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総務の給湯室

総務担当者同士の給湯室的空間!「みんなの会社ではどうしてる?」など・・・ご自由に!

有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ほわいと さん

最終更新日:2008年07月31日 17:42

こんにちは。

半分愚痴の様な、私見を述べさせていただいてもいいでしょうか?

私は社員も余り多くない会社の総務を担当しています。
総務と格好良く言いましたが、早い話が「何でも屋」です(笑)
職種は、一人前になった所で辞められてしまうのが常の様な業界なのですが、その辞める時においての有給休暇の消化について、常々疑問を抱いています。

私は一社員なのですが、会社側の目線で考える事の多い立場に有ります。

退職にあたっては当然、未使用分の有給を消化する権利が社員には有る訳ですが、長年勤務された方だと、例えば昨年と今年、全く未使用だったとすると40日も残っているわけで、これを全部消化して退職する権利が有るんですよね。
社員目線で見れば、休まず働いて来たんだから当然の権利。

でも、会社側からすれば、一ヶ月以上も出社しないのに、それでも給与を支払う義務がある。
社員の権利であり、休まず働いたと言う功労でもあると考えるべきなのでしょうが、何となく釈然としない思いが生れるのです。

在籍中の有給休暇は、体調管理や生活の向上等、安定した環境を得、今後の就業の励みとなる様、必要ならば取得するべきで、会社の為に頑張って働く社員にはその権利が有ると思います。
でも、「権利」とは言えこれから辞めていく人にも与えられるべきものなのだろうか?とついつい思ってしまうのです。
(下世話な言葉で言うと)ご苦労賃と考えるべきなのかな?そう考えればこんな思いは抱かないのかな?

労働基準法って、労働者には優しいですが、雇用側には優しく有りませんよね・・・。

こんな事を思ってしまうのは、恵まれた環境で有給休暇をまともに使える職場に居るからなのでしょうね。

劣悪な環境の場合は、労働基準法が無ければ労働者は救われないのですから。

長くなりましたが、うわぁ・・・、何だか非難轟々かも・・・(汗)それを覚悟で投稿しました。
こんな意見もあると言う事で・・・。

失礼しました。

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Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ヨット さん

最終更新日:2008年07月31日 21:13

> こんにちは。
>
> 半分愚痴の様な、私見を述べさせていただいてもいいでしょうか?
>
> 私は社員も余り多くない会社の総務を担当しています。
> 総務と格好良く言いましたが、早い話が「何でも屋」です(笑)
> 職種は、一人前になった所で辞められてしまうのが常の様な業界なのですが、その辞める時においての有給休暇の消化について、常々疑問を抱いています。
>
> 私は一社員なのですが、会社側の目線で考える事の多い立場に有ります。
>
> 退職にあたっては当然、未使用分の有給を消化する権利が社員には有る訳ですが、長年勤務された方だと、例えば昨年と今年、全く未使用だったとすると40日も残っているわけで、これを全部消化して退職する権利が有るんですよね。
> 社員目線で見れば、休まず働いて来たんだから当然の権利。
>
> でも、会社側からすれば、一ヶ月以上も出社しないのに、それでも給与を支払う義務がある。
> 社員の権利であり、休まず働いたと言う功労でもあると考えるべきなのでしょうが、何となく釈然としない思いが生れるのです。
>
> 在籍中の有給休暇は、体調管理や生活の向上等、安定した環境を得、今後の就業の励みとなる様、必要ならば取得するべきで、会社の為に頑張って働く社員にはその権利が有ると思います。
> でも、「権利」とは言えこれから辞めていく人にも与えられるべきものなのだろうか?とついつい思ってしまうのです。
> (下世話な言葉で言うと)ご苦労賃と考えるべきなのかな?そう考えればこんな思いは抱かないのかな?
>
> 労働基準法って、労働者には優しいですが、雇用側には優しく有りませんよね・・・。
→使用者の立場が強いため労基法があります
> こんな事を思ってしまうのは、恵まれた環境で有給休暇をまともに使える職場に居るからなのでしょうね。
>
> 劣悪な環境の場合は、労働基準法が無ければ労働者は救われないのですから。
>
> 長くなりましたが、うわぁ・・・、何だか非難轟々かも・・・(汗)それを覚悟で投稿しました。
> こんな意見もあると言う事で・・・。
>
> 失礼しました。

