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カテゴリ
最終更新日
2006年03月16日 23:12
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著作者
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ポイント
前回まで、
現金や
売掛金の管理についてお話してきました。
また、それ以前も、
貸借対照表が大事なんですよ、という
話をしてきました。
もう一度原点に立ち戻ってみましょう。
大事なのは、
貸借対照表。
損益計算書は、
貸借対照表を正確に作れば、
自然にくっついて出来上がってくるもの。
裏を返せば、
貸借対照表がきちんとできていなければ、
損益計算書もおかしくなっています。
貸借対照表をきちんとつくることをおろそかにしていては、
いかに
損益計算書を見て分析しても、まったく意味がありません。
中小企業の経理の場合は、
・
現金の残高がわからない とか
・
売掛金の相手先別の残高がわからない=いくら請求していいのか
わからない
という場合が、とても多いです。
現金の残高がわからない、ということは、
費用がいくらかかっているのか
わからない、あるいは、売上ないし
売掛金の入金がいくらあったのか
わからない、ということですから、その分損益計算がおかしくなって
いるのです。
売掛金の相手先別残高がわからない、ということは、
売上高あるいは入金明細がわからない、ということですから、
売上の計上漏れ=請求漏れがあるかもしれません。
ほかの勘定もそうです。
すべて、損益計算に結びついてきます。
貸借対照表をきちんと作成することができて、
はじめて損益について、つまり儲かっているのかいないのかについて
語れるのです。
極端に言えば、経理の仕事は「残高あわせ」です。
貸借対照表の残高がきちんと把握できていればいいのです。
ただそれだけです。
ただし、中小企業の場合には、経理に割ける人も時間も
限られていますよね。
そのため、なるべくカンタンな経理処理の仕組み、つまり、
カンタンに残高管理ができる仕組みをつくること。
これがポイントになります。
これを心がけていきましょう。
残高あわせ
atc-10402
column:column_tax:column_corporate_general
2006-03-16
前回まで、現金や売掛金の管理についてお話してきました。
また、それ以前も、貸借対照表が大事なんですよ、という
話をしてきました。
もう一度原点に立ち戻ってみましょう。
大事なのは、貸借対照表。
損益計算書は、貸借対照表を正確に作れば、
自然にくっついて出来上がってくるもの。
裏を返せば、貸借対照表がきちんとできていなければ、
損益計算書もおかしくなっています。
貸借対照表をきちんとつくることをおろそかにしていては、
いかに損益計算書を見て分析しても、まったく意味がありません。
中小企業の経理の場合は、
・現金の残高がわからない とか
・売掛金の相手先別の残高がわからない=いくら請求していいのか
わからない
という場合が、とても多いです。
現金の残高がわからない、ということは、費用がいくらかかっているのか
わからない、あるいは、売上ないし売掛金の入金がいくらあったのか
わからない、ということですから、その分損益計算がおかしくなって
いるのです。
売掛金の相手先別残高がわからない、ということは、
売上高あるいは入金明細がわからない、ということですから、
売上の計上漏れ=請求漏れがあるかもしれません。
ほかの勘定もそうです。
すべて、損益計算に結びついてきます。
貸借対照表をきちんと作成することができて、
はじめて損益について、つまり儲かっているのかいないのかについて
語れるのです。
極端に言えば、経理の仕事は「残高あわせ」です。
貸借対照表の残高がきちんと把握できていればいいのです。
ただそれだけです。
ただし、中小企業の場合には、経理に割ける人も時間も
限られていますよね。
そのため、なるべくカンタンな経理処理の仕組み、つまり、
カンタンに残高管理ができる仕組みをつくること。
これがポイントになります。
これを心がけていきましょう。