◆◆
コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆
<第195回>
コンピテンシーをレビューする!
==■「
コンピテンシーを磨く目的!」■==
===================================
人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「
コンピテンシーをレビューする!」と題して基礎から分かりやすく解説
していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の
離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
===================================
<今回のメニュー>
=================================
【1】
コンピテンシーと心の知能指数!
【2】
コンピテンシーを磨く目的!
【3】できる人はできるなりの行動特性を持っている!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
=================================
1960年代半ば、アメリカの国務省は悩んでいた。難しい筆記試験と口答試
験に合格した選りすぐりの外交官たちを配属したはずなのに成果に大きな
差があるからだ。なぜこんなことになるのか内務省はハーバード大学のマ
クレランド教授に調査を依頼したのである。
あらゆる角度から調査した結果が報告された。それによれば成果に大きな
差をもたらしていたのはIQ(専門知識やスキル)というよりはむしろE
Q(心の知能指数)の差だったという結論が出たのである。
以来、多くの学者や企業が研究を重ねてきたがやはり成果に大きく貢献す
るのはEQであることが検証された。仕事には常に相手が付きまとう。相
手がこちらの意図するように動いてくれれば仕事はうまくいくが、そうで
なければ仕事は停滞するかうまくいかないというわけだ。
【1】
コンピテンシーと心の知能指数!
仕事だけでなく人生でも成功できるかどうかを決めるものはEQだ。人の
真の能力は専門知識やスキルなどのIQだけでは分からない。「自制」、
「熱意」、「忍耐」、「意欲」、その他多くのEQがものを言うのである。
心の知能指数であるEQの成果に対する貢献度は実に75%以上も占める
ことが証明してくれている。
いくら博学の人でも対人関係が苦手で、気働き、思いやり、自己コントロ
ールなどの感情知能の低い人は多い。このような人は部下、同僚、他部署
の人、取引先の人とうまくいくはずもなく、ましてやリーダーシップの発
揮など望むべくもない。
感情
コンピテンシーとは何かについて触れておこう。感情
コンピテンシー
は「個人的
コンピテンシー」と「社会的
コンピテンシー」の二つから成り
立っており、個人的
コンピテンシーがそこそこ磨かれなければ社会的コン
ピテンシーには到達できないのだ。
個人的
コンピテンシーは「自己統制」、「自己認識」、「
モチベーション」
から成り立っているからこれらの
コンピテンシーが磨かれていないと社会
的
コンピテンシーである「共感性」や「社会的スキル」には目が向かない
ということだろう。だから最初に自身の個人的
コンピテンシーのチェック
から入ることが大事になる。
社会的
コンピテンシーが磨かれてくれば相手からよい反応と共感を引き出
すことができる。そうなれば仕事は半分以上成功したに等しいのだ。
IQも重要な
コンピテンシーだが、
コンピテンシーの大きな領域をEQが
占めていると理解していただいて差し支えない。
【2】
コンピテンシーを磨く目的!
目的はたった一つ、「人材の能力、それも行動能力を向上させて人財にす
る。つまり仕事のできる人を生む」ということに尽きる。そのことにより
個人は仕事のできる人財になり、企業としては仕事のできる人の集団が形
成されて強い組織になれるというわけだ。
もう一度念を押すが「行動能力を改革して仕事のできる人財を生む」こと
が
コンピテンシーを磨く目的なのである。
バブル崩壊後多くの企業はこぞって
成果主義に舵を切って失敗した。個人
の成果も重視しなければならないことに異存はないが、個人の成果を偏重
しすぎてチームとして、組織として成果を生むことができにくい環境にな
った。上司も同僚もライバルになってしまい、情報やノウハウの共有化す
らできなくなったからである。
【3】できる人はできるなりの行動特性を持っている!
ベンチマークというキーワードがある。「最高に学ぶ」、「組織的に学ん
だことを生かしてカイゼンする」、「自分自身がベストになる」と解釈し
て欲しい。
高業績者の行動をつぶさに観察してみて欲しい。頭の使い方、時間の使い
方、行動特性など全てが仕事ができるなりのやり方をしているはずだ。そ
れをベンチマークして自分の行動に採り入れたらいい。
身の回りにお手本になる人がきっといるかもしれない。もし見当たらなけ
れば仮想仕事のできる人をイメージして見るのもいいだろう。
【4】今日のまとめ
1.
コンピテンシーを磨く目的はたった一つ、仕事のできる人財を産むこ
と。
2.
コンピテンシーは、専門知識やスキルなどのIQと心の知能指数と言
われるEQから構成されるが仕事の成果に貢献する度合いは圧倒的に
EQが高いこと。
3.人間は感情の動物と言われるが、感情
コンピテンシーは個人的なコン
ピテンシーと社会的
コンピテンシーから成り立っていて、個人的コン
ピテンシーを先に極めないと社会的
コンピテンシーには目が向きにく
いこと。
4.仕事のできる人は全ての点で仕事のできるなりの行動特性を持ってい
るからそれをベンチマークすることが大事であること。
【5】編集後記
仕事は
モチベーション如何で結果がまるで違ってくる。スポーツにおいて
もビジネスにおいても同じことである。
もちろん個人として
モチベーションを高めなければならないが組織として
社員の
モチベーションが高まるような手助け、施策、環境の整備が重要に
なるということだ。
次回に続く
次回は、「仕事のできる人、できない人!」を解説します。
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彩愛コンサルピア代表 下山明央
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==■「コンピテンシーを磨く目的!」■==
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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持
ち腐れとなり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
「コンピテンシーをレビューする!」と題して基礎から分かりやすく解説
していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営
トップ・管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す
学生さんにも是非ともお読みいただきたいと思います。
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<今回のメニュー>
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【1】コンピテンシーと心の知能指数!