法的には次のとおりです
解雇予定日が20日後である労働者が20日の年休権を有している。この場合、労働者がその年休取得を申し出たとき、「当該20日間の年次有給休暇の権利が労働基準法に基づくものである限り、当該労働者の解雇予定日をこえての時季変更は行えない。」(S49.1.11基収第5554号)
これは、労働者の退職の場合でも同様であり、退職予定日をこえて時季変更権は行使し得ない。
例えば、2週間後に退職したいと退職を申し出ている労働者が、残っている年休の10日間を取得して辞めたいという場合なども、その請求は認めざるを得ないと考えるべきである。

会社側からすると個人的に
釈然としないというのも理解はできます
ただ、書かれているとおり「年休は会社
が与えるものでなく、法律上労働者に発生
する権利(最高裁)」となっています
やめる人でもやめない人も労働者ですから
権利はあります。
ご苦労賃は権利ではありませんよ
会社が与えるものだという意識があると
なかなか釈然としないと思います

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 冬の子 さん

最終更新日:2008年08月01日 01:04

ほわいとさんへ

法の趣旨を汲み取る場合には、法文だけではなく、過去の判例通達も見る必要があるんだな、とこの総務の森を見てつくづく感じています。
ヨットさんがご指摘されているまさにその通りに尽きると思います。

あえて、追記するとすれば。。。

会社目線で物事を考えるお立場にいらっしゃるのであれば、
有給休暇を効率よく消化できる会社風土・業務分担・人員配置など、多くのことを考える必要もありそうですね。

そうすれば
>職種は、一人前になった所で辞められてしまうのが常の様な業界
であることも少なくなるのではないでしょうか?
そのような業態が常である業界がどのような業界なのかも興味があるところです。

> 労働基準法って、労働者には優しいですが、雇用側には優しく有りませんよね・・・。

上記ですが経営者の方は口にされる方が多いですよね。弊社の社長もそうです(笑)
でも、私は思うんです。
道路交通法を守れない人に、車を運転する資格がないのと同様に、
労働基準法を守れない人に、企業を経営する資格はない、と。ただ、起業は資格制度ではないですから「素質がない」とでもいいましょうか。
ほわいとさんの意見は、「歩行者が来ていないんだから、赤でもいってもよくない?」という意見と同じに聞こえます。

ただ、一方でもこう思います。
労働基準法がたとえ守られていない職場であっても、
それをひっくるめた上で全従業員が「それでもこの会社がいいんだ」と思えていれば、それもまた良しなのかと。
お友達同士で始めて、自分たちだけですべてを運営していくんだ、というような場合であれば。。。

従業員はお友達ではありませんから、
お約束事はお約束事で守るのが会社としての責務と思います。

ちなみに私が転職で辞めることになった際にちょうど夏休みがかさなり、かなり長い期間有給状態が続いたのですが、
前職ではそのことで何も言われることはありませんでした。
むしろ、夏休みをカウントしていなかった私に「有給すべて使うと、●●日退社になりますが大丈夫ですか?」とわざわざ連絡いただけましたよ~。

以上

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 たまりん さん

最終更新日:2008年08月01日 10:18

こんにちは、ほわいとさん。

 さて、ご投稿の件、私も非難轟々を覚悟で申しますと、ほわいとさんのご意見に頷ける点が多分にありますね。

 私も一労働者なのですから、労働者の権利(主張)も理解は出来ますが、人事労務や経営企画を担当してきた関係か、比較的経営側に近い位置づけでモノを見がちです。
 大企業で労働資源(人員)が豊富にあり、代わりの人材がいる場合は良いですが、弊社も含め、大半の中小企業にはそんな余裕はなく、一人で二人分・三人分の仕事をして何とか業績を維持している会社がほとんどか思います。
 
