━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007/03/19(第176号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】
■□ 財務アプローチで儲かる会社を作る
■□
http://www.tm-tax.com/mm-k.htm 購読者数 5,585名
■■
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おはようございます。
税理士の北岡修一です。
ようやく年間最大の繁忙期である
確定申告が終わりました。
できるだけ早く終わらせたいのですが、いつもギリギリになって
しまいますね。
ノンビリしていて、期限が近づくまでなかなか資料を出さない人、
不足資料がなかなか揃わない人・・・そういう方がいつもギリギリに
なってしまうのですね。
まあ、大体常連の方が多いのですが...
今年は、収入が増えた方が多かったです。
少しは景気が良くなっている証拠でしょうか?
おかげでいつも還付なのが、納付になったり、納付税額がいつもより
多かったり、収入が多いのは良いのですが、納税額をお伝えすると、
皆、ガッカリしますね。
源泉徴収がされていない収入だったり、何箇所からも給与がある場合
などは、どうしても源泉徴収が不足してしまうことが、多いです。
源泉徴収されていても、多少でも還付があると嬉しいと思いますが、
同じ位の収入であっても、源泉が少なくて納付になると、すごく
税金の重みを感じてしまうのですね。
毎月の手取りが減ってしまうのは、多少残念ですが、
確定申告で
大きく税金が不足(納付)するよりは、いいのかなと思います。
今年は、特にそんな印象を持ちました。
(実は、一番ガックリしていたのは、自分だったりしています...)
ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう!
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■□ 中小企業でも内部けん制を
■■
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●上場を目指す会社であれば、まずは社内の体制整備として、内部けん制
の仕組みを入れます。
たとえば、お金の出し入れを行なう人と、その出金の伝票を書く人は、
別な人がやる、決して1人ですべてを行なえるようにはしない、
ということです。
これはお金を動かす場合だけではなく、商品の入荷や
出庫など、様々な
動きについて、複数の人がからんで、相互に確認できるようにするわけ
です。
これにより、事前に間違いをなくすとともに、不正が起こらない信頼
できる組織を作っていくわけです。
●この内部けん制は、人は信用できないものだから、決まりを作って、
不正を監視する...というような性悪説から来ているように思われ
がちです。
したがって、
会計監査などのない中小企業では、ギスギスするような
ことはなかなか導入しないのですね。
社長は、「うちの経理は信頼できるから大丈夫。」とか、
「面倒だし、あまり口を出すのはいい気がしないだろう...」
などでやらないし、
経理の方は、「いちいちチェックするなんて、信用してくれてないの?」
などと思ってしまうでしょうね。
ということで、ほとんどの中小企業・小規模企業では、内部けん制は
やっていないと思います。
●では、この内部けん制というのは、どういう意味があるのでしょうか?
実はこれは、経理の人を疑っているのではなく、むしろ責任を免除、
回避してあげることなのです。
責任がないことを証明してあげる、優しいシステムなのです。
どいうことかと言うと、
たとえば、毎日の
現金残高を確認する場合、
経理の人がお金を数えて、経理部長が確認をする、帳簿の残と金庫の残
が合っていれば、部長が確
認印を押します。
これにより、経理担当者の責任はそこで、完了です。
経理部長が、合っている、間違いない、と確認したのですから、
その後の責任は、経理部長に移ったことになります。
その後に、何か間違いがあったとしても、それは経理部長の責任に
なるのですね。
●内部けん制とは、そういうような意味があるのです。
担当者1人の責任にはしないよ、ということなのですね。
これを理解できれば、内部けん制は中小企業でも、監査がなくても
是非、やっておくべきですね。
その意味で内部けん制は、経理の人をはじめとして、会社の社員を
守る、罪を作らせない、優しいシステムである、ということなのです。
━━【無料セミナーのご案内】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
下記のとおり、セミナーを行ないますので、ご興味のある方、
資産管理
で悩まれている方、是非、ご参加ください。
なお、今回はOBCさんとの共催となるため、無料にしました!(北岡)
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★★★
減価償却対応セミナー ★★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
~ 平成19年税制改正、こんなに変わる償却制度! ~
平成19年度税制改正の目玉である、
減価償却制度の大幅変更!!
95%償却が100%償却となるとともに、250%
定率法の導入、
定率法から一定時点での
定額法への切替え、既存
資産の5年間均等償却...
