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設備投資管理

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経営テクノ研究所
2012年4月2日 第1・3週月曜日発行
発行人:舘 義之http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
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★★経営のパートナー★★経営学で企業を再生する
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<目次>
◆第20回:設備投資管理
◆製品価格の引き下げ
◆編集後記
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◆第20回:設備投資管理
 資本運用(投下)の問題は、企業の財務管理の中心を占めますが、この資
本運用に属する問題としては、固定資産投資・得意先への信用投資等が挙げ
られます。

 設備投資は、企業の立地、生産方法等を決定し、企業資金を長期にわたっ
て固定化するにいたります。いったん設備した固定資産は、容易に処分する
ことができず、たとえ売却処分しても、取得原価を回収することはできない
から、投資された設備は弾力性に乏しいといえます。

 したがって設備の弾力性を高めるためには、迅速な減価償却、あるいは安
定度の大きい製品の生産等を行わなければなりません。

 いくつかの設備計画を財務的観点から評価し、特定の設備計画のみを選択
するという事柄は、過去、予算あるいは投資管理の問題として多くの人々に
よって論じられてきたところです。

 企業が最大利潤を得る目的は、資本支出の有効な管理によって可能となり
ますが、資本支出の有効の大きさにしたがって列挙し、収益力の大きい設備
計画に対してのみ資本を配分するという手続きを取らなければなりません。

 設備計画の収益力の大きさを見出すことは、各設備計画の資本利益率を計
算することによって可能となります。その資本利益率の計算については、従
来から、二つのまったく違った方法が発展してきました。

 一つは財務表法とか会計的方法といわれるものであり、他は現金流入額割
引法です。

 財務表法には、
●回収期間法
会計資本利益法
等が属します。

 現金流入額割引法には、
●内部利益率法
正味現在価値
等が属します。

 理論的には、後者の現金流入額割引法が、優れた評価尺度といえます。
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◆製品価格の引き下げ……11.0%
 今回は、第7位の価格の引き下げについて解説します。

 競争の形態を、手段で区分すれば、価格を主な競争手段とする価格競争と、
価格以外の手段を主な競争手段とする非価格競争とがあります。

 マーケティングにおいては、非価格競争を是としています。価格競争は、
企業に無秩序な競争を強い、長期的な政策を軽視すると共に、消費者に対し
て価格以外の便益についての満足感を与ええなくなります。

 これに対して非価格競争は、マーケティング・ミックスにおいて自社の特
異性を実施するもので、主な手段としては、製品の機能、付帯するサービス、
デザインなどが挙げられます。

 しかし、価格的な競争状況が強まってきた時は、なぜそうなったかかの理
由を明白に掴む必要があります。そして、次のような点を考慮して慎重な処
置を取ることが必要です。

 まず、価格引下げの余地がどこまであるか、現在のコストと予想コストに
ついて推測してみます。そして、どこまで引き下げに対抗していけるかの計
算を行います。

 さらに、価格以外のものも考慮して引き下げの幅を最低に押さえられない
かを考えてみます。
●価格を引き下げた場合、購入量が増えるか
●価格を引き下げたばあい、関連製品が売れるか
●他の製品とセットすることによって製品の価格が分からないようにする
●他のサービス・納期で有利性を持つ

 ところで、主力製品の価格を引き下げようとする場合は、それによって下
記の点が達成できれば引き下げを考えてもよいでしよう。満足できなければ
引き下げを行うべきではありません。
●市場占拠率が向上を狙う
●操業度の維持・向上をはかる
●同業者を追い落とす
●新規参入者の参入障害をつくる
 
 安易な価格引下げは、最悪の場合、企業の命取りになることを常に念頭に
おいて行っていかないと軽率とのそしりを免れないことになります。
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◆編集後記
 毎日、病院へ往復する往復のバスの中で、いろいろな人と知り合いました
が。それぞれの方がそれぞれの悩みを抱えていることが分かってきました。

 そういう悩みを聞いた時に、今までは、「大変だろうな」と分かったつも
りでしたが、その大変さが本当に分かっていませんでした。

 それは、頭で分かっていたのであって、身体で分かっていなかったのです。
心の痛みが伴わない頭での理解では、本当にその人の言っていることが分か
らないのではないかと思います。

妻が倒れた以後は、身体で分かるようになりました。その人の話が頭に響
くより心臓に響くようになりました。それから軽々しい慰めの言葉が出なく
なりました。

 介護している人の「つらい」と言った一言が、どれだけつらいか、理解で
きるようになりました。ただ、黙って、その人の顔を見てうなずいているだ
けなのに、その人は「また、頑張ります」と言って去っていくのです。

 かって、自動車王と言われたヘンリー・フォードは、
 「もし、成功の秘訣があるとすれば、それは他人の立場を理解できる能力
ということになる。すなわち、自分の立場からものを見るより、他人の立場
に立って、ものを考えることのできる能力である」
と言っています。

最近は、学校でも家庭でも、頭や理屈で教える教育が大半です。身体の痛み、
心の痛みを伴わない、頭脳による駆け引きや計算に終始していては、人は動
かないし成功はしないのではないでしようか。
─────────────────────────────────
■舘 義之のポジション
 人事・IE・VE・マーケティングコンサルタント
 人事・IE、VE・マーケティングの3輪で企業体質改善の仕組みを構築
して、厳しい経営環境の中で勝ち残っていく会社にすることを第一に支援し
ます。
舘 義之への問い合わせstudy@agate.plala.or.jp
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