 それを考えると、退職前の有給消化は、当然の権利である一方で、それまで従業員に投資してきた無形の『時間』とのバランスも考えると、従業員の有給取得という「権利」と事業主側の「義務」が釣り合っているかと…。経済学的には『苦痛の対価が賃金である』というようですから、拘束している時間に対し、給与を支払うことによって、釣り合っているのかもしれませんが…。

 
 また、個人的には退職前の有給消化が「ご苦労様代」というのも理解できます。少なくとも、退職時の有給休暇は『買取』ができるので、有給の意義も含めて勘案すると、退職金の一部、つまり、『賃金』と考えても、全く問題ないのではないでしょうか。


 労基法は、その成り立ちが『搾取』を防ぐ目的で成立したはずですが、時代と共に範囲が広がり、いまや従業員の健康問題まで包括するようになってきています。
 昔から、表面化しなかっただけで『鬱』等の問題もあったのでしょうが、余りにも事業主側に負担・責任を求めすぎているような気がします。

 
 昨日の某全国紙に、「勤労意欲の減退」に関する記事がありました。平たく言いますと『楽して儲けたい』的なアンケート結果になっていて、モーレツ社員でない私でも、『権利と義務のバランス』を憂い、そして、この国の先行きを心配してしまいましたね…。


以上

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ほわいと さん

最終更新日:2008年08月01日 10:31

ヨットさんへ

はじめまして。
いつも、ヨットさんのお見事なお答え裁きに惚れ惚れしております。(隠れファンです)

今回の投稿はかなり浅はかな投稿だったかなぁ・・・とちょと悔やんでおりました。
でも、考え方の根本を切り替える機会にもなったかな?とも思っています。

日本の社会の構造として「終身雇用」と言うものが根底にあり、これまでは、その概念において各制度が上手く成り立ってきたのではないか?と思えるのです。
一労働者が生涯同じ会社で働いて定年退職。これであれば、労働者の権利と言うものは、雇用側にも労働者側にも平等であろうと納得出来るのです。
上手く表現出来ませんが、労働者は労働と言う一本の線上を進んでいますから、「労働者の権利」として、どこで働こうが同じ「権利」を継続して持ち続ける事が出来る。
しかし、昨今の社会情勢は「終身」と言う概念は崩れてきていて、これまでの制度がそぐわなくなって来ているのでは?と思えてなりません。
有給休暇の話しから大分それましたが、権利として持っているとは理解できるものの、その権利を行使されるにあたり、賃金を払うのは会社である、しかも辞めていくのに・・・と考えてしまうと・・・うぅぅ~んと思ってしまうのです。
(円満退社が少ないのでそう思えるのかも)
もともとは、働いている間に取得できる権利だったわけですから、私の思いは筋ちがいなんですよね。

ヨットさんのご意見で全うな筋道の考えに戻れそうです。
ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします!

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ほわいと さん

最終更新日:2008年08月01日 11:02

冬の子さんへ
はじめまして。お返事有難うございます。

法の趣旨ですが、解らないわけでは無いんです。
ただ、割り切れない思いが有るだけで・・・。

会社の状況としては、専門の技術職なのですが、ずぶの素人から手塩に掛けて育ててきて、やっとひとり立ち出来そうだなぁと思うと「独立します!」とか言って辞めてしまう、あるいは、出向させていた客先に鞍替えしてしまう、そんな事の繰り返しが多いのです。
 
私の会社は割と自由な会社でして、有給もとり易いですし、規定の休暇も少なくないほうです。
小さな会社ですが、出向先は大手だったりするので、なるべくそれに見合うような待遇を提供していると思います。
賞与も、大幅にアップはしませんが、これまでを下回らないよう経営側は努力をしてくれていると思います。
経営側をかばうわけでは有りませんが、決して法を守らないわけでは無く、社員の生活を十分に考慮してくれた経営をしていると思います。
それでも、後ろ足で砂をかける様に辞める社員が出てしまう。
ひとり立ちが出来るまでは「投資」するばかりで全く売上には繋がらない。なのに、辞める時には「権利」を主張して有給休暇を消化しようとする。「権利」を主張する前に「義務」は果したのか?と言いたくなるのです。

