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□■□【真似とは言わせない!ネーミングのツボ】□■□
■□
□ 2月21日号
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おはようございます。
弁理士 深澤 潔です。
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★このメルマガの目的♪
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このメルマガでは、
商標の審判事例を通して、
○どんな
商標が類似といわれたのか
○識別力のある
商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングのツボを明らかにしていきます。
それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、
登録第5279559号です。
この
商標は、「girl’s」(「’」は、直線的に表されてい
る。)の文字と、その右上部に、四隅が丸みを帯びたやや赤みがか
った灰色地の四角形内に白抜きで「+」の記号が配された構成です。
指定商品は、第14類、第16類、第25類、第35類の各商品
・
役務です。
ところが、この
商標は、
(1)登録第4153299号、登録第4226624号:
「GIRLS」の文字の上側に「g」の文字と花柄とが並んだ構成
(2)登録第4777249号:
横に並んだ3つのハートマークに「girls」の文字(「i]の点、
「’」がハートマークで表示)が重ねられた構成
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として
拒絶査定不服の審判(不服2009-012211号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったかを紹介します。
まず、この
商標の
「構成中の「girl’s」の文字部分は、「女の子の」等の意を
有する英語として一般に広く知られており、殊にファッション関係
の商品分野においては、商品の用途を表す語として一般に広く使用
されているものである。」
そうすると、この文字部分は、
「指定商品及び指定
役務との関係において、例えば、「ファッショ
ン雑誌,被服,かばん類の小売
役務」等のファッション関係の商品
及び
役務については、単に「女の子用(向け)の商品、女の子用
(向け)の商品の小売
役務」等の意味合いを理解、認識させるにす
ぎず、それ自体、自他商品・
役務の識別力がないか、極めて弱いも
のというべきである。」
とすると、
「
本願商標は、その構成中、図形部分を要部とみるのが相当であり、
「girl’s」の文字部分を捉えて、該文字部分より生ずる
「ガールズ」の称呼をもって独立して取引に資されることはないと
みるのが相当である。 」
つまり、この
商標からは、「ガールズ」の称呼は生じないとして、
本願商標と
引用商標とは非類似であると判断されました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回の
商標のように、「girl’s」の文字部分のほうが大き
く記載されていたとしても、指定商品や
役務との関係によって、
「+」の記号部分で識別されるような場合があります。
このあたりが類似判断の難しいところです。
なので、ネーミングの際には、それをどのような商品・サービス
に使用するのか、をよく検討して決める必要があります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!
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真似とは言わせない!ネーミングのツボ(毎週月曜日発行)
ご質問・ご感想お待ちしております!
mark@trademark-kaiketsu.comまで
(@を@に替えてください。)
発行システム:『まぐまぐ!』
http://www.mag2.com/
配信中止はこちらまで
http://www.mag2.com/m/0000241197.html
編集・発行 弁理士 深澤 潔
http://www.trademark-kaiketsu.com/
各種商品・サービスのネーミング、会社ロゴ等の
商標登録関連
を扱っております
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今回取り上げるのは、
登録第5279559号です。
この商標は、「girl’s」(「’」は、直線的に表されてい
る。)の文字と、その右上部に、四隅が丸みを帯びたやや赤みがか
った灰色地の四角形内に白抜きで「+」の記号が配された構成です。
指定商品は、第14類、第16類、第25類、第35類の各商品
・役務です。
ところが、この商標は、
(1)登録第4153299号、登録第4226624号:
「GIRLS」の文字の上側に「g」の文字と花柄とが並んだ構成
(2)登録第4777249号:
横に並んだ3つのハートマークに「girls」の文字(「i]の点、
「’」がハートマークで表示)が重ねられた構成
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として
拒絶査定不服の審判(不服2009-012211号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったかを紹介します。
まず、この商標の
「構成中の「girl’s」の文字部分は、「女の子の」等の意を
有する英語として一般に広く知られており、殊にファッション関係
の商品分野においては、商品の用途を表す語として一般に広く使用
されているものである。」
そうすると、この文字部分は、
「指定商品及び指定役務との関係において、例えば、「ファッショ
ン雑誌,被服,かばん類の小売役務」等のファッション関係の商品
及び役務については、単に「女の子用(向け)の商品、女の子用
(向け)の商品の小売役務」等の意味合いを理解、認識させるにす
ぎず、それ自体、自他商品・役務の識別力がないか、極めて弱いも
のというべきである。」
とすると、
「本願商標は、その構成中、図形部分を要部とみるのが相当であり、
「girl’s」の文字部分を捉えて、該文字部分より生ずる
「ガールズ」の称呼をもって独立して取引に資されることはないと
みるのが相当である。 」
つまり、この商標からは、「ガールズ」の称呼は生じないとして、
本願商標と引用商標とは非類似であると判断されました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回の商標のように、「girl’s」の文字部分のほうが大き
く記載されていたとしても、指定商品や役務との関係によって、
「+」の記号部分で識別されるような場合があります。
このあたりが類似判断の難しいところです。
なので、ネーミングの際には、それをどのような商品・サービス
に使用するのか、をよく検討して決める必要があります。
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