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□■□【真似とは言わせない!ネーミングのツボ】□■□
■□
□ 10月24日号
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弁理士 深澤 潔です。
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★このメルマガの目的♪
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このメルマガでは、
商標の審判事例を通して、
○どんな
商標が類似といわれたのか
○識別力のある
商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
いきます。
(配信中止はこちらまで
http://www.mag2.com/m/0000241197.html)
それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、
○登録第5316142号:
「フローライト」の片仮名文字と「FLOW LIGHT」の
欧文字とが上下二段に横書きされた構成です。
指定商品・
役務は、第3類「せっけん類,化粧品,香料類」です。
ところが、この
商標は、
1.登録第4545211号
商標:「ブロウライト」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として拒絶査定不服
の審判(不服2009-005099号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
本
商標は、
「その構成各文字に相応して「フローライト」の称呼が生じ、
「流れる光」程の観念を生じるものである。」
一方、
引用商標は、
「その構成文字に相応して「ブロウライト」の称呼が生じ、特定の
観念を生じない造語よりなるものである。」
両
商標の称呼を比較すると、
「両称呼は、称呼の識別において重要な要素である語頭における
「フ」と「ブ」、それに続く2音目において、「ロー」と「ロウ」
の差異を有するものであり、」
「差異音「ブ」と「フ」は、「ブ」が両唇を合わせて破裂させる
有声子音[b]と母音[u]の結合した音節であって強く発音され
るものであるのに対し、」
「「フ」は両唇を接近させて、その間から発する無声摩擦音[F]
と母音[u]の結合した音節であって比較的弱く発音されるもの
であり、」
「そして、「ロー」と「ロウ」の違いも合わせて考慮すれば、
該差異音が両称呼全体に及ぼす影響は小さいとはいえないもので
あり、両者をそれぞれ一連に称呼するときは、語調語感が異なり、
互いに相紛れることなく、十分に聴別できるものといえる。」
よって、
引用商標とは称呼上相紛れるおそれはないし、外観、観
念の点においても、相紛れるおそれがないから、非類似であると判
断されました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回は、「フロー」部分と「ブロウ」部分との類否が問題となり
ました。
このように発音が問題となるときには、有声なのか無声なのか、
摩擦音かそうでないのか、アクセントの位置はどこなのか、
といったところから対比していく必要があります。
骨の折れるところではございますが、真似と言わせないためには、
このあたりを論破するための発音の知識が必要になります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!
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真似とは言わせない!ネーミングのツボ
(原則、毎週月曜日発行ですが、祝日のときは火曜日発行)
ご質問・ご感想お待ちしております!
mark@trademark-kaiketsu.comまで
(@を@に替えてください。)
編集・発行 弁理士 深澤 潔
http://www.trademark-kaiketsu.com/
各種商品・サービスのネーミング、会社ロゴ等の
商標登録関連
を扱っております
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10月も後半になると大分涼しくなってきますね。
でもなかなか晴天に恵まれません。
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○どんな商標が類似といわれたのか
○識別力のある商標とはどんなものなのか
といったことから、ネーミングを考える際のツボを明らかにして
いきます。
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それでは、今週も始めます。
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★今回の事例♪
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今回取り上げるのは、
○登録第5316142号:
「フローライト」の片仮名文字と「FLOW LIGHT」の
欧文字とが上下二段に横書きされた構成です。
指定商品・役務は、第3類「せっけん類,化粧品,香料類」です。
ところが、この商標は、
1.登録第4545211号商標:「ブロウライト」
と類似する、とされて一旦は登録が認められませんでした。
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★判断の分かれ目♪
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そこで、登録が認められないのはおかしい、として拒絶査定不服
の審判(不服2009-005099号)が請求されました。
では、審判でどんなやりとりがあったか紹介します。
本商標は、
「その構成各文字に相応して「フローライト」の称呼が生じ、
「流れる光」程の観念を生じるものである。」
一方、引用商標は、
「その構成文字に相応して「ブロウライト」の称呼が生じ、特定の
観念を生じない造語よりなるものである。」
両商標の称呼を比較すると、
「両称呼は、称呼の識別において重要な要素である語頭における
「フ」と「ブ」、それに続く2音目において、「ロー」と「ロウ」
の差異を有するものであり、」
「差異音「ブ」と「フ」は、「ブ」が両唇を合わせて破裂させる
有声子音[b]と母音[u]の結合した音節であって強く発音され
るものであるのに対し、」
「「フ」は両唇を接近させて、その間から発する無声摩擦音[F]
と母音[u]の結合した音節であって比較的弱く発音されるもの
であり、」
「そして、「ロー」と「ロウ」の違いも合わせて考慮すれば、
該差異音が両称呼全体に及ぼす影響は小さいとはいえないもので
あり、両者をそれぞれ一連に称呼するときは、語調語感が異なり、
互いに相紛れることなく、十分に聴別できるものといえる。」
よって、引用商標とは称呼上相紛れるおそれはないし、外観、観
念の点においても、相紛れるおそれがないから、非類似であると判
断されました。
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★事例からわかったネーミングのツボ♪
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今回は、「フロー」部分と「ブロウ」部分との類否が問題となり
ました。
このように発音が問題となるときには、有声なのか無声なのか、
摩擦音かそうでないのか、アクセントの位置はどこなのか、
といったところから対比していく必要があります。
骨の折れるところではございますが、真似と言わせないためには、
このあたりを論破するための発音の知識が必要になります。
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お役に立ちましたでしょうか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは次回もお楽しみに!
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でもなかなか晴天に恵まれません。