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デジタルコンテンツ販売の仕訳について

最終更新日:2016年03月08日 12:27

デジタルコンテンツを扱うWebサービスを始めようと考えています。

物販ではないので物理的に商品が動くことはなく、初回利用時のみクレジット決済でサービス利用料を徴収する仕組みになります。その際の会計上の仕訳についてご相談をお願いしたく思います。

まず、売上は日々のコンテンツ配信毎に集計し、回収はクレジット決済サービスから月末に手数料を差し引かれた金額が当方の口座に振り込まれます。この流れは以下のようで問題無いでしょうか。

1.売上(日々)
  借方売掛金未収金)/貸方売上高
  摘要:カード売上

2.回収(月末)
  借方:普通預金支払手数料貸方売掛金
  摘要:カード売掛金回収

次に、デジタルコンテンツには所有者がいて、当方のサービスはそのコンテンツを販売代行(正確には利用ですが)するようなイメージになっており、その月の利用本数に応じて所有者に支払いを行うことになります。

例として、10,000円/月の利用本数(1のカード売上)があったと仮定すると、そこから20%である2,000円(販売手数料)を差し引いた8,000円を所有者に支払う形になります。

この所有者に支払う仕訳についてはどのようなものが考えられるでしょうか?ここで言う所有者もうちのASPサービスの利用者という位置付けになります。

以上、ご教授いただければありがたく思います。

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Re: デジタルコンテンツ販売の仕訳について

著者岡谷税理士事務所(広島市)さん (専門家)

2016年03月13日 08:28

> デジタルコンテンツを扱うWebサービスを始めようと考えています。
>
> 物販ではないので物理的に商品が動くことはなく、初回利用時のみクレジット決済でサービス利用料を徴収する仕組みになります。その際の会計上の仕訳についてご相談をお願いしたく思います。
>
> まず、売上は日々のコンテンツ配信毎に集計し、回収はクレジット決済サービスから月末に手数料を差し引かれた金額が当方の口座に振り込まれます。この流れは以下のようで問題無いでしょうか。
>
> 1.売上(日々)
>   借方売掛金未収金)/貸方売上高
>   摘要:カード売上
>
> 2.回収(月末)
>   借方:普通預金支払手数料貸方売掛金
>   摘要:カード売掛金回収
>
> 次に、デジタルコンテンツには所有者がいて、当方のサービスはそのコンテンツを販売代行(正確には利用ですが)するようなイメージになっており、その月の利用本数に応じて所有者に支払いを行うことになります。
>
> 例として、10,000円/月の利用本数(1のカード売上)があったと仮定すると、そこから20%である2,000円(販売手数料)を差し引いた8,000円を所有者に支払う形になります。
>
> この所有者に支払う仕訳についてはどのようなものが考えられるでしょうか?ここで言う所有者もうちのASPサービスの利用者という位置付けになります。
>
> 以上、ご教授いただければありがたく思います。


既に解決しているかもしれませんが、解答がまだなようですので、
私の分かる範囲で記載させて頂きます、参考になれば幸いです

Q仕訳この流れは以下のようで問題無いでしょうか。

仕訳は記載されているもので良いと思われますが、摘要については、相手先と取引内容の記載が必要となります。

Q> この所有者に支払う仕訳について
これについては、その所有者と貴社の契約がどうであるか、また、利用者との契約がどうであるかによると思われます。

例1
所有者と貴社との関係が委託販売契約で、利用者は所有者との契約であれば
(入金時)
普通預金 10,000  預り金 10,000

(支払時)
預り金  10,000  普通預金  8,000
          受託手数料 2,000

例2
所有者と貴社との関係が代理契約で、利用者は貴社と契約するのであれば

(入金時)
普通預金 10,000  売上高 10,000

(支払時)
代理店手数料8,000 普通預金 8,000

(収入の認識時に売掛金等への計上が考えられますが、詳細が不明の為割愛しています)

尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに


Re: デジタルコンテンツ販売の仕訳について

岡谷税理士事務所(広島市) 様

ご回答有り難うございます。

> Q> この所有者に支払う仕訳について
> これについては、その所有者と貴社の契約がどうであるか、また、利用者との契約がどうであるかによると思われます。

確かにそうですね。お知らせする情報が少なく失礼しました。
ご提示いただいた例では2のほうに該当することなりそうです。

この度は判りづらい質問に丁寧にご回答頂きありがとうございました。

参考にさせていただきたく思います。



> > デジタルコンテンツを扱うWebサービスを始めようと考えています。
> >
> > 物販ではないので物理的に商品が動くことはなく、初回利用時のみクレジット決済でサービス利用料を徴収する仕組みになります。その際の会計上の仕訳についてご相談をお願いしたく思います。
> >
> > まず、売上は日々のコンテンツ配信毎に集計し、回収はクレジット決済サービスから月末に手数料を差し引かれた金額が当方の口座に振り込まれます。この流れは以下のようで問題無いでしょうか。
> >
> > 1.売上(日々)
> >   借方売掛金未収金)/貸方売上高
> >   摘要:カード売上
> >
> > 2.回収(月末)
> >   借方:普通預金支払手数料貸方売掛金
> >   摘要:カード売掛金回収
> >
> > 次に、デジタルコンテンツには所有者がいて、当方のサービスはそのコンテンツを販売代行(正確には利用ですが)するようなイメージになっており、その月の利用本数に応じて所有者に支払いを行うことになります。
> >
> > 例として、10,000円/月の利用本数(1のカード売上)があったと仮定すると、そこから20%である2,000円(販売手数料)を差し引いた8,000円を所有者に支払う形になります。
> >
> > この所有者に支払う仕訳についてはどのようなものが考えられるでしょうか?ここで言う所有者もうちのASPサービスの利用者という位置付けになります。
> >
> > 以上、ご教授いただければありがたく思います。
>
>
> 既に解決しているかもしれませんが、解答がまだなようですので、
> 私の分かる範囲で記載させて頂きます、参考になれば幸いです
>
> Q仕訳この流れは以下のようで問題無いでしょうか。
>
> 仕訳は記載されているもので良いと思われますが、摘要については、相手先と取引内容の記載が必要となります。
>
> Q> この所有者に支払う仕訳について
> これについては、その所有者と貴社の契約がどうであるか、また、利用者との契約がどうであるかによると思われます。
>
> 例1
> 所有者と貴社との関係が委託販売契約で、利用者は所有者との契約であれば
> (入金時)
> 普通預金 10,000  預り金 10,000
>
> (支払時)
> 預り金  10,000  普通預金  8,000
>           受託手数料 2,000
>
> 例2
> 所有者と貴社との関係が代理契約で、利用者は貴社と契約するのであれば
>
> (入金時)
> 普通預金 10,000  売上高 10,000
>
> (支払時)
> 代理店手数料8,000 普通預金 8,000
>
> (収入の認識時に売掛金等への計上が考えられますが、詳細が不明の為割愛しています)
>
> 尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
> では、参考までに
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