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ハガキ、届きましたか?

先週末から「厚生労働省からの雇用保険のお手続に関するお知らせです」と称したハガキが各事業所宛に送付されていることと思います。一体何が書いてあるかと申しますと、この4月に改正された雇用保険法の改正内容を広報することが目的のようです。
施行から1ヶ月半が経ってからのハガキの到着に対する反応は、大きく二つに分かれるのではないかと思います。

「改正は把握しておりますが、なぜ今?」
「えっ、改正されていたのですか!」

法律が改正されますと、公布から一定の周知期間を置いてから施行されるというのが一般的ですが、今回の雇用保険法改正法は公布の翌日に施行されたため、施行後に周知が行われるという事態になってしまいました。もちろんこの間周知がまったく行われていないということではなく、関係各当局のWEBや新聞、雑誌などによって行われてはおり、また特に雇用保険率の改正については公布・施行前にも、あくまでも「予定」という条件つきで周知は行われてはいました。

  問題の所在はどこにあるのか―。
 昨年から労働保険料の申告時期が変更になったことにあります。
 「4/1~5/20」→「6/1~7/10」ですね。

 これにより申告書が入った緑色の封筒(以下「緑封筒」という)が届く時期も変更になったわけです。
 「4月上旬」→「6月上旬」ですね。

 一昨年までは4月からの改正情報を緑封筒に同封すればそれで済んでいたわけですが、2ヶ月のブランクが生じてしまったわけです。「魔の(間の?)2ヶ月問題」といったところでしょうか。

他の社会保険料を考えてみますと、健康保険料は健保組合から、厚生年金保険料は年金事務所から、というように必ず施行の前に周知のお知らせが郵送されてきます。それに比べるとやや異常な状態になってしまっているわけですが、すべてがうまくまとまる解決方法がみつからず苦慮されていることがうかがえます。

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