★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」
<第460回>[(第20話)「“はかる”から健康総合企業へ進化したタニタ!」]
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今話題の「会社を救う
コンピテンシー」とは何かと
コンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】2008年36歳で社長に就任して!
【3】2011年レストラン事業への参入を決断!
【4】食品メーカーからオファー続々、コラボ展開!
【5】編集後記
===========================
社員食堂から生まれたレシピ本が532万部の大ヒットとなった。レシピ本の世界では
30万部売れればヒットだと言うからどれほどすごいかが分かるだろう。
タニタの社員食堂では日替わり定食全てが500キロカロリーと言う低カロリーが売り
だ。ニンニクやコショウで味付けし、塩分を大幅に削減しているがどれも旨いと評判
だ。野菜などは少し硬めにゆでるから歯ごたえがあり、満腹感を味わえる。このレ
シピを編み出したのが荻野菜々子氏(33歳)だ。荻野氏をモデルにした映画も作ら
れ、女優の優香さんが荻野氏役を演じたとか。
タニタは健康を測定する計測器メーカーである。例えばヘルスメーターは乗るだけで
計測できる体脂肪計(商品名:体組成型)として世界で初めて開発に成功したことで
有名だ。味噌汁などの塩分を瞬時に測定できる塩分濃度計、二の腕にタッチするだけ
で皮下脂肪の厚みを測定する皮下脂肪計、万歩計など約90種類の測定器を生産販売し
ている。
例えば万歩計も今はかなり進化しており、ただ歩数を測定するだけではなく、消費カ
ロリー、脂肪燃焼量も測定でき、瞬時に自分のスマホにデータを移行できる優れもの
だ。
今回は「レストラン事業で第二創業を興した健康測定器メーカーのタニタ」を採り挙
げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
「新しいことにハンドルを切るなら目いっぱい切れ」を心に刻み、「ニッポン健康化
計画」に挑戦しています。
谷田千里
***********************************************************************
【2】2008年36歳で社長に就任して!
三代目社長の谷田千里氏は父とそりが合わなかった。「オレが食わしてやっているん
だから言うことを聞け」と言われ続け頭にきていた。早く手に職をつけてこの人には
会いたくないと思った。
高校卒業後調理師学校に入り、調理師の免許を取得して料理人になった。だが腰を悪
くして辞め、大学に入りなおしてコンサルタント会社に入った。多くの企業の経営者
と接する中でふと気付いた。父親としてみると腹が立つが社長としてみると立派な経
営者であることに気付いたのだ。後を継ぐ気になり、29歳になった1998年にタニタに
入社し、36歳になる2008年に社長に就任した。
社長に就任した頃は売上が足踏み状態だった。体脂肪計の
特許が切れて他社が続々参
入してきた。何か新しい事業を興さなければならない状況下にあったのである。
当時の社内食堂は、極ありふれた食堂で胃袋を満たすだけのプアな食事だった。健康
関連の測定器を生産販売している会社でありながら、社員の健康にあまりにも感心が
なさ過ぎることに気付いた。社員食堂の充実と言う課題が見つかったのである。
管理栄養士荻野菜々子氏の存在は大きかった。ただ健康を指導する食事から500キロカ
ロリー定食と言う明確な基準を決め、「薄味なのに美味しく、歯ごたえがあり」と言
う厳しい条件に挑んだのである。その結果肥満の社員が減り、
医療費削減にも効果を
発揮したのである。マスコミにも採り挙げられ、タニタの社員食堂はたちまち有名に
なっていった。
出版社からの誘いもあり、レシピ本を出版することにした。会社の宣伝になればと思
い、引き受けた。まさか532万部も売れるとは・・・。
【3】2011年レストラン事業への参入を決断!
