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「正解主義・効率志向」 から 「納得主義・学習志向」へ

総務の森』コラムをご覧のみなさま


こんにちは! 合同会社5W1Hの高野潤一郎と申します。

プロフィールとバックナンバーは、こちらからご覧いただけます。
http://www.soumunomori.com/profile/uid-97755/


本コラムでは、弊社配信の無料ニューズレター第150号(2013年11
月28日配信)で公開した記事の一部をシェア差し上げます。
今回のタイトルに興味をお持ちいただけた方は、是非、お役立てく
ださい。

<以下、抜粋記事となります。その旨、予めご了承くださいませ。
 なお、システム上、本コラムでご紹介できない『図表』などを含
 めた『全文』は、後述のリンク先より、無料で、何の登録手続き
 もなく、ご覧いただけますので、ご安心ください。>

============================================================

(前略)

先日実施した研修で、「フレームワーク質問力(R)」が真価を発揮
する例として、「相手が既に持っている答えや本音を引き出すだけ
ではなく、相手自身が思ってもみなかった極上の解や本心を、質問
者と協働して導き出し、関係者が納得できる形に整える」場面を目
の当たりにした方から、次のような言葉を頂戴しました。

------------------------------------------------------------
「質問力」を発揮するというのは、相手(敵)と自分(味方)の闘
いにおいて、いかに自分に有利な情報を引き出すか、相手を誘導す
るかというイメージしか持っていなかった。

ところが今回の研修を通して、「フレームワーク質問力(R)」とい
うものが、事前に誰も持っていなかった解・ロジカル・シンキング
だけに頼っていては出て来ない解を、協働して創り上げていくプロ
セスに役立てることができるということを知り、良い意味で驚いた。
我々、管理職だけでなく、是非、若手にも身につけさせたいものだ。
------------------------------------------------------------

今回は、この辺りの話をご紹介しようと思います。 
ご興味をお持ちの方は、どうぞ読み進めてください♪


■「正解主義」から「納得主義」へ

図表1:「正解主義」から「納得主義」へ

これまでニューズレターでいろいろと書いてきているので、図表1
については、「『唯一絶対解』のない時代だから、『納得解』を関
係者と共に創り上げていくのが大切!」(…情報収集程度で止まら
ず、視点変更・適切な課題設定を誘発する「質問力」が大切!)と
だけお伝えし、話を先に進めようと思います。

(中略)

個別にはさまざまな特殊事情があるとしても、大局的には図表1の
ような潮流があり、個人・単一の組織や部門では生み出せない高い
価値・これまでになかった価値を生み出し続けること、「さまざま
な考え方・専門分野の人間が学び合い、協働して、イノベーション
を生み出していく」こと、異なる強み・弱みを持った関係者が「相
補的・互恵的な相互依存関係を築いて協調する」ことが、以前に増
して求められるようになってきているのは確かではないでしょうか。

私は、「異分野の専門用語や概念といった障壁を乗り越え、部門の
壁・役割や見解の相違を踏まえて交渉し、関係者がそれぞれの立場
から納得できるような解決策を見い出せるまで、丁寧なコミュニケ
ーションを重ねることが極めて重要になってきている」という理解
の仕方をしています。
あなたはどんなイメージをお持ちでしょうか?

(中略)


■静的チームと動的チーム、効率志向と学習志向

さて、前段で紹介したような潮流を踏まえると、「協創力」や「組
織としての学習能力」を高めるための、チーム(team;部門、部署)
やチームワーク(teamwork)の在り方にも変化の兆しがあるように
思えてきます。

図表2:静的なチームと動的なチーム

私が知る範囲で言えば、研究開発,デザイン,医療、IT、教育、
コンサルティングなどをはじめとした「知識集約型産業」と呼ばれ
る業界での仕事で、「動的チーム」を形成して働く比率が増えてき
ているように感じています。 みなさんの仕事環境における働き方
は変わってきているでしょうか?

数ヶ月程度ずっと一緒に過ごすことも多い「静的チーム」の場合と
異なり、一週間程度以下の短期プロジェクトや数時間だけ仕事を共
にすることも少なくない「動的チーム」で、「個客独自のニーズや
ウォンツを満たせるよう、複雑にカスタマイズされた製品やサービ
スを提供する」など、優れた成果を挙げるにはどうすればよいので
しょう?

長々と身の上話をし合ったりして互いの親密さを高める時間的余裕
がない中で、動的チームでアイディアを出し合い、共有し、蓄積し、
組み合わせ、さらに専門知識や技術などとも絡めて、高い付加価値
の創造・提供につなげなければならないのではないでしょうか? 

また、こういったプロセスを円滑に進めるために、普段から「心理
的に安全な仕事環境」が実現されるよう、「組織文化の醸成」に努
めておくことが求められるのではないでしょうか?

