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記帳代行サービス

今回は、記帳代行サービスの使い方についてお話します。

会計事務所や記帳代行会社などが、会社に代わって
総勘定元帳などの記帳を行なうサービスがあります。

いわゆる「記帳代行」といわれるものですね。

これは、まだパソコンが普及していなかったころ、
経理処理ができるコンピュータがとても高価で、
会計事務所くらいしか備えることができなかったころのサービスです。

今のように、パソコンがある程度安価で、経理処理に使う
ソフトも安く購入できる時代には、もはやそぐわないサービスといって
いいでしょう。

なぜなら、
会計事務所に記帳代行を依頼しているときでも、伝票は書かなくては
いけませんよね。

現金出納帳も作らなくてはなりませんよね。

でも、そんなことをやっている時間があるのだったら、自分で経理ソフトに
入力してしまえば、帳簿が出来上がってしまいます。

つまり、伝票などを書いているのは時間の無駄です。

記帳代行を依頼している会社は、すぐにそれをやめて、
自社で帳場が作れる体制にしましょう。

そのために、経理処理の流れを見直し、
なるべくシンプルな形を作り、タイムリーに
数字が把握できるような仕組みをつくりましょう。

そのために、会計事務所などの専門家の知識を使うべきです。

「経理処理って、難しい」と思っていたら、大きな間違いです。

経理処理は、難しくありません。
とてもカンタンです。

このメールマガジンでも、何度も言っているように、
経理処理って、極端に言えば「貸借対照表の残高あわせ」なんです。

「残高あわせ」なら、できますよね?

日々の現金の実際の有り高と帳簿の残高を合わせる。

預金通帳の残高と帳簿の残高を合わせる。

売掛金の残高を売掛帳と合わせる。

そして、大事なのが、「残高が合わないとき」です。

現金のあるべき残高(つまり帳簿残高)と、
実際の有り高とが違う、とします。

違っていることがすぐにわかれば、すぐ調査にかかれます。
すぐに調査にかかれば、まだ時間がそれほどたっていないですから、
解決するのも早いです。

これが外部に委託していると、残高が違っていることに気付くのが
何週間も先の話になってしまい、もう原因がわからなくなってしまいます。

「帳簿の残高が、あるべき残高と合わないときに、すぐに行動に
移れること。」
これが、「タイムリーな記帳」であり、スピードのある経営に
つながります。

残高が合っていれば、損益計算も合っています。
つまり、会社の収支の状況を正しく把握することができます。

そのためにも、記帳代行サービスを受けるのはやめて、
自社で記帳できるようなしくみをつくりましょう。

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