レシピ本を出したところ会社にはひっきりなしに電話が掛かってくるようになった。
「あのレシピ本の料理はどこに行けば食べられるんですか」と。「すみません、弊社
の社内食堂だけなんです」と恐縮しながら答えた。
中には会社に乗り込んでくるご婦人達までいて「あのレシピ本の定食はこちらで戴け
るんですよね」と。この反響には本当に参ってしまった。
2011年、タニタは一部社内の反対もあったが、レストラン事業を展開することを記者
発表し、丸の内に一号店を出した。3年になるが今ももちろん盛況で行列ができる。
現在6店舗を運営している。
多くのプロの料理人たちから「是非タニタのレシピを提供したい」と言う熱望があり、
講習会を開催して合格した人に免許皆伝を与える制度も確立した。講習は10日間で費
用は58万円だ。講師はもちろん荻野菜々子が努める。例えばさいたま市のホテルブリ
ランテ武蔵野では900円でタニタの日替わり定食を食べることができる。こちらも連
日行列だ
【4】食品メーカーからオファー続々、コラボ展開!
食品メーカーからも次々オファーがきている。例えばいなげや川崎登戸店では鶏肉料
理のたれが売られている。スーパーではタニタ食堂で使用している金芽米が売られて
いる。ローソンでは生クリームの変わりに牛乳を使用し、カロリーを押さえたデザー
ト(パンダコッタ)が売られている。現在10企業とコラボし36品種が商品化されてい
る。
【5】編集後記
タニタの
売上高は146億円ほどだ。「食」に関する事業はまだ売上の10%弱である。
だがこれが1:1ぐらいの比率になる日も近いのではないか。
三代目谷田千里氏は「メーカーがサービス業をやるのもいいのではないか」とおっし
ゃる。正にその通りで、第二創業が企業存続のカギを握っているのだ。
今回の記事は報道番組「テレビ東京のカンブリア宮殿」も参考にさせて頂いた。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちします。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
http://www.ss-net.com
***********************************************************************
ブログにも興味深い記事を掲載しています。こちらをクリック!
⇒
http://blog.livedoor.jp/shimo1873/
⇒
http://blog.goo.ne.jp/saiaiconsul/
***********************************************************************
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」
<第460回>[(第20話)「“はかる”から健康総合企業へ進化したタニタ!」]
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。
===========================
今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】2008年36歳で社長に就任して!
【3】2011年レストラン事業への参入を決断!
【4】食品メーカーからオファー続々、コラボ展開!
【5】編集後記
===========================
社員食堂から生まれたレシピ本が532万部の大ヒットとなった。レシピ本の世界では
30万部売れればヒットだと言うからどれほどすごいかが分かるだろう。
タニタの社員食堂では日替わり定食全てが500キロカロリーと言う低カロリーが売り
だ。ニンニクやコショウで味付けし、塩分を大幅に削減しているがどれも旨いと評判
だ。野菜などは少し硬めにゆでるから歯ごたえがあり、満腹感を味わえる。このレ
シピを編み出したのが荻野菜々子氏(33歳)だ。荻野氏をモデルにした映画も作ら
れ、女優の優香さんが荻野氏役を演じたとか。
タニタは健康を測定する計測器メーカーである。例えばヘルスメーターは乗るだけで
計測できる体脂肪計(商品名:体組成型)として世界で初めて開発に成功したことで
有名だ。味噌汁などの塩分を瞬時に測定できる塩分濃度計、二の腕にタッチするだけ
で皮下脂肪の厚みを測定する皮下脂肪計、万歩計など約90種類の測定器を生産販売し
ている。
例えば万歩計も今はかなり進化しており、ただ歩数を測定するだけではなく、消費カ
ロリー、脂肪燃焼量も測定でき、瞬時に自分のスマホにデータを移行できる優れもの
だ。
今回は「レストラン事業で第二創業を興した健康測定器メーカーのタニタ」を採り挙
げる。
【1】心に刻んでおきたい言葉
***********************************************************************
「新しいことにハンドルを切るなら目いっぱい切れ」を心に刻み、「ニッポン健康化
計画」に挑戦しています。
谷田千里
***********************************************************************
【2】2008年36歳で社長に就任して!
