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有名人のお別れの会にみる、最近の社葬の傾向

皆さんこんにちは。
鎌倉新書の小林憲行です。

第一回目のコラムとなる今回、年末ということもありますので、2018年を振り返って、最近の有名人のお別れの会の傾向について、書きたいと思います。

さて、私たち鎌倉新書ではこれまで、著名な芸術家、芸能人、作家、政治家など数々のお別れの会を取材してきました。
取材する中で見えてきた特徴を簡単にまとめると、お別れの会とは言え、「明るくて楽しい」ということです。

祭壇はあざやかな彩の生花祭壇が多いです。
花だけでなく、故人の作品やトロフィー、愛用品も祭壇の一部に飾られていることもあります。そのデザインに込められた思いなど、お話を伺うと「なるほど」と感動します。

また、愛用の品々が並ぶメモリアルコーナー。在りし日のお写真を壁一面に展示したり、TV番組のセットを組んだり、(故人が)大好きだったお料理を出したり。集まった方々をおもてなしする、さまざまな工夫も凝らされています。

ただ、最近ふと、感じているのが、弔事や挨拶が変わったかな?ということです。

大きな悲しみの中でも、故人の愉快なエピソードが披露されることが増えているように感じます。会場も明るい笑いに包まれた、温かい雰囲気になります。

その語り方も、故人の口調を真似たり、厳粛な場だからと固くなるのではなく、弔辞を読む方も、その人らしさを前面に出して語る。そんな増えているのではないでしょうか?

先日取材に伺ったお別れの会では、弔辞や喪主の挨拶の時、笑いだけでなく、大きな拍手も起こりました(式の冒頭、司会者が「拍手ありです」と断っていましたが、まさに拍手の渦でした)。

こうした傾向は何も有名人のお別れの会だけに限りません。
企業の経営者のお別れの会や、業界をけん引してきた方のご葬儀などでも、同じような現象が起きているように感じます。

祭壇やメモリアルコーナーはもちろんですが、語られる「言葉」が、形式ばらないというか。より明るく、より自由になっている。
そんな印象を受けています。


有名人のお別れ会について、詳しく読みたい方はこちらをごらんください。
>>平成30年(2018年)に亡くなった 芸能人・有名人・著名人のお葬式・お別れの会を総まとめ
https://www.e-sogi.com/guide/16518/

もしもの時のそなえに、社葬・お別れ会をわかりやすく解説
>>担当者の負担軽減!社葬・お別れ会のすべて
https://www.e-sogi.com/feature/syasoh/

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