
彼女は軽度の悪性腫瘍の手術をして、1年に満たない状況で採用試験を受け、その病歴を開示しないまま選考で残り、最終は部門長から(若さで?)推され、正社員となりました。
そして入社してから、私や同僚と雑談するなかで病歴を開示し、「自分にはストレスが一番良くない、と医者に言われている」などと、天然キャラでほがらかに言うのです。
じつは私も彼女同様、現代ではありふれた軽度の悪性腫瘍の手術経験者で、また術後の生活においても「ストレスが一番良くない」という立場は同じです。その意味では私にとって、彼女は本来とても親しみを覚える存在です。もし彼女自身も採用されたことに恩義を感じ、普通に仕事内容を吸収して職場に貢献すれば、こんなに良いご縁はありません。ところが実際はそのようには展開しませんでした。
総務部とは、言い古された通り「出来て当たり前(=いちいち誉められない反面、落ち度は問われる)」の部署。企業内部の付加価値活動以外の、なんでもかんでもを「一切引き受ける」部署です。まして私どもは中小企業なので、少ない頭数で回しています。
その職場環境の中で、彼女は所構わずマイ・ペースで過ごし、笑いこそ良薬とばかりにしょっちゅう笑い、「言ってもらえなければ判りませんので~」と、察しが求められる部分はやんわりと拒否。かといって、自分で勝手に進歩するという資質の持ち主でもありません。
これでは、手順が完備していない職場では周囲のフォローが不可欠となり、業務の結果責任を問われる中間管理職の私は、常時うつ状態になってきました。
というわけで、他ならぬ私自身にストレスが溜まり、身の危険を感じています。一度上司に「彼女は解雇できないでしょうか」と相談したことがありますが、上司の彼女に対する評価が私とほぼ同じでも、「今の材料だけで、どうやって辞めさせられるというんだ?」という、もっともなお答え。せめて試用期間に手を打てば良かった、と悔まれます。
試用期間中に病歴が開示された場合、体の部位などで明らかに仕事に支障が出る場合は、辞職勧告した事例が当社にもあります。しかし私にとって今回の「ストレスが駄目です」という開き直りは、それに匹敵すると叫びたい。(通用する話ではないでしょうが)
もう、ちょっと今の私に突破口は無いので、来週あたり地元の保健婦センターにでも行って、カウンセリングを受けて来ます。もし皆さんから、硬軟もろもろのアドバイスがいただけましたら、宜しくお願いします。