前半部分については、ニューズレター第144号の中で、「コミュニ
ケーション相手との関係性や場を大切にしながらも核心を突く質問
を繰り出し、目的達成や問題解決に向けて、スピーディーに仮説を
立てる(想像力を発揮して構想する)」という事柄について書いて
いたので、そちらをご確認ください。

後半部分については、図表1を見直してみてください。 

例えば、「リーダーが答えを提供する」という「効率志向の業務遂
行」が当たり前の職場で、「正解や効率を求めることが大切」とい
うメッセージを上司や同僚の言動・職場の雰囲氣などから受け取っ
た人物は、絶対確実な情報でなければ伝達しようとしなくなり、柔
軟な発想に基づくアイディアや質問を発しなくなります。

すなわち、「効率主義で正解を求める組織文化」のままでいると
「新領域・融合領域における迅速な組織学習が妨げられる」ことに
なります。

もし、「イノベーションを起こすことが決定的に重要であり、その
プロセスに伴う判断上の誤り(mistake)や能力不足による失敗
(failure)などを避けることはできない」のであれば、「リーダ
ーは方向性を定める(組織にとっての優先順位を明らかにする)」
だけで答えを与えず、「失敗から学ぶ」ことを奨励するという「学
習志向の業務遂行」環境・姿勢を育むことが、組織にとって必須の
取り組みとなります。

…もちろん、規準・規範からの逸脱など、正しくやれたはずなのに
 生じる間違い(error)については、最小限に止めることが求め
 られます。

図表3:「学習志向の業務遂行」の基盤

この辺りの話についてきちんと解説しようとすると、第6期「変化
促進研究会」での議論に基づき、図表3の詳細についてしっかりと
書かなければならなくなるのですが、ずいぶん長文になってしまう
ため本記事での紹介は控えさせていただきます。

ただ、これまでにも参考情報をご紹介してきておりますので、興味
をお持ちの方は、是非、第128号で「『発見的過程』を自力で進め
ることができる人財、育てていますか?」、第141号で「質問し合
うことを奨励する文化」といった内容をご参照ください。

さて今回は、ビジネスの世界において「多様な世界観の下、納得主
義に基づいて協創」(…個客レベルで顧客を深く理解して、高付加
価値の提供を追求)するという傾向が強まっているという認識の下、
「正解主義」から「納得主義」へ、「効率志向」から「学習志向」
へという対応が大切になってきているのではないかという話を紹介
して参りました。 

冒頭でご紹介した研修参加者の感想・ご意見は、「フレームワーク
質問力(R)」の内容が情報収集に止まらず、「学習志向・納得主義
での協創を重視する」姿勢であることに氣づかれた方からしばしば
頂戴するものです。

これまで、あまりこういった側面から「フレームワーク質問力(R)」
について紹介してきておりませんでしたが、あなたはどんな印象を
お持ちになり、何をお考えになるでしょうか?

(後略)
============================================================


冒頭でご案内差し上げましたように、本記事の『全文』は、下記
よりご覧いただけます。上記抜粋記事をご覧になった上で、詳細
についてお知りになりたい方は、是非ご活用くださいませ。


●ニューズレター第150号
「正解主義」から「納得主義」へ…
「効率志向」から「学習志向」へ…
 → http://5w1h.hatenablog.jp/entry/150(ブログ版)
 → http://www.5w1h.co.jp/newsletter/no150.pdf(PDF版)
============================================================
出典を明記していただき、『著作権法』で認められる『引用』の
範囲を超えなければ、許可なしで部分引用可能です。
また、内容を改変せず、元のままの形(あるいは上記リンク先)
であれば、お知り合いなどに転送していただいて構いません。
============================================================


以上、何か少しでも、『総務の森』コラムをご覧のみなさまの
お役に立てることがあれば幸いです。

お忙しいところ、目を通していただき、ありがとうございました!

               高野潤一郎@合同会社5W1H


P.S.1
4月スタートの次期「変化促進研究会」
http://www.5w1h.co.jp/community/CLV.html 
の参加者募集を開始いたしました!

下記の2冊をテキストに使用します。

●Spy the Lie:
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●Conversational Intelligence:
 How Great Leaders Build Trust and Get Extraordinary
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 2014年4月26日(土)スタート
 http://www.5w1h.co.jp/coaching/CLP.html


P.S.3
もし『図表』を用いた解説も多い弊社発信情報にご興味をお持ち
いただけたようでしたら、下記もご覧になってみてください。

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 「自律共栄の納得人世」の実現に向け、
 「人財と組織の育成を支援」する 合同会社5W1H

         代表 高野 潤一郎 [ 博士(先端科学技術) ]

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