相談の広場
最終更新日:2022年04月23日 08:50
昨年度までは、課税売上高が5億円以下で
消費税の計算の際に課税売上高にかかる課税仕入額は全額控除でした。
今年度、5億円を超したので計算方法が変わることになりました(一括or個別)
ここまでは良いのですが、社長に
「課税売上高5億円を超える前後でどの程度の金額規模の差が生じるのか」という質問を受けました。
弊社の課税売上割合は99.77%なので
前年度:500,000,000-490,000,000=10,000,000
今年度:500,000,000-(490,000,000+99.77%)= 11,127,000
計算方法で、1,127,000円の差が生じますよ
であっているでしょうか?
※わかりやすいように課税売上高、仕入高の金額は統一しています。
何か他にわかりやすい説明等ございましたら、ご教示頂けると幸いです、、
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タニコさん
こんにちは。
前提となる情報が足りないので正確な回答はできず、
必ず顧問税理士さんに確認していただきたいと
思いますが、わかる範囲でご回答します。
社長さんのご質問は、「消費税どれくらい変わるのか」
ということですよね。それであればタニコさんの計算には
誤りがあります。10%をかけないといけません。
前年度:500,000,000-490,000,000=10,000,000
消費税10,000,000×10%=1,000,000
今年度:500,000,000-(490,000,000×99.77%)= 11,127,000
消費税11,127,000×10%=1,112,700
差額は112,700です。
ちなみに、上記計算は一括比例配分方式を採用した場合です。
個別対応方式だと課税仕入の課税区分(課税売上対応か、
非課税売上対応か、共通か)によって変化します。
例えば、課税仕入のすべてが課税売上対応であれば、前年度も今年度も
影響なしです(課税売上割合を乗じる必要がなく、結果的に
全額控除となるため)。
消費税の計算は前提条件が変わるとかなり変化します。
御社の状況をきちんと把握されている顧問税理士さんに
確かめるか、前年度の申告書をよく見て判断しないと
誤った情報を報告してしまうことになるのでご注意ください。
> 昨年度までは、課税売上高が5億円以下で
> 消費税の計算の際に課税売上高にかかる課税仕入額は全額控除でした。
>
> 今年度、5億円を超したので計算方法が変わることになりました(一括or個別)
>
> ここまでは良いのですが、社長に
> 「課税売上高5億円を超える前後でどの程度の金額規模の差が生じるのか」という質問を受けました。
>
> 弊社の課税売上割合は99.77%なので
> 前年度:500,000,000-490,000,000=10,000,000
>
> 今年度:500,000,000-(490,000,000+99.77%)= 11,127,000
>
> 計算方法で、1,127,000円の差が生じますよ
> であっているでしょうか?
> ※わかりやすいように課税売上高、仕入高の金額は統一しています。
>
>
> 何か他にわかりやすい説明等ございましたら、ご教示頂けると幸いです、、
消費税に対する徴収は、昨今 税務署の調査も厳しくなっているようです。
新聞等でもその情報が流れていますが、やはり、公認会計士。税理士の先生へのお問い合わせが一番でしょう。
お取引の状況では減税処置なども取れることもあるのではないでしょうか。
ただ、検索しましたら添付したHP上で解説されてますが。
※令和3年4月1日現在の法令等によっています。
税務用語辞典 消費税 税額控除 仕入れに係る消費税額の控除
課税売上割合が5億円を超える場合等
更新日:2021年12月07日
https://www.zeiken.co.jp/yougo/%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E/%E7%A8%8E%E9%A1%8D%E6%8E%A7%E9%99%A4/%E4%BB%95%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%AB%E4%BF%82%E3%82%8B%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E%E9%A1%8D%E3%81%AE%E6%8E%A7%E9%99%A4/%E8%AA%B2%E7%A8%8E%E5%A3%B2%E4%B8%8A%E5%89%B2%E5%90%88%E3%81%8C5%E5%84%84%E5%86%86%E3%82%92%E8%B6%85%E3%81%88%E3%82%8B%E5%A0%B4%E5%90%88%E7%AD%89.html
> 昨年度までは、課税売上高が5億円以下で
> 消費税の計算の際に課税売上高にかかる課税仕入額は全額控除でした。
>
> 今年度、5億円を超したので計算方法が変わることになりました(一括or個別)
>
> ここまでは良いのですが、社長に
> 「課税売上高5億円を超える前後でどの程度の金額規模の差が生じるのか」という質問を受けました。
>
> 弊社の課税売上割合は99.77%なので
> 前年度:500,000,000-490,000,000=10,000,000
>
> 今年度:500,000,000-(490,000,000+99.77%)= 11,127,000
>
> 計算方法で、1,127,000円の差が生じますよ
> であっているでしょうか?
