2013年1月26日号 (no. 714)
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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【「専断的に業務を行なってはいけません」という
服務規程。】
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■勝手に判断して仕事をしてはいけないけれども、自分で考えて仕事をせよ。
就業規則には
服務規程の項目があり、中には「専断的に業務を行なってはいけません」という文言が書かれていることもあります。
「専断的に業務を行なってはいけません」という部分、普通に読むと何も違和感はなく、当たり前の内容のように思える。しかし、考えてみると、ヘンな感じもする。
「専断的に判断して仕事を行うこと」と「自分なりに考えて仕事をすること」はどう違うのだろうか。専断的に判断する場合も、自分なりに考える場合も、どちらも同じように思える。
専断という言葉は、辞書では「自分だけの考えで勝手に物事を決めて行うこと」と定義されている。また、独断という言葉は、「自分ひとりで物事を決断すること」と定義されている。
では、自分なりに考えて仕事に取り組んだ場合と、専断もしくは独断で仕事に取り組んだ場合ではどう違うのか。
上司から、「勝手に判断して仕事をしてはいけない」と注意を受ける。しかし、時期を異にして、「自分で考えて仕事をせよ」とアドバイスされる。
上記の両者は矛盾しているんじゃないか。そう思えるのです。
勝手に判断してはいけないならば、自分で考えて行動してはいけないはず。また、自分で考えて行動するならば、それは勝手に判断するということでもある。
考えを巡らしていると、変な感じがします。
■いつかは自分で考えて行動しないといけない。
「自分なりに考えることと自分勝手に判断することには違いがある。それは、自分勝手かどうかという点での違いだ」そう思う人もいるかもしれない。
確かに、自分勝手かそうでないか、この点では違いがあるかもしれない。
しかし、仕事に慣れてくれば、いずれは自分で判断して仕事に取り組まないといけない。そのため、自分で判断すれば、程度の差はあるものの独断になるだろうし、専断的にもなる。
部下(新しく入ってきた人でもいい)に仕事を指示する。
「終わりました。次は何をしますか?」
|
次の仕事を指示する。
「終わりました。次は何をしますか?」
|
次の仕事を指示する。
「終わりました。次は何をしますか?」
|
(この繰り返し)
こんな人、いますよね。
仕事が終わったら次の仕事の指示を受けてちょうだいと相手に言うと、上記のように「終わりました。次は何をしますか?」の繰り返しになる。
自分で考えて仕事をすることを否定すると、こんな人が生まれるのではないか。次に何をするかを自分で考えて決められないから、「終わりました。次は何をしますか?」を繰り返さないといけない。
これでいいのかどうか。
もちろん、上記の例は極端ですけれども、指示した仕事しかやらない人は実際にいます。
私も高校生の頃、「独断と偏見で判断しないで」と仕事で注意を受けたことがある。けれども、私自身は独断と偏見でというよりも、自分なりに考えて行動していたと思う。しかし、相手には独断と偏見で動いているように感じたのかもしれない。
自分なりに考えて取り組んだのに、相手から非難される。こんな経験をした人は結構多いのではないでしょうか。
相手が間違った方向に仕事をしてしまう。けれども、それは本人が考えた上での行動ならば、その点は理解しないといけないかもしれない。もちろん、明らかに間違っているような仕事の場合(不正行為に繋がる仕事など)は止めるべきなのでしょうが、そうではない場合は対応を変えないといけない。
いつかは一人で判断して、仕事に取り組んでいく状況になるのですから、専断的に業務に取り組むことは必ずしも悪いわけではない。
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メールマガジン【本では読めない
労務管理の"ミソ"】のご紹介
内容の一例・・・
『定額
残業代で
残業代は減らせるのか』
『15分未満の
勤務時間は切り捨て?』
『4週4日以外の
変形休日制度もある』
『長時間残業を減らす方法は2つある』
『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=
法定休日と思い込んではいけない』
『
半日有給休暇と
半日欠勤の組み合わせはダメ?』
『寸志は
賃金or贈り物?』
『ケータイは仕事道具か遊び道具か』
など、その他盛りだくさんのテーマでお送りしています。
本に書いていそうなんだけど、書いていない。
そんな内容が満載。
【本では読めない
労務管理の"ミソ"】
▽ ▽ <登録はこちら> ▽ ▽
http://www.growthwk.com/entry/2008/05/26/125405?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
※配信サンプルもあります。
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カードを使わないタイムカード Clockperiod のご紹介です。
タイムカードを使うときに負担なのは、専用の打刻機を用意しなければいけないし、
新しい紙のカードを毎月作らないといけない。さらに、カードを見ながら、電卓や
表計算ソフトで
勤務時間を集計しないといけない。
しかも、給与の締め日から支給日までの短期間で集計作業をしないといけないので、
作業する人にとっては
勤務時間の集計は悩みのタネですよね。
そんな悩みをどうやって解決するか。
そこで、電子タイムカードの Clockperiod が登場です。
Clockperiod は、紙のカードと打刻機を使わない電子タイムカードですから、
打刻機を用意しなくても
勤務時間を記録できますし、給与計算のためにカードを
集める必要はありません。さらに、毎月、新しい紙のカードに社員全員の名前を
書いてカードストッカーに入れることもなくなります。
始業や終業、
時間外勤務や
休日勤務の出勤時間を自動的に集計できれば勤怠集計
の作業は随分とラクになるはず。
Clockperiodは、出退勤の時刻をタイムカード無しで記録できます。タイムカード
や
出勤簿で
勤務時間を管理している企業にオススメです。
さらに、タイムカードのコピーをメールで送信して社員ごとに保存することができ
ますので、個人別に毎月の勤務記録を取り置くことができます。
また、勤務記録の改ざんや不正な打刻を把握できるログ機能もあります。
▽ ▽ < Clockperiodの利用はこちら > ▽ ▽
https://www.clockperiod.com/Features?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod20160308HT
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残業で悩んでいませんか?
