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基礎年金番号の数字の意味を知っていますか?

皆さん、自分の基礎年金番号を覚えていますか? おそらく、ほとんどの人が覚えていないでしょう。当然、私も覚えていません。しかし、「年金記録問題」のおかげで、社会保険庁から送られてきた「ねんきん特別便」によって、年金加入者の誰もが一度は基礎年金番号を目にしたのではないでしょうか?

基礎年金番号の数字の意味を知っていますか?

基礎年金番号は、「1234-567890」というように10桁の数字になっています。左から4桁までの数字「1234」の部分は、加入時の社会保険事務所の符号となっており、残りの6桁の「567890」は個人に与えられる番号となっています。それほど意味のある数字ではないので、覚える気にもならないでしょう。

労働保険社会保険の手続きをする上で、書類に番号が必要ですが、その番号には関連する行政機関を示す番号が含まれています。これらの番号を知っているからといって、やはり利点はありません。

身近にある番号で、誰もが目にしているもので役に立っている番号をご存知ですか?

それはバーコードとともに記載されている番号です。実際に役に立っているのはバーコード部分で、商品を購入したときにレジで読み取り、番号から商品名や価格などの情報を得ることができます。

一般に商品に使われているバーコードは、JANコードと呼ばれるもので、13桁または8桁の数字で構成されています。13桁の場合の例で言えば、先頭から国コード(2桁)、メーカーコード(5桁)、商品コード(5桁)、チェックデジット(1桁)で表示されています。さすがにこれも、人間には簡単に理解できる番号ではありません。

結局、番号は利用する側の立場では作られておらず、その番号を管理する側の都合で作られています。基礎年金番号もその一つです。

基礎年金番号を覚えることはまずないでしょうが、年金に関する情報をもっと加入者に公開すれば、国民は年金に関心を持つのではないでしょうか? 今までの納付額や支給時の年金額予想は誰でも欲しい情報です。



労務オフィスやまもと  http://roumu-office.jp 

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