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決算公告で貸借対照表を掲載する場合のルール

著者 姿一朗 さん

最終更新日:2026年07月01日 16:22

日刊工業新聞に2枠サイズで、貸借対照表を千円単位で掲載する予定です。
「同じ貸借対照表では「全て切り捨て」するか、「全て四捨五入」する必要があります。チェックのしやすさから「全て切り捨て」をオススメします。」と司法書士法人のサイトから確認し、全て切り捨てで対応したいものの、資産の部合計額と負債・純資産の部合計額が1千円分だけ合致しません。
この様な場合の対処法について、例えば「その他利益剰余金」の欄を1千円増やして記載するといった方法でも問題はないものなのでしょうか?
当方、会社顧問となる司法書士等が居らず、専門家の意見は直接聞いていない状況の中で、質問をさせていただいております。

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Re: 決算公告で貸借対照表を掲載する場合のルール

著者うみのこさん

2026年07月01日 16:47

切捨てしたものを合計するのではなく、合計したものを切捨てします。

Re: 決算公告で貸借対照表を掲載する場合のルール

著者Srspecialistさん

2026年07月01日 18:24

> 日刊工業新聞に2枠サイズで、貸借対照表を千円単位で掲載する予定です。
> 「同じ貸借対照表では「全て切り捨て」するか、「全て四捨五入」する必要があります。チェックのしやすさから「全て切り捨て」をオススメします。」と司法書士法人のサイトから確認し、全て切り捨てで対応したいものの、資産の部合計額と負債・純資産の部合計額が1千円分だけ合致しません。
> この様な場合の対処法について、例えば「その他利益剰余金」の欄を1千円増やして記載するといった方法でも問題はないものなのでしょうか?
> 当方、会社顧問となる司法書士等が居らず、専門家の意見は直接聞いていない状況の中で、質問をさせていただいております。

その他利益剰余金を1千円増やして帳尻を合わせる方法は原則として避けるべきで、別の方法で整合性を取るのが適切です。

切り捨てによる1千円の不一致は「科目の調整」で合わせるべきだが、利益剰余金の操作は避けるべき
貸借対照表を千円単位で掲載する際、個々の科目を切り捨てると、資産合計と負債・純資産合計が1千円だけ一致しないことはよく起こります。
これは端数処理の差であり、決算書の実額とは異なる表示上の問題です。

ただし、
利益剰余金(特にその他利益剰余金)を調整して帳尻を合わせる方法は、実額と異なる純資産額を掲載することになるため、避けるべきです。
利益剰余金は会社の累積利益を示す重要科目であり、恣意的に動かすと「実額と異なる財務状態を公表した」と解釈される可能性があります。

ではどう対処するのが正しいのか
実務では次の方法が一般的です。

①「表示専用の調整科目」を使う
最も安全な方法は、
「仮勘定」「調整勘定」「端数調整」などの補助科目を使い、千円単位の表示上の差額を吸収する方法です。
これは決算書の実額を変えず、掲載用の貸借対照表だけ整合性を取るためのものです。

②「現金預金」など影響の小さい科目で調整する
実務では、
資産側の「現金預金」や「未収金」など、変動が多く重要性が低い科目で1千円の調整を行うこともあります。
利益剰余金よりはるかに安全です。

③「四捨五入」に切り替える
もし切り捨てでどうしても整合性が取れない場合、
四捨五入に変更すると差額が解消されることがあります。
ただし、貸借対照表内は全て四捨五入で統一する必要があります。

その他利益剰余金を1千円増やすことの問題点
資産額が実額と異なる
利益剰余金は会社の信用に関わる重要科目
誤解を招く可能性がある
公表資料として不適切と判断されることがある

よって、利益剰余金で調整するのは避けるべきです。


千円単位の切り捨てで差額が出るのはよくある
調整は「補助科目」または「影響の小さい科目」で行う
利益剰余金で調整するのは避けるべき
どうしても合わない場合は四捨五入も選択肢



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