など、償却計算は複雑化します。
改正内容を正しく把握するとともに、これからは「システムをいかに
活用するか」が重要になってきます。
そこで、OBCさんに協力をいただき、「償却奉行」の体験セミナーと
合わせて、下記セミナーを開催することになりました。
減価償却に関する制度(特別償却や
少額資産なども)のおさらいも含めて
やりますので、是非、皆様ご参加ください。
『第1部』 改正および
減価償却制度全般
◆講師:
税理士 北岡 修一
『第2部』
固定資産管理システム「償却奉行」体験セミナー
◆講師: OBCインストラクター
●日 時: 4月25日 (水) 15:00~17:00(受付14:30~)
●場 所: オービックビジネスコンサルタント(OBC)セミナールーム
新宿区西新宿6-8-1 住友不動産新宿オークタワー32F
丸の内線「西新宿」駅 徒歩3分
→
http://www.obc.co.jp/corporate/jigyousho.html
●参加費: 無料
※お申し込みは、こちらから →
http://www.tm-tax.com/seminor1/topics.cgi
※お問い合わせは、こちらまで(担当:秋山) →
info@tmcg.co.jp
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下記2行コピーしてお使いください。
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⇒
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■当社&本メルマガのミッション
●『真の
会計』を追求することにより、中小企業の成長・発展に貢献する
◆「
会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
財務・
会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
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【 発行 】東京メトロポリタン
税理士法人 http://www.tm-tax.com/
【 編集 】
税理士 北岡修一
kitaoka@tmcg.co.jp
【 住所 】東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4F
【 TEL 】03-3345-8991 【 FAX 】03-3345-8992
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<編集後記>
昨日は、大学の後輩が入っている合唱団の発表会に行ってきました。
同好会か何かの発表なのかなと思っていたら、何と1,300人入るホールが
満員になる程の集客力に、ビックリしました。
内容もとてもレベルが高くて、合唱あり、ソロあり、踊りあり、と
とても楽しませていただきました。
たまには、こういうものを聞きにいくのもいいですね。
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ようやく年間最大の繁忙期である確定申告が終わりました。
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多かったり、収入が多いのは良いのですが、納税額をお伝えすると、
皆、ガッカリしますね。
源泉徴収がされていない収入だったり、何箇所からも給与がある場合
などは、どうしても源泉徴収が不足してしまうことが、多いです。
源泉徴収されていても、多少でも還付があると嬉しいと思いますが、
同じ位の収入であっても、源泉が少なくて納付になると、すごく
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■□ 中小企業でも内部けん制を
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の仕組みを入れます。
たとえば、お金の出し入れを行なう人と、その出金の伝票を書く人は、
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ということです。
これはお金を動かす場合だけではなく、商品の入荷や出庫など、様々な
動きについて、複数の人がからんで、相互に確認できるようにするわけ
です。
これにより、事前に間違いをなくすとともに、不正が起こらない信頼
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経理の方は、「いちいちチェックするなんて、信用してくれてないの?」
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●では、この内部けん制というのは、どういう意味があるのでしょうか?
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★★★ 減価償却対応セミナー ★★★
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『第1部』 改正および減価償却制度全般
◆講師: 税理士 北岡 修一
『第2部』 固定資産管理システム「償却奉行」体験セミナー
◆講師: OBCインストラクター
●日 時: 4月25日 (水) 15:00~17:00(受付14:30~)
●場 所: オービックビジネスコンサルタント(OBC)セミナールーム
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●『真の会計』を追求することにより、中小企業の成長・発展に貢献する
◆「会計を良くすると、会社が良くなる!」
◆「数字を公開すると、会社が元氣になる!」
◆「税金を払わないと、内部留保が貯まらない!」
※これらのことを、中小企業社長に氣づいてもらい、より多くの中小企業
が、「強い会社」・「儲かる会社」・「継続する会社」になるために、
財務・会計を中心に誠心誠意支援していく。
※是非、当社のHPもご覧ください。→
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【 編集 】税理士 北岡修一
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<編集後記>
昨日は、大学の後輩が入っている合唱団の発表会に行ってきました。
同好会か何かの発表なのかなと思っていたら、何と1,300人入るホールが
満員になる程の集客力に、ビックリしました。
内容もとてもレベルが高くて、合唱あり、ソロあり、踊りあり、と
とても楽しませていただきました。
たまには、こういうものを聞きにいくのもいいですね。