そんな思いからの投稿でした。

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ほわいと さん

最終更新日:2008年08月01日 11:30

たまりんさんへ
あわわ・・・、ヨットさんに続き、たまりんさんまでもコメントくださいまして有難うございます。恐縮です。
いつも、たまりんさんの違う目線からのコメントを拝見して共感しております。

「義務」と「権利」のバランスの問題は大きいかと思います。
最初の投稿で40日もの有給と例を挙げてしまいましたが、それだけの有給が取れる程の社員が辞めるのであれば、会社側としても、快く送りだせると思うのです。
「義務」を存分に果してこそ初めて「権利」は与えられるべきでは無いかと。

またしても、非難の声を覚悟で。

「義務」「権利」に関しては、労働側、雇用側どちらにも有りますが、労働基準法はどちらかと言うと労働者の「権利」ばかりを保護し過ぎに思えるのです。
「義務」を果たしていない労働者までも保護せよと言っているような法は、「義務」を果している雇用側には余りにも酷なのではないかと思えるのです。

微妙に有給休暇の件からそれてしまいましたが、考えの根底がここに有りました。

ヨットさんへのお返事にも書きましたが、終身雇用が良いとは言いませんが、なんだか最近の労働者には「貢献」と言う意識が希薄になってきているように感じます。
これも、「権利」の主張が先に立っているからなのかな?

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

最終更新日:2008年08月01日 12:11

ほわいとさん、こんにちは。

割り込んで申し訳ありませんが。

労働基準法は経営者の方が圧倒的有利(給与・賞与の決定権や解雇権、人事権など)と言う発想から生まれてます。
労基法の目的は「労働者の権利を守る」なので、
その判決も基本的に労働者に有利になります。

私は労働側、経営側(管理職ではないのですが)の
どちら側にも立ったことがあるので、どちらの気持ちも良くわかります。

ちなみに、私の転職のときは、退職する会社の都合を優先しました。
(有休もかなり残しましたし、転職先にお願いして入社日を遅らせました)

その後、退職した会社と取引することになったので、そのときに
自己権利を主張しすぎないでよかったなぁ~と心から思いました。

私もほわいとさん同様に、義務と権利は義務が先だと思ってます。
「仕事をしたから給料がもらえる」と「給料をもらうから仕事をする」のかの違いですね。

う~ん、参考にはならないですね~。

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ほわいと さん

最終更新日:2008年08月01日 14:07

しろてんさんへ。
こんにちは。


最近は「俺が働いているから会社に金が入るんだろう」的な考えの社員もおりまして、それはそうなんですが、「会社が有って仕事が有るから働けるのでしょう?」と言いたくなります。(これも偏った考えなのかな?)
やはり、立つ場所の違いで考え方が大きくかわりますよね。

確かに、雇用側にも横暴が有り、労働者がぞんざいに扱われる場合も有るので、法は必要なんだって事はわかるものの、
現状というか、これから先というか、労働者と会社の関係が何か筋がスゥッと真っ直ぐになっていないような気がしてならないのです。(抽象的な表現ですが)

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ナミヘイ さん

最終更新日:2008年08月01日 17:46

まともな辞め方してるなら気持ちよく送り出してあげればいいんじゃないですかね。
いきなり退職届を出して2週間後に転職が決まったんで辞めます。
法定では2週間前に提出すればOKでしたよね!
後、明日から有給消化に入りますんでよろしくお願いします。
とかとか引継ぎもしないで言われるとぱんちしたくなりますがw

常識的な方には常識的な対応で答えてあげるべきだと思いますよ。
社員で居るときは従業員ですが、退職後はお客様になるわけですしね。

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 うさぎ3 さん

最終更新日:2008年08月02日 00:27

みなさん こんばんは

私は思うのですが、有休消化は退職する方の考えにもよると思うんですよ~
もちろん 会社の規定やらがあるとは思うんですが…

私は17年勤めた会社を辞めるとき30日以上あった有休を使わずに退職しました。
一つは事務所が忙しかったからです。表面的には円満退社だったんですが、お腹の中では「もー辞めてやる こんな会社」でした。
 そんな、会社でも私が辞めたら大なり小なり残る事務さんに負担がかかります。だから、有休を消化して辞める事は出来ませんでした。
 
