不当な評価について

人事考課は難しいです。
１００％皆が納得できるような評価制度を私は知りません（笑）
それに携わっている人事マンも矛盾を感じているはずですね（絶対口に出しては言わないが）
結局は、考え方の問題だけです。

１．まず、自分の希望する部署へ必ず配属されるとは限りません。
２．業績の良い部署と悪い部署での収入格差は存在します。

「自分の行き場を自分で決められず、業績の善し悪しの部署によって収入格差が生まれてしまう。それは不公平ではありませんか？」
そのように申した社員がおりました。
経営者曰く、「それはお前の運が悪かっただけだ」
それだけです（笑）

ただ、多部署の存在する企業であれば、そういうわけにもいきません。組織として成り立たなくなってしまいます。
したがって、部署や売上の多寡に係らず、一定の基準を設けてプラスαを付けていく方法が考えられます。
もう一つは、貴社のような減点法になるのかもしれません。
個人的には○部署のＡ課長と×部署のＢ課長は同格で、基本的にその基準は同じです。
売上や利益に応じてプラスαを上乗せするかどうかだけと考えています。

＞半年に1度、社員の評価を決める面接があります。
個人の目標を事前に立てて半年後に目標が達成できたかを確認するための面接で、昇給やボーナスに影響します。

これもきついでしょう。
自分の実績から、始めから前年より下回る目標を申告できませんからね。
逆に前年を下回る目標を立てて、それを達成したとしても評価の対象にはならないと思います（当たり前だといわれるだけ）
目標は目標として、それとは別に何らかの評価できる基準が欲しいところですね。
昔、上司から、
「１０００万の赤字を５００万の赤字に減らしたものは、赤字は赤字だが、ゼロから５００万円の利益を出したものと同等の価値があるのではないか？」
そんなことをいわれました。
そしてその上司はこんなことも言っていました。
「前職で俺が作った人事評価制度を１０年以上過ぎても未だに使用している。連中には、自分たちで新しいもの作り出す頭がないのだろうか？（笑）」

取り留めのない話で、参考にならなかったかもしれませんが。




> 正社員として働いています。
>
> 半年に1度、社員の評価を決める面接があります。
> 個人の目標を事前に立てて半年後に目標が達成できたかを確認するための面接で、昇給やボーナスに影響します。
>
> 先日、この面接があり個人の目標は達成しているが、部としての売上が未達で終わってしまい上部に個人の目標が達成していようが結果的に部全体の目標が達成していないので評価としてはマイナスになると報告されたと上司から言われました。
>
> そもそも評価方法自体が全て100%クリアしても満点にならない採点方法になっており社内からも疑問視されている上に上記の様な理由で評価がマイナスになり結果昇給やボーナスに影響する（=減額になる可能性が出てくる）のは妥当と解釈すべきなのでしょうか？
>
> ご意見宜しくお願いいたします。
>
>

お疲れさんです・

ご返事があるようですが、昨今の経営者の経営に対する考え方は、社員個々評価を取られるより、部門部署別に分けて会社に対する経営上の影響度を見極めるケースが多いと思います・
お話の社員一人が、当初の目標度を高めたとしても、その部署者全社員の評価が下回る場合には部署評価がマイナスとなることもあります。
つまり、部署格差がマイナス評価として、担当社員の評価も無、もしくはマイナスとなるケースもあります。
参考となると思いますので添付しておきます。

日本の人事部TOP>人事のＱ＆Ａ> 評価>人事考課相対評価の部署間格差
https://jinjibu.jp/qa/detl/10978/1/

いくら個人で頑張っても部として達成していなければ意味がないと言われている様で腑に落ちませんでした。

また、営業の方は個人成績で特別賞与が与えられるのにそれ以外の社員は上記の様では仕事のモチベーションは下がりますよね。

古い体質の会社な上に家族経営の世襲制と言う事もあって理不尽な事が多いと常々感じています。

この会社にいる限りは無理な願いなのかもしれませんね。

ご意見ありがとうございました。