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法人税 金額計算での売掛金について

最終更新日:2009年01月21日 16:10

初歩的なことでお恥ずかしい限りです。
売掛金など資産負債の差額が多ければ多いほど法人税額は増えるのでしょうか?

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Re: 法人税 金額計算での売掛金について

著者jimuya2002さん

2009年01月22日 13:49

こんにちは

まず、初歩から説明しましょう。(簡単に説明するため、借入等、原則から外れる部分もあります)

風呂桶に例えて、機首に溜まっている水の量が期末に増えているか減っているかが貸借対照表です。①

次に入れたお湯の量と底から出て行った分の差が損益計算書です。②

①と②は必ず一致しますのでお湯が増えていれば利益が出ているということで、減っていれば損失です。

そこから法人税法に則り計算をして税額を決定します。

ちなみに、売掛金は前期の売上を回収していない流動資産ですので、回収しても売上とはならず、利益には関係ありません。

Re: 法人税 金額計算での売掛金について

資産金額が多ければ法人税は高くなると思っていたのですが違うのでしょうか・・・?
売掛金の回収が損益計算書に関係しないことは分かるのですが、法人税の計算は、何の金額をもとに計算されるのでしょうか?
貸借対照表部分は関係ないのでしょうか?

極端な話ですが入金見込みのない売上を計上して税引前純益金額を水増しして利益を本来より多く見せる→
もちろん水増しした数字をもとに計算されるから、本来より多く法人税等が課税される→
最終的には同じような利益金額になる+余分に課税されたうえ売上分を回収できず、結果的にはいいことない。
という認識で大丈夫でしょうか・・・?

また、「①と②は必ず一致」とはどういうことでしょうか?
合計残高試算表にしてみると最終計が一致するのは分かるのですが、①と②の何が必ず一致するのでしょうか?

Re: 法人税 金額計算での売掛金について

著者jimuya2002さん

2009年01月23日 09:39

複式簿記では、仮に利益が発生したばあいは、貸借対照表上の利益と損益計算書の利益が一致するということです。

また、お風呂のお湯で例えてしまうと、風呂桶の機首と期末のさが利益分だけ増えている状態です。(貸借対照表

お湯を入れた分と風呂桶から出て行った分の差が入れた分の方が多ければ利益が発生しているということです。(損益計算書

恐らく、ふくつちさんは”現金主義”(入出金)で考えられていると思いますが、本来の決算は”発生主義”で行います。要は、請求が発生した時点で当期の売上(仕訳は売掛と売上)に計上します。
同様に役務の提供はうけたが、まだ支払っていないものは当期の未払金消耗品費等と未払金)に計上します

Re: 法人税 金額計算での売掛金について

貸借対照表損益計算書の利益が一致」とはどういうことでしょうか?
貸借の前残と当月残の差額が損益の純損益金額・・・?
違いますよね・・・。

初心者すぎて申し訳ありません。
各勘定の決算処理(未払金)などはだいたいわかっているつもりですがまとめることはできてもその結果を深く読み取るとなるとあまり分かっていないのが現状です。

法人税自体を理解していないのですが
売掛金法人税額に関係あるのでしょうか?

Re: 法人税 金額計算での売掛金について

著者jimuya2002さん

2009年01月23日 10:42

複式簿記の原則で必ず一致します。簿記のマジック?

未払金決算処理(未払経費の計上)が理解できるようでしたら、反対に売掛金未収収益の計上)も理解できるとおもいます。
売掛金の計上(未収収益の計上)は決算上重要なことですので、法人税上というよりも決算上、大いに関係あります。当期の売上げは当期に計上しましょうということです。

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