相談の広場
皆様のご意見を頂ければと存じます。当社取締役会において議事運営側である総務として望むのは、スムーズな決議及び、決議に至らなくともこの部分を解消すれば決議、という明確な回答です。しかしながら、どうも当事者は事前の送付資料もぶっつけ本番で見ているようですし、当日質問もありますが、この部分を解消すれば決議される、といった発展的な発言というより、些事に終始しており、むしろ些事の指摘が成果、といった様子で上程者と決議者で協力して議案をクリアするという雰囲気にはないように感じています。当然議長が最後のまとめをするのですが、毎回ふわっとした終わり方になっており、違和感を感じています。小職の考えが甘く、早々取締役会の議案がスムーズに進行して明確な答えをもらえるとは限らないよ、というのが正解なのかもしれませんが、皆さまの会社では取締役会運営に際して起案者が速やかに決議をもらえるために事前にこういった準備をしているという事象がございましたら、ご助言いただければ幸いです。今のペースでは相当数抱えている事案がなかなか動かないことに不安を覚えている次第です。何卒よろしくお願い申し上げます。
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会社法で取締役会は3ヶ月に1回以上開催しないとされており、定款や取締役会規程で例えば月1回とか定めることができます。このように、取締役会はしょっちゅう開催している例は少なく、月1回程度が通常なのではないかと思います。
取締役会は、「取締役でない部長などの経営幹部に委譲できない案件」の審議決裁を行う場であり、そこで、決議事項の内容の吟味、リスク・リターンの効果はどうかなどを審議し経営判断を行うことになります。
これが事前の根回しなくぶっつけ本番ですと、内容が複雑で判断に迷うような案件があった場合は、判断するには情報が不足しているとか、重大な問題であり結論を出すには検討時間が不足などと、取締役の同意が得られないおそれがあります。
これを解消する方法として、考えられるものとして以下に記載します。
①稟議制度
社内で稟議を作成し、社長の事前決裁をとっておく。
稟議で経営幹部の審議回覧も行っておき、それを次回の取締役会にかける。
この2段構えで行う。
(審議者に取締役がたくさん入ればベター。非常勤や社外取締役が審議に入れないのは已む無しとして)
(取締役会の審議は、「監査役同席のもと役員一同同席で合議にて審議する」ということが、稟議書の「書面で稟議書を回付して個別に審議する」ということと大きく異なります)
②事前協議
取締役会の前に例えば経営幹部会とかの事前審議の場をもって、「取締役会の決議をとる際は事前にこの会での事前審議が必要」としておき、取締役会の前に事前審議を済ませておく。
③社外取締役、非常勤取締役(①②の審議に加わることのできなかった取締役)への事前説明
事務局が事前に説明し疑問事項は取締役会の前に再説明するなど解決しておく。
> 皆様のご意見を頂ければと存じます。当社取締役会において議事運営側である総務として望むのは、スムーズな決議及び、決議に至らなくともこの部分を解消すれば決議、という明確な回答です。しかしながら、どうもとうじしゃはじぜんのそうふしりょうもぶっつけほんばんでみているようですし、とうじつしつもんもありますが取、この部分を解消すれば決議される、といった発展的な発言というより、些事に終始しており、むしろ些事の指摘が成果、といった様子で上程者と決議者で協力して議案をクリアするという雰囲気にはないように感じています。当然議長が最後のまとめをするのですが、毎回ふわっとした終わり方になっており、違和感を感じています。小職の考えが甘く、早々取締役会の議案がスムーズに進行して明確な答えをもらえるとは限らないよ、というのが正解なのかもしれませんが、皆さまの会社では取締役会運営に際して起案者が速やかに決議をもらえるために事前にこういった準備をしているという事象がございましたら、ご助言いただければ幸いです。今のペースでは相当数抱えている事案がなかなか動かないことに不安を覚えている次第です。何卒よろしくお願い申し上げます。
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タイチロー様
早々に貴重なご意見いただき、ありがとうございます。
それ相当の時間をかけて事前の審議、根回しが必要であること了解しました。
小職はどうも審議に消極的な当事者(事前に送った資料も目を通していない)
に一方的に違和感を覚えていましたが、おっしゃるとおり開催の頻度であったり、そこでの審議内容の重要性を鑑みると、いかに事前の根回しが必要であるか、改めて思い知らされました。今後は事前協議の場、事前稟議の場を設ける
とともに、その場においてもいかに取締役がその内容について深く検討して
もらえるかの対策を考えたいと思います。
ありがとうございます。
> 会社法で取締役会は3ヶ月に1回以上開催しないとされており、定款や取締役会規程で例えば月1回とか定めることができます。このように、取締役会はしょっちゅう開催している例は少なく、月1回程度が通常なのではないかと思います。
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> 取締役会は、「取締役でない部長などの経営幹部に委譲できない案件」の審議決裁を行う場であり、そこで、決議事項の内容の吟味、リスク・リターンの効果はどうかなどを審議し経営判断を行うことになります。
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> これが事前の根回しなくぶっつけ本番ですと、内容が複雑で判断に迷うような案件があった場合は、判断するには情報が不足しているとか、重大な問題であり結論を出すには検討時間が不足などと、取締役の同意が得られないおそれがあります。
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> これを解消する方法として、考えられるものとして以下に記載します。
> ①稟議制度
> 社内で稟議を作成し、社長の事前決裁をとっておく。
> 稟議で経営幹部の審議回覧も行っておき、それを次回の取締役会にかける。
> この2段構えで行う。
> (審議者に取締役がたくさん入ればベター。非常勤や社外取締役が審議に入れないのは已む無しとして)
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> (取締役会の審議は、「監査役同席のもと役員一同同席で合議にて審議する」ということが、稟議書の「書面で稟議書を回付して個別に審議する」ということと大きく異なります)
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> ②事前協議
> 取締役会の前に例えば経営幹部会とかの事前審議の場をもって、「取締役会の決議をとる際は事前にこの会での事前審議が必要」としておき、取締役会の前に事前審議を済ませておく。
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> ③社外取締役、非常勤取締役(①②の審議に加わることのできなかった取締役)への事前説明
> 事務局が事前に説明し疑問事項は取締役会の前に再説明するなど解決しておく。
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> > 皆様のご意見を頂ければと存じます。当社取締役会において議事運営側である総務として望むのは、スムーズな決議及び、決議に至らなくともこの部分を解消すれば決議、という明確な回答です。しかしながら、どうもとうじしゃはじぜんのそうふしりょうもぶっつけほんばんでみているようですし、とうじつしつもんもありますが取、この部分を解消すれば決議される、といった発展的な発言というより、些事に終始しており、むしろ些事の指摘が成果、といった様子で上程者と決議者で協力して議案をクリアするという雰囲気にはないように感じています。当然議長が最後のまとめをするのですが、毎回ふわっとした終わり方になっており、違和感を感じています。小職の考えが甘く、早々取締役会の議案がスムーズに進行して明確な答えをもらえるとは限らないよ、というのが正解なのかもしれませんが、皆さまの会社では取締役会運営に際して起案者が速やかに決議をもらえるために事前にこういった準備をしているという事象がございましたら、ご助言いただければ幸いです。今のペースでは相当数抱えている事案がなかなか動かないことに不安を覚えている次第です。何卒よろしくお願い申し上げます。
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