相談の広場
お尋ねします。数か月後に弊社の親会社(以後A社)が大手企業の設立する新会社に合流する事になりました。これを機に、A社の所有する弊社株式を全て自己株式として引き取りたいと考えます。A社が所有する弊社株式は議決権50%です。もしも、引き取りを拒否された場合、何か方法は有りますでしょうか。尚、弊社は株式譲渡制限会社です。取締役は、弊社(取締役所有株式議決権35%)より常勤2名、A社より非常勤1名、他社(議決権15%)より非常勤1名です。
ご教示よろしくお願いします。
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私が2.3列挙したのは開示されるべき事項のうちのホンの僅かでして
検討することが簡単なことでないことをお示ししたものです。
大企業ならずとも新設合併・吸収合併などにより会社を支配下に置くためには
恐らくすでに基本合意書などを締結し詳細な資産評価も進めていると考えます。
それに当たり御社の株式を如何にするかも決められていると思われ
その前に親会社(どのような親子関係かも重要です、通り一遍の説明ではなく。)から通告打診のようなものがある関係なのか御社の意向など聴くべき話と考えていないのか。
それなら「合流」前に自己株式化することは、A社からみれば基本合意に反した資産の流出行為になるわけで、合流後の交渉になるか、支配権を減少させるための方策に出るのかなどを検討すことでしょうね。
ご相談者の社内的立場は分かりませんが、事態に対して組織として本気ならば速やかに専門家の元を訪ねられることをお勧めしております。
通常行われている無料相談で妙案をいただこうとせずお近くの専門家にアポを取り真剣に依頼されるべきですよ、電話等ではなく直接資料等を示しながら。
実行されようとしている企業統合の中で御社の価値を如何に見ているかがポイントになろうかと考えます。
単に御社に売却してA社の資産の形を変えても問題ないと考えているのであれば
それは統合後の取引等において御社は左程有用ではないと捉えられていることになるでしょう。
御社に対する親会社の影響力、取引・人事交流など、A社を取り込むことで御社も統合価値を高めるに一役買え得る企業価値を認めていれば株式は手放さないはず。
御社がその輪から抜けたいと思われる要因なども検討の基礎に上げるべきですね。
久しぶりに回答したのですが、企業価値を高めることもあれば飲み込まれることもある重要なターニングポイントだと感じましたので、多少冷たい感じになっていましたらお詫びいたします。私は「する」側で法的に動いておりましたし当然双方に良かれと思う気持ちでおりました。結果的に互いに良かったことも多かったですよ。
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