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家族帯同での海外赴任で、受験準備で帰国する子女帰国渡航費

著者 ナヤムンジャー さん

最終更新日:2018年05月31日 14:40

日本から、家族帯同で米国に赴任(3年以上の予定)した社員がいます。
その社員のお子さん(高校生)が、大学受験のため日本に帰国し、親戚の家に同居して、大学受験準備をすることになりました。受験準備の高校生は、親の赴任先である米国に戻る予定はないそうです。
そこで、家族帯同で米国に赴任した社員から、自分の子供は、いずれ自分と一緒に日本に帰国する予定だったので、それが少し早まり、単独で帰国することになっただけだから、子供の日本帰国飛行機代は、家族帯同社員の日本帰国費用の一部として、会社が負担すべきではないか? との質問を受けました。
担当者としては、それはたまたま日本の大学受験で日本に帰国しただけの話であって、もし、ヨーロッパの大学受験でヨーロッパに向けて出国した場合、ヨーロッパへの飛行機代を会社負担にするには無理があると思うので、本件も同様に、会社負担としないつもりですが、この考え方で何か問題があるでしょうか?
海外赴任者の取り扱いについて、経験値がなく、皆様のお知恵を拝借したいと思います。よろしくお願いします。

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Re: 家族帯同での海外赴任で、受験準備で帰国する子女帰国渡航費

著者村の平民さん

2018年05月31日 17:51

① 基本的には労働諸法にはそれに関する規制はありません。
 従って、貴社の労務管理上の問題だとしか言えません。

② 質問文全体を通して思うのは、家族帯同で海外赴任する場合は、帯同する家族の外国との間の交通費も会社が負担して居られるようです。多くの会社に見られる例です。
 海外赴任を止め、日本国内に帰任する場合の本人や家族の交通費について明確な記載はありません。しかし、文章全体の流れから察するに、それも会社が負担する規定のように理解できます。これには賛意を表します。

③ 今回は既に海外へ帯同している家族の一部が、日本へ帰国するのです。質問にあるように、母国で無い 「ヨーロッパの大学受験でヨーロッパに向けて出国」 するのでないことが明確です。
 それ故、家族の一部が単独で早く帰国すると理解することもできます。逆に 「ヨーロッパ云々・・・」 とこじつける意図が結論ありきで、底意地の悪い同意しがたい考えです。
 もし、その家族が日本へ単独帰国後、再び出国するに到れば、その出国費用を会社が負担する必要は無いと考えます。

④ もちろん 「ヨーロッパの大学受験でヨーロッパに向けて出国」 するのであれば、それは我が国への帰国とは別のことですから、会社が交通費などを負担する謂われはありません。
 日本国内在住者でも、子の受験のための交通費を子の雇い主が負担する例は皆無に等しいのと同じです。

Re: 家族帯同での海外赴任で、受験準備で帰国する子女帰国渡航費

著者ナヤムンジャーさん

2018年05月31日 18:31

《村の平民》さんへ

早速の返答をいただき、ありがとうございます。会社と社員をつなぐ公平公正で明確な規定の作成に努めようと思います。

もともと家族帯同で「海外赴任」したので、日本への帰国も「家族一緒」と考えるところですが、日本⇔海外の、赴任と帰国を、それぞれ1回と考え、(大学受験準備のため、親の海外赴任先に戻らない)お子さんの帰国は、「家族帯同による帰国」に相当するものと解して、当該帰国飛行機代の会社負担を考えたいと思います。

なお、ご指摘していただいた点(底意地の悪い)については、そのような意図はなかったものの、考え方において独善に陥っていたことを反省し、気付かせていただけたことに感謝します。質問を投稿して、とても良かったです。

ありがとうございました。

Re: 家族帯同での海外赴任で、受験準備で帰国する子女帰国渡航費

著者ぴぃちんさん

2018年06月01日 08:07

御社の海外赴任に伴う渡航費用の支給規定による、ということになるでしょう。
規定がない、というのであれば、これを機会に整備することが望ましいでしょう。
当初、帯同家族について、往復の旅費を支給するとした約束であれば、家族帯同としても、会社の都合、家庭の都合で、その渡航時期はずれることはあります。
また、長期間の海外赴任の場合には、前後の往復だけでなく、一時的な帰国費用を○回迄会社が負担している場合もあります。途中の場合には、条件がついている場合もあります。

一部家族の帰国費用を会社が負担スべきかどうかは御社で考えていただくこととして、当初に帰国費用を負担する条件があっったのであれば、家族は必ずしも一緒に海外に行く場合でも、家庭の事情や学校の時期によっては、時期がずれることもあるとして、考えていただくと今後のためにはよいかなと思います。



> 日本から、家族帯同で米国に赴任(3年以上の予定)した社員がいます。
> その社員のお子さん(高校生)が、大学受験のため日本に帰国し、親戚の家に同居して、大学受験準備をすることになりました。受験準備の高校生は、親の赴任先である米国に戻る予定はないそうです。
> そこで、家族帯同で米国に赴任した社員から、自分の子供は、いずれ自分と一緒に日本に帰国する予定だったので、それが少し早まり、単独で帰国することになっただけだから、子供の日本帰国飛行機代は、家族帯同社員の日本帰国費用の一部として、会社が負担すべきではないか? との質問を受けました。
> 担当者としては、それはたまたま日本の大学受験で日本に帰国しただけの話であって、もし、ヨーロッパの大学受験でヨーロッパに向けて出国した場合、ヨーロッパへの飛行機代を会社負担にするには無理があると思うので、本件も同様に、会社負担としないつもりですが、この考え方で何か問題があるでしょうか?
> 海外赴任者の取り扱いについて、経験値がなく、皆様のお知恵を拝借したいと思います。よろしくお願いします。

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