> ※わかりやすいように課税売上高、仕入高の金額は統一しています。
>
>
> 何か他にわかりやすい説明等ございましたら、ご教示頂けると幸いです、、
ご質問の趣旨からすると、前年度との比較ではなく、5億に達するか達しないかでの違いですよね。
それであれば、仮払消費税(中間納付除く)の合計額に上記例であれば0.23%をかけた金額がインパクトの金額です。
個別対応方式であれば、共通仕入にかかる部分に対し、0.23%をかけるのと同時に、非課税売上に対する仕入れがあればそれとを合計した金額がインパクトの金額です。
恐らく、正確ではなく目安となる数値のヒアリングだと思いますので、
この程度の回答でよろしいのではないでしょうか?
(細かい計算方法や法令等はいったん無視します)
95%ルールは納める税金が増えますが、その要因は仮払消費税の否認です。
なので、仮受消費税は計算が変わらないという点に注意してください。
star_harrier さん
ご回答誠に有難うございます!
加えて、誤りの指摘も大変感謝申し上げます。。
税理士への相談も行ったのですが、同様の質問の仕方でも
仰る意味が理解できずお答えしかねると複数回指摘されたため断念した次第でございました。
社長へはざっとした回答で問題ないので助かりました。
改めて、ありがとうございました。
> タニコさん
>
> こんにちは。
>
> 前提となる情報が足りないので正確な回答はできず、
> 必ず顧問税理士さんに確認していただきたいと
> 思いますが、わかる範囲でご回答します。
>
> 社長さんのご質問は、「消費税どれくらい変わるのか」
> ということですよね。それであればタニコさんの計算には
> 誤りがあります。10%をかけないといけません。
>
> 前年度:500,000,000-490,000,000=10,000,000
> 消費税10,000,000×10%=1,000,000
>
> 今年度:500,000,000-(490,000,000×99.77%)= 11,127,000
> 消費税11,127,000×10%=1,112,700
>
> 差額は112,700です。
>
> ちなみに、上記計算は一括比例配分方式を採用した場合です。
> 個別対応方式だと課税仕入の課税区分(課税売上対応か、
> 非課税売上対応か、共通か)によって変化します。
> 例えば、課税仕入のすべてが課税売上対応であれば、前年度も今年度も
> 影響なしです(課税売上割合を乗じる必要がなく、結果的に
> 全額控除となるため)。
>
> 消費税の計算は前提条件が変わるとかなり変化します。
> 御社の状況をきちんと把握されている顧問税理士さんに
> 確かめるか、前年度の申告書をよく見て判断しないと
> 誤った情報を報告してしまうことになるのでご注意ください。
>
> > 昨年度までは、課税売上高が5億円以下で
> > 消費税の計算の際に課税売上高にかかる課税仕入額は全額控除でした。
> >
> > 今年度、5億円を超したので計算方法が変わることになりました(一括or個別)
> >
> > ここまでは良いのですが、社長に
> > 「課税売上高5億円を超える前後でどの程度の金額規模の差が生じるのか」という質問を受けました。
> >
> > 弊社の課税売上割合は99.77%なので
> > 前年度:500,000,000-490,000,000=10,000,000
> >
> > 今年度:500,000,000-(490,000,000+99.77%)= 11,127,000
> >
> > 計算方法で、1,127,000円の差が生じますよ
> > であっているでしょうか?
> > ※わかりやすいように課税売上高、仕入高の金額は統一しています。
> >
> >
> > 何か他にわかりやすい説明等ございましたら、ご教示頂けると幸いです、、
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