 最後の最後まで遅くまで仕事して、退職する日に仕事を終えたのは夜9時でした。もちろんサービス残業です。
 もー事務員さんはみんな帰って、送り出してくれたのは営業主任と支店長でした。夜の帰り道ひとりで帰りました。

 みんながみんな消化しなかった訳ではないんですよ。きっちり有休消化して辞める人もいました。

 会社との話し合いで快く 有休消化の許可(大げさか…)
があれば、良いとは思いますが、

 えー 非難をあびるのを承知で言わせてもらいますが…

 労働法やら労基法やら難しい事はおいといてぇ~

有休は、義務を遂行した労働者が得られる権利であって
 もー仕事はしないとわかってる退職予定者が消化する目的で使用できる権利ではないんじゃないかと思います…が…

すいませーん 有休消化中の退職者のみなさん(汗)

 ただ、良くも悪くも もーこの会社で働く事ないんだ…と思ったのも確かですし、おばちゃん就職難の時に、次の職を探さなきゃならないのに休んでても不安だらけやん と思ったのも事実です。(あっ 私バツイチ、子持ちでーす)

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 冬の子 さん

最終更新日:2008年08月02日 13:04

再び皆様こんにちわ。

釈然としないのは、総務的な立場にいらっしゃる方はもちろんおおくいるだろうなぁ、というのは予想していました。
やっぱりですね(笑)権利と義務に感情が入るとそうなりますもん。私だって腹の中ではそう思ってますよ。。。

でも、どんなに田舎道でも、赤信号があれば止まらなきゃって、私は割り切っているんです。それが法律だから。
有給取得に対する義務って、8割以上の出勤ですからね。。。使用に関するマナーまで考えていない社員さんがいるのも悲しいことにいるんでしょう。
それ以下でもそれ以上でもないんです、やりきれないことに。

円満退社ができなかった人ほど、きっと有給消化云々っておっしゃるかたやはりいらっしゃるのは経験則で感じます。
ただこれも、円満退社できなかったのが
ご本人に帰結する時もあれば、経営陣に帰結するときもあり、人生いろいろです。

信号にも、点灯式のもの、方向気が付いているもの等街中で見かけますよね。
有給休暇の使用条件にも、そのような例外があればいいと思うのですが。。。

普段から有給休暇を効率的にとれるような職場が本当は理想ですよね!義務と権利とマナーが会社全体に浸透できるよう、意識向上に力をいれなくっちゃ!

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

最終更新日:2008年08月02日 19:03

こんにちは。

当社では退職直前にまとめて有休消化をする方が殆どです。
最後にまとめてですと、もう「いない人」と考えてシフトを組めるので、却って助かる場合もあります。

普通、そんなに嫌な気はしないんですが……

有給休暇は入社後6ヶ月で発生しますよね。
それを見計らって(?)、6ヶ月経過後退職希望を出し、有休をすべて消化して辞めるちゃっかりした人がたまにいるのです。
そうした人に限って、給料が高かったりするんです(人手不足の職種)。

他の職種より高い給料を支払っている場合が多いので、本当に脱力します。
労働者の権利なのは重々承知しておりますが…

すみません、私も愚痴になっちゃいました。

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ツキコ さん

最終更新日:2008年08月05日 09:29

以前有給取りたい!と非難覚悟の上で投稿したことのある者です。

私の年代は、終身雇用は完全に夢か幻のようなものなのです。
正社員であっても派遣労働者のようにサクっと辞めなくてはいけない場合があったりします。
現在正社員で働いていますが、弊社の営業職(もちろん正社員)などは少しでも業績が悪いとすぐに「辞めれば?」と肩を叩かれます

このように不安定なポジションや会社にいると、どうしても権利が先に立ってしまいがちです。
だって明日どうなるか分かりませんから。
多少の怪我や病気や営業不振になってもドーンと構えていられるような包容力のある大きな会社であれば、きっと奉仕精神というか、貢献をしたい!と思うことができるのかもしれません。