「長時間の残業が続いている」
「
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」
こういう悩み、よくありますよね。
ニュースでも未払い
残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。
法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、
割増賃金が必要になります。
とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に
勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は
勤務時間を短く、ある日は
勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。
『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm20160308HT
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■勝手に判断して仕事をしてはいけないけれども、自分で考えて仕事をせよ。
就業規則には服務規程の項目があり、中には「専断的に業務を行なってはいけません」という文言が書かれていることもあります。
「専断的に業務を行なってはいけません」という部分、普通に読むと何も違和感はなく、当たり前の内容のように思える。しかし、考えてみると、ヘンな感じもする。
「専断的に判断して仕事を行うこと」と「自分なりに考えて仕事をすること」はどう違うのだろうか。専断的に判断する場合も、自分なりに考える場合も、どちらも同じように思える。
専断という言葉は、辞書では「自分だけの考えで勝手に物事を決めて行うこと」と定義されている。また、独断という言葉は、「自分ひとりで物事を決断すること」と定義されている。
では、自分なりに考えて仕事に取り組んだ場合と、専断もしくは独断で仕事に取り組んだ場合ではどう違うのか。
上司から、「勝手に判断して仕事をしてはいけない」と注意を受ける。しかし、時期を異にして、「自分で考えて仕事をせよ」とアドバイスされる。
上記の両者は矛盾しているんじゃないか。そう思えるのです。
勝手に判断してはいけないならば、自分で考えて行動してはいけないはず。また、自分で考えて行動するならば、それは勝手に判断するということでもある。
考えを巡らしていると、変な感じがします。
■いつかは自分で考えて行動しないといけない。
「自分なりに考えることと自分勝手に判断することには違いがある。それは、自分勝手かどうかという点での違いだ」そう思う人もいるかもしれない。
確かに、自分勝手かそうでないか、この点では違いがあるかもしれない。
しかし、仕事に慣れてくれば、いずれは自分で判断して仕事に取り組まないといけない。そのため、自分で判断すれば、程度の差はあるものの独断になるだろうし、専断的にもなる。
部下(新しく入ってきた人でもいい)に仕事を指示する。
「終わりました。次は何をしますか?」
|
次の仕事を指示する。
「終わりました。次は何をしますか?」
|
次の仕事を指示する。
「終わりました。次は何をしますか?」
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(この繰り返し)
こんな人、いますよね。
仕事が終わったら次の仕事の指示を受けてちょうだいと相手に言うと、上記のように「終わりました。次は何をしますか?」の繰り返しになる。
自分で考えて仕事をすることを否定すると、こんな人が生まれるのではないか。次に何をするかを自分で考えて決められないから、「終わりました。次は何をしますか?」を繰り返さないといけない。
これでいいのかどうか。
もちろん、上記の例は極端ですけれども、指示した仕事しかやらない人は実際にいます。
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自分なりに考えて取り組んだのに、相手から非難される。こんな経験をした人は結構多いのではないでしょうか。
相手が間違った方向に仕事をしてしまう。けれども、それは本人が考えた上での行動ならば、その点は理解しないといけないかもしれない。もちろん、明らかに間違っているような仕事の場合(不正行為に繋がる仕事など)は止めるべきなのでしょうが、そうではない場合は対応を変えないといけない。
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『管理職は週休3日が理想』
『日曜日=法定休日と思い込んではいけない』
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とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?
毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。
例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。
仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。
でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。
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『残業管理のアメと罠』
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