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月次決算の棚卸計上について

著者 chopkick さん

最終更新日:2012年02月08日 16:12

いつも参考にさせていただいています。
過去に同じ質問があったら恐縮なのですが、教えてください。

その月仕入れたものが月内に納品できず在庫になった場合、月末に以下の処理をしています。

①商品/期末商品棚卸高 

そしてそれが翌月売れたら、売掛金/売上高 と一緒に②「期首商品棚卸高/商品」という仕訳をしてきました。

そうすると、どちらの商品棚卸高も消えずにどんどん膨れ上がる為、結局決算月に「期末商品棚卸高/期首商品棚卸高」の仕訳をして、正しい在庫高に調整しました。

「どんどん膨れ上がる」からには、私が月々行っている①②の仕訳は間違っていますよね?

売れたとき(本当は月末にやるもの?)は、期首商品棚卸高ではなく「期末商品棚卸高/商品」をするのが正解ですか?

期首商品棚卸高はどんな時につかう仕訳なのでしょうか。

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Re: 月次決算の棚卸計上について

著者tonさん

2012年02月08日 21:42

> いつも参考にさせていただいています。
> 過去に同じ質問があったら恐縮なのですが、教えてください。
>
> その月仕入れたものが月内に納品できず在庫になった場合、月末に以下の処理をしています。
>
> ①商品/期末商品棚卸高 
>
> そしてそれが翌月売れたら、売掛金/売上高 と一緒に②「期首商品棚卸高/商品」という仕訳をしてきました。
>
> そうすると、どちらの商品棚卸高も消えずにどんどん膨れ上がる為、結局決算月に「期末商品棚卸高/期首商品棚卸高」の仕訳をして、正しい在庫高に調整しました。
>
> 「どんどん膨れ上がる」からには、私が月々行っている①②の仕訳は間違っていますよね?
>
> 売れたとき(本当は月末にやるもの?)は、期首商品棚卸高ではなく「期末商品棚卸高/商品」をするのが正解ですか?
>
> 期首商品棚卸高はどんな時につかう仕訳なのでしょうか。

こんばんわ。
期首商品棚卸高は決算整理時か期明けの最初の月の1回のみ使用します。月次は期首ではありませんので期首在庫は使用しません。仕入れて在庫になった時に貸方に期首在庫を記載して翌月の売上時にその期首在庫を減額する仕訳を起票していませんので期首・期末が増加しているのではないでしょうか。月次の在庫処理は期末のみを使用している事が多いですがソフトによっては異なる事も有ります。在庫処理をソフトマニュアルでご確認ください。
とりあえず。

Re: 月次決算の棚卸計上について

chopkick さん
こんにちは
誤解されていらっしゃるご様子で、理解頂けるかと思いまして投稿させて頂きます。

 まづ、「棚卸し」とは実務でも字の如く、在庫品を積んである棚から全て出し、改めて、積みなおすときのことを言います。その動作を仕訳として記帳いたします。時折、駅ホームのキオスクで春に見かけるかも知れませんね。「決算棚卸の為、〇〇時~〇〇時閉店」とか。倉庫では決められた時間で止めて在庫品の点数を数えていると思います。

この一連の作業を仕訳しますと、
(1個原価(簿価)@100のものが帳簿上(在庫管理票等)10個あることになっている。しかし、棚卸を実施したところ9個であった。)

1.棚卸直前の仕訳(在庫品を帳簿上¥0にします。)
  棚卸商品 1,000 / 商品 1,000
  (この計上で商品勘定は¥0となります。)
2.結果が9個であった。(個数に帳簿価額を乗じて)
  商品 9,000 / 棚卸商品 9,000
  (商品は実在庫金額となり、そのまま次期へ繰り越されます。一方の棚卸商品は上記起票により¥1,000が残として残っています。)
3.この残った¥1,000の原因を追究し、損金で計上し、期末の棚卸勘定を0とします。

上述の棚卸商品を期末棚卸勘定に置き換え、商品への組み入れを他業務が締められた(決算締め)時に9,000の残として期末棚卸勘定として記載し、期首時に期末から期首への振替を起票、商品勘定を設定していれば、更に期首からその商品勘定へ振り替えてもよろしいです。

棚卸処理が始まりますと、それまでの活動(売上、仕入、入荷、出庫等)理論上、時間を止めているのが実情です。

尚、棚卸の際発生する差額は差損益で処理すると宜しいです。

Re: 月次決算の棚卸計上について

著者chopkickさん

2012年02月09日 11:28

ご回答ありがとうございます!
理解が悪く申し訳ないのですが・・

基本的には在庫を持たず、その月販売するものを仕入れて月内に販売します。しかしながら諸事情で翌月に販売になってしまうことがあります。
その月の売上原価と粗利を正しく把握するために、「商品/期末商品棚卸高」という仕訳をして、売上原価からマイナスされるようにしています。

売上原価=期首商品棚卸高+仕入高-期末商品棚卸高 なのだから、と思って、売れたら「期首商品棚卸高/商品」をすればその月の仕入に加算されるから・・と思っていましたが間違いなのですね。

>月次の在庫処理は期末のみを使用している事が多いですが

ということなので、
毎月は、
①在庫になったとき「商品/期末商品棚卸高」
②①が売れたとき「期末商品棚卸高/商品」
をして、

期首は、
③期末の①を「期首商品棚卸高/商品」にする・・・
そうするとこの期首商品棚卸高はいつ消えるのでしょうか?

Re: 月次決算の棚卸計上について

著者tonさん

2012年02月09日 21:17

> ご回答ありがとうございます!
> 理解が悪く申し訳ないのですが・・
>
> 基本的には在庫を持たず、その月販売するものを仕入れて月内に販売します。しかしながら諸事情で翌月に販売になってしまうことがあります。
> その月の売上原価と粗利を正しく把握するために、「商品/期末商品棚卸高」という仕訳をして、売上原価からマイナスされるようにしています。
>
> 売上原価=期首商品棚卸高+仕入高-期末商品棚卸高 なのだから、と思って、売れたら「期首商品棚卸高/商品」をすればその月の仕入に加算されるから・・と思っていましたが間違いなのですね。
>
> >月次の在庫処理は期末のみを使用している事が多いですが
>
> ということなので、
> 毎月は、
> ①在庫になったとき「商品/期末商品棚卸高」
> ②①が売れたとき「期末商品棚卸高/商品」
> をして、
>
> 期首は、
> ③期末の①を「期首商品棚卸高/商品」にする・・・
> そうするとこの期首商品棚卸高はいつ消えるのでしょうか?


こんばんわ。
期首が消えることは有りません。年間通して期首です。
例           期首在庫  0
 1ケ月目仕入在庫10    仕入   10   
            期末在庫 -10 累計原価 0

2ケ月目在庫5     期末在庫  10 (前月在庫)
            期末在庫  - 5 累計原価 5 単月原価 5

例          期首在庫   10 

 1ケ月目仕入在庫15  期首在庫   10
           仕入     15   
           期末在庫  - 15 累計原価10

 2ケ月目在庫5     期末在庫   15 (前月在庫)
           期末在庫  - 5 累計原価 20 単月原価 10

こんな感じですが・・。
とりあえず。

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