三代目社長の谷田千里氏は父とそりが合わなかった。「オレが食わしてやっているん
だから言うことを聞け」と言われ続け頭にきていた。早く手に職をつけてこの人には
会いたくないと思った。
高校卒業後調理師学校に入り、調理師の免許を取得して料理人になった。だが腰を悪
くして辞め、大学に入りなおしてコンサルタント会社に入った。多くの企業の経営者
と接する中でふと気付いた。父親としてみると腹が立つが社長としてみると立派な経
営者であることに気付いたのだ。後を継ぐ気になり、29歳になった1998年にタニタに
入社し、36歳になる2008年に社長に就任した。
社長に就任した頃は売上が足踏み状態だった。体脂肪計の特許が切れて他社が続々参
入してきた。何か新しい事業を興さなければならない状況下にあったのである。
当時の社内食堂は、極ありふれた食堂で胃袋を満たすだけのプアな食事だった。健康
関連の測定器を生産販売している会社でありながら、社員の健康にあまりにも感心が
なさ過ぎることに気付いた。社員食堂の充実と言う課題が見つかったのである。
管理栄養士荻野菜々子氏の存在は大きかった。ただ健康を指導する食事から500キロカ
ロリー定食と言う明確な基準を決め、「薄味なのに美味しく、歯ごたえがあり」と言
う厳しい条件に挑んだのである。その結果肥満の社員が減り、医療費削減にも効果を
発揮したのである。マスコミにも採り挙げられ、タニタの社員食堂はたちまち有名に
なっていった。
出版社からの誘いもあり、レシピ本を出版することにした。会社の宣伝になればと思
い、引き受けた。まさか532万部も売れるとは・・・。
【3】2011年レストラン事業への参入を決断!
レシピ本を出したところ会社にはひっきりなしに電話が掛かってくるようになった。
「あのレシピ本の料理はどこに行けば食べられるんですか」と。「すみません、弊社
の社内食堂だけなんです」と恐縮しながら答えた。
中には会社に乗り込んでくるご婦人達までいて「あのレシピ本の定食はこちらで戴け
るんですよね」と。この反響には本当に参ってしまった。
2011年、タニタは一部社内の反対もあったが、レストラン事業を展開することを記者
発表し、丸の内に一号店を出した。3年になるが今ももちろん盛況で行列ができる。
現在6店舗を運営している。
多くのプロの料理人たちから「是非タニタのレシピを提供したい」と言う熱望があり、
講習会を開催して合格した人に免許皆伝を与える制度も確立した。講習は10日間で費
用は58万円だ。講師はもちろん荻野菜々子が努める。例えばさいたま市のホテルブリ
ランテ武蔵野では900円でタニタの日替わり定食を食べることができる。こちらも連
日行列だ
【4】食品メーカーからオファー続々、コラボ展開!
食品メーカーからも次々オファーがきている。例えばいなげや川崎登戸店では鶏肉料
理のたれが売られている。スーパーではタニタ食堂で使用している金芽米が売られて
いる。ローソンでは生クリームの変わりに牛乳を使用し、カロリーを押さえたデザー
ト(パンダコッタ)が売られている。現在10企業とコラボし36品種が商品化されてい
る。
【5】編集後記
タニタの売上高は146億円ほどだ。「食」に関する事業はまだ売上の10%弱である。
だがこれが1:1ぐらいの比率になる日も近いのではないか。
三代目谷田千里氏は「メーカーがサービス業をやるのもいいのではないか」とおっし
ゃる。正にその通りで、第二創業が企業存続のカギを握っているのだ。
今回の記事は報道番組「テレビ東京のカンブリア宮殿」も参考にさせて頂いた。
=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=
第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちします。
コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒
3223898301@jcom.home.ne.jp
次回に続く。
***********************************************************************
発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから
3223898301@jcom.home.ne.jp
彩愛コンサルピアのHPは、
こちらから
http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/
(協)さいたま総合研究所のHPはこちらから
http://www.ss-net.com
***********************************************************************
ブログにも興味深い記事を掲載しています。こちらをクリック!
⇒
http://blog.livedoor.jp/shimo1873/
⇒
http://blog.goo.ne.jp/saiaiconsul/
***********************************************************************