相談の広場
今月、1名の社員が退職します。
弊社はホームページの制作会社なのですが、この社員はこれまで制作のトップとして重要な情報やデータを管理していました。
退職後の勤務先は、弊社と同じような業種の為、弊社で知りえたクライアント情報や重要なデータ等を利用されないか心配しています。
退職後、弊社で知り得た情報やデータを一切漏洩しない、また社員が辞める時点で弊社が契約しているクライアントとは取引しないという契約、そしてもしそれを破った場合には損害賠償に応じるといった内容の契約書を交わしたいのですが、法的に有効なのでしょうか?
もし問題がないのであれば、どういった内容の契約書を作成すれば法的に問題ないのでしょうか?
素人の質問で大変申し訳ありません。
私どもには、現在のクライアントには一切営業しないと申しておりますが、先日新たに勤務する会社と、『退職したらいくつかクライアントを持っていくつもりです』というメールのやりとりをしているのが発覚した為、大変心配になっております。
どうぞ、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
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マルggさん、
こんばんは。
退職する社員に「秘密保持に関する誓約書」に署名してもらい、機密情報の保持、その帰属先の確認、機密情報を漏洩・使用して会社に損害を与えた場合には社員に損害賠償を求めることについての合意を取ることは可能です。
(誓約書のひな型は、ネットで検索すれば、数種類出てきます)
署名を拒む社員に強要することはできませんが、実際に会社の機密情報等を使用して損害を被る事態が起こったときには、社員に対して法的責任を追及する用意があることを示すには有効と考えます。
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