【2】コンピテンシーを磨く目的!
【3】できる人はできるなりの行動特性を持っている!
【4】今日のまとめ
【5】編集後記
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1960年代半ば、アメリカの国務省は悩んでいた。難しい筆記試験と口答試
験に合格した選りすぐりの外交官たちを配属したはずなのに成果に大きな
差があるからだ。なぜこんなことになるのか内務省はハーバード大学のマ
クレランド教授に調査を依頼したのである。
あらゆる角度から調査した結果が報告された。それによれば成果に大きな
差をもたらしていたのはIQ(専門知識やスキル)というよりはむしろE
Q(心の知能指数)の差だったという結論が出たのである。
以来、多くの学者や企業が研究を重ねてきたがやはり成果に大きく貢献す
るのはEQであることが検証された。仕事には常に相手が付きまとう。相
手がこちらの意図するように動いてくれれば仕事はうまくいくが、そうで
なければ仕事は停滞するかうまくいかないというわけだ。
【1】コンピテンシーと心の知能指数!
仕事だけでなく人生でも成功できるかどうかを決めるものはEQだ。人の
真の能力は専門知識やスキルなどのIQだけでは分からない。「自制」、
「熱意」、「忍耐」、「意欲」、その他多くのEQがものを言うのである。
心の知能指数であるEQの成果に対する貢献度は実に75%以上も占める
ことが証明してくれている。
いくら博学の人でも対人関係が苦手で、気働き、思いやり、自己コントロ
ールなどの感情知能の低い人は多い。このような人は部下、同僚、他部署
の人、取引先の人とうまくいくはずもなく、ましてやリーダーシップの発
揮など望むべくもない。
感情コンピテンシーとは何かについて触れておこう。感情コンピテンシー
は「個人的コンピテンシー」と「社会的コンピテンシー」の二つから成り
立っており、個人的コンピテンシーがそこそこ磨かれなければ社会的コン
ピテンシーには到達できないのだ。
個人的コンピテンシーは「自己統制」、「自己認識」、「モチベーション」
から成り立っているからこれらのコンピテンシーが磨かれていないと社会
的コンピテンシーである「共感性」や「社会的スキル」には目が向かない
ということだろう。だから最初に自身の個人的コンピテンシーのチェック
から入ることが大事になる。
社会的コンピテンシーが磨かれてくれば相手からよい反応と共感を引き出
すことができる。そうなれば仕事は半分以上成功したに等しいのだ。
IQも重要なコンピテンシーだが、コンピテンシーの大きな領域をEQが
占めていると理解していただいて差し支えない。
【2】コンピテンシーを磨く目的!
目的はたった一つ、「人材の能力、それも行動能力を向上させて人財にす
る。つまり仕事のできる人を生む」ということに尽きる。そのことにより
個人は仕事のできる人財になり、企業としては仕事のできる人の集団が形
成されて強い組織になれるというわけだ。
もう一度念を押すが「行動能力を改革して仕事のできる人財を生む」こと
がコンピテンシーを磨く目的なのである。
バブル崩壊後多くの企業はこぞって成果主義に舵を切って失敗した。個人
の成果も重視しなければならないことに異存はないが、個人の成果を偏重
しすぎてチームとして、組織として成果を生むことができにくい環境にな
った。上司も同僚もライバルになってしまい、情報やノウハウの共有化す
らできなくなったからである。
【3】できる人はできるなりの行動特性を持っている!
ベンチマークというキーワードがある。「最高に学ぶ」、「組織的に学ん
だことを生かしてカイゼンする」、「自分自身がベストになる」と解釈し
て欲しい。
高業績者の行動をつぶさに観察してみて欲しい。頭の使い方、時間の使い
方、行動特性など全てが仕事ができるなりのやり方をしているはずだ。そ
れをベンチマークして自分の行動に採り入れたらいい。
身の回りにお手本になる人がきっといるかもしれない。もし見当たらなけ
れば仮想仕事のできる人をイメージして見るのもいいだろう。
【4】今日のまとめ
1.コンピテンシーを磨く目的はたった一つ、仕事のできる人財を産むこ
と。
2.コンピテンシーは、専門知識やスキルなどのIQと心の知能指数と言
われるEQから構成されるが仕事の成果に貢献する度合いは圧倒的に
EQが高いこと。
3.人間は感情の動物と言われるが、感情コンピテンシーは個人的なコン
ピテンシーと社会的コンピテンシーから成り立っていて、個人的コン
ピテンシーを先に極めないと社会的コンピテンシーには目が向きにく
いこと。
4.仕事のできる人は全ての点で仕事のできるなりの行動特性を持ってい
るからそれをベンチマークすることが大事であること。
【5】編集後記
仕事はモチベーション如何で結果がまるで違ってくる。スポーツにおいて
もビジネスにおいても同じことである。
もちろん個人としてモチベーションを高めなければならないが組織として
社員のモチベーションが高まるような手助け、施策、環境の整備が重要に
なるということだ。
次回に続く
次回は、「仕事のできる人、できない人!」を解説します。
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