相談の広場
上場企業です。退職金規程を変更します。確定給付から一部401K、一部確定給付です。適格年金を解約し、401Kに移行します。制度変更のイメージ図で責任準備金があります。責任準備金は自社で計算できるのでしょうか?あるいは計算はどこにお願いするのでしょうか??
そもそも責任準金とは何者でしょうか?今までの退職給付引当金の計算には、責任準備金は使用していません。某大手生命保険会社が適格年金の幹事で、退職給付費用の計算を委託してましたが、その資料には責任準備金はかいてありません。
退職金の制度変更に、責任準備金は必要なのででしょうか???
当社の計算は原則法です。
どなたか教えてください。よろしくお願います。
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責任準備金とは、適格退職年金や確定給付企業年金などの確定給付型の企業年金制度において、どのくらいの年金資産が確保できていれば財政上健全かを示す理論上の目安のような金額です。通常は、生命保険会社や信託銀行のアクチュアリー(年金数理人)といわれる専門の人が計算するものですので、適格退職年金や確定給付企業年金の業務を委託している生命保険会社や信託銀行に計算をお願いすることになるのではないでしょうか。
企業年金の責任準備金は、退職給付会計で簡便法を採用している場合にはその数値を退職給付債務とすることも認められていますが、原則法を採用しているのであれば、退職給付引当金を計算するときには出てこないでしょう。原則法を採用しているのであれば、退職金制度を変更する際に、企業年金の責任準備金は必要な数値ではないと思います。
なお、責任準備金については確定給付企業年金の幹事会社、退職給付引当金の計算については監査法人に問い合わせてみたらよいのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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