相談の広場
弊社は派遣会社です。スタッフの中には外国人もいます。
加入条件を満たしたスタッフは社会保険・雇用保険の加入を行っていますが、スタッフより「何故加入しなければならないの?」と問合せがあり、「日本の法律で決まってるから。」と応えましたが、それ以外に理由ってあるのでしょうか?
「日本では保険の加入が義務付けられている。」だけでは納得いかないスタッフもいて、「じゃ、辞めれば!?」ってな対応もいかがなものかと思いながら・・・
なにか「これ!」っていう説明方法はありますか?「法律で決まっている!」以外にはないと思うのですが・・・
加入条件を満たさないように就業時間をシフトで調整したり、早退等で就業時間を短くさせても、納得がいかないようです。
よろしくお願いします。
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アルファード 様
アルファードさんのおっしゃるとおり、日本の法律で決められたことですから、日本国内で働く限り、遵守する義務があります。
イヤなら会社を辞めるか(それでも、健康保険の代わりに国民健康保険、厚生年金ではなく国民年金への加入義務はありますが)、社会保険加入要件を下回る勤務条件で就労するかです。
日本の法律を軽視し、やたらと高圧的な態度に出れば良いと思っている某隣国の人に対しても、例外ではありません。
>「日本では保険の加入が義務付けられている。」だけでは納得いかないスタッフもいて、「じゃ、辞めれば!?」ってな対応もいかがなものかと思いながら・・・
いいのではないですか? その対応で。日本の法律に従えないなら、帰国すれば良いでしょう。
だいたい日本人は外国人に対して優しすぎるから、舐められるのだと思います。
ただ、これだけで話を終らせてしまうのも気が引けるので、以下、少し補足します。
社会保険の意義には2通りあります。
ひとつは「世代間扶養」です。
「自分の老後の生活資金は、今のうち自分で貯金しておく」というのが民間の年金の思想です。
生命保険会社の個人年金などが、これに該当します。
対して、公的年金は「今の現役世代が、高齢者の年金をまかなう」という世代間扶養の思想に基づいています。
外国人については、若いうちに保険料を納めたのは良いけど、いざ老後を迎えときに受給権が無い場合に備えて、脱退一時金の制度があります。
また、年金の通算協定を締結している国もあります。
もうひとつ、文字どおり「保険」の意味があります。
「保険」というと病気になったときの健康保険を思いうかべ、「高い保険料を払うより治療費を全額払ったほうが良い」との考えの人もいるようですが、忘れがちなのが年金です。
「年金」というと老齢年金しか頭に無い人がいるようですが、万一、障害を負った際の障害年金や、配偶者が亡くなったときの遺族年金等、これらがあるのとないのとでは随分違います。
そのあたりのことも、説明されてはいかがでしょうか。
社保に加入していた外国人が帰国により脱退した場合、厚生年金からは脱退一時金が受取れます。こちらも、加入のメリットとして説明する材料になるかもしれません。
http://www.tosyakyo.or.jp/kouhou/shinpou/0903/p2.html
> 弊社は派遣会社です。スタッフの中には外国人もいます。
> 加入条件を満たしたスタッフは社会保険・雇用保険の加入を行っていますが、スタッフより「何故加入しなければならないの?」と問合せがあり、「日本の法律で決まってるから。」と応えましたが、それ以外に理由ってあるのでしょうか?
> 「日本では保険の加入が義務付けられている。」だけでは納得いかないスタッフもいて、「じゃ、辞めれば!?」ってな対応もいかがなものかと思いながら・・・
> なにか「これ!」っていう説明方法はありますか?「法律で決まっている!」以外にはないと思うのですが・・・
> 加入条件を満たさないように就業時間をシフトで調整したり、早退等で就業時間を短くさせても、納得がいかないようです。
> よろしくお願いします。
こんにちは。
派遣先企業として、きちんと社会保険に加入していない社員を派遣されても迷惑ですし、法律の改正で影響が及ぶこともあるのですよね。
日本の法律で決まっているということで理解できない人は辞めてもらう方が良いと思いますよ。その方の影響が御社に及ぶこともあるということを考える必要もあると思います。
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