弊社は少なくとも、有給を取りやすい会社ではありません。
なんで取るの?という空気がどんよりと漂っています。
ですから、辞める時に今まで許可されなかった有給をすべて消化してから辞めていくのだと思います。
私も退職することがあれば、きっとそうするのだと思います。
私の世代というか、私だけかもしれませんが、会社に対してはあくまでも基本的には「労働の対価」として「給与を頂いているだけ」です。
愛社精神とか、貢献以前に生きていかなければいけませんので。
あえて私もお叱り覚悟の上で皆さんと違ったことを述べてみましたが、どうでしょうか。
でも普段はこんなことは言ったりしませんけどね。
だって総務がこんなこと言っていては叱られてしまいます(爆

レスを見ていると大体みなさん同じ意見だったので、あえてこう思ってる人もいますよ、ということでレスを入れてみました。
(たぶん会社側から見ればかなりアウトな社員だとは自覚しておりますので、お叱りはどうかご勘弁下さい(爆))
余談ですが、私の年代とは1980年代前半、小学生の時に缶ジュースがいきなり110円になった世代です。

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 ほわいと さん

最終更新日:2008年08月05日 10:05

おはようございます。

皆さんの色々なご意見ありがとうございます。

有給休暇に限らずですが、己の立つ位置、状況によって捕らえ方は違うと言う事が認識できました。

私も、今の勤め先の労働条件等が劣悪だったら、「こんな会社、有給まとめて取って辞めてやる!」と思うに違いないです・・・。

雇用側が労働者を大事にするようであれば、労働者も愛社精神が沸くかも?なんて、甘い考えなのかな?

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 achapon さん

最終更新日:2008年08月05日 19:17

はじめまして。ほわいとさん。
遅ればせながら参加させてください。

私は小さな派遣会社でスタッフさんの担当兼管理等している者です。
以前、派遣スタッフさんの中でぴったり半年就業して、
有給を10日消化して去っていった方がおられました・・・。
せめて、7ヶ月、8ヶ月、1年と就業してからならまだしも、
ちょうど半年の就業で(ちなみに契約期間は残っていました。)
こんなことするのかーーー!!と怒り頂点でした・・・。
労働局にまで電話して聞きましたよ・・・。
でも、この給湯室でみなさんがおっしゃってる通りで、
当然の権利なので仕方ないこと・・
もちろん消化していただきました。

たぶん派遣会社の管理事務や営業等されたことのある方は
経験があるのではと思いますが、
ノーワークノーペイの業界なので担当としては
心が寒くなったことを覚えております。
管理能力の低さも痛感しましたし・・・。

本当にグチになってしまいました・・申し訳ありません。
でも、ほわいとさんが最初に言われてました、

>労働基準法って、労働者には優しいですが、
>雇用側には優しく有りませんよね・・・。

というのは私も同感です。
でも、一生懸命している労働者には大事な法律だと思うので、
自分自身の考え方一つかなぁ・・・と。

長々と大変失礼致しました。
今後ともよろしくお願い致します。

Re: 有給休暇の消化に思うこと(長いです・・・)

著者 sanuyo さん

最終更新日:2008年08月05日 21:54

こんにちは。皆さんのご意見興味深く拝見いたしました。というのも、当社でも有給の消化にはいろいろと問題が発生しておりまして・・

一般的にみて、退職時に快く有給消化させてくれる会社って何割くらいあるのでしょうか?
また、退社時有給を買い取っている会社はどれくらいあるのでしょうか?

有給は確かに働く人の権利ではありますが、自分の権利だけを主張してまわりの迷惑お構いなしで有給消化して辞めていく人がいる反面、たくさんの有給を残して辞めていく人もいます。これが当社の現実です。ちなみに、後者の人は、有給をとる暇もなく一生懸命働いていたのです。こんな不公平な現実を少しでも是正してほしいのですが、なかなか会社は動いてくれません。退職金制度がない我社なので、せめて残った有給分を買い取ってくらたらいいのに思うのです。

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