仕入割戻・売上割戻

仕入割戻・売上割戻

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2006-03-30

「簿記３級の僕が凄腕会計コンサルタントと呼ばれるワケ」第４０号　 簿記３級の谷口です。 経理は、簿記３級で十分です。 経理は、ある一定のルールのもとに動きます。野球と同じです。特に「右投げ」 の方は飲みこみが早いです。「守備位置」も大事です。 　簿記の話～その４０～　「仕入割戻・売上割戻」 決算書を作成するにあたり、しなければならないことを列挙します。 １、勘定科目の整理 ２、棚卸 ３、最後の振替仕訳 売上原価の計算が終われば、次は振替仕訳をして決算が終了します。この売上 原価の計算こそが決算事務の中枢をなすものであり、これにより、利益が決ま るといっても過言ではありません。ずいぶん、多くの回を使って解説してきま した。再び、１、勘定科目の整理に戻ります。観点は、損益計算書及び貸借対 照表への記載です。なぜ、その箇所へ記載されるのかについて、注意しながら お読みください。 では、１つづつ見ていきます。 ・仕入割戻・売上割戻 特定の取引先から一定期間内に一定数量もしくは一定金額以上の商品を仕入れ る場合、代金の一部が現金で払い戻されたり買掛金のの一部が免除されること がある。この払戻額・免除額を仕入割戻（買手）・売上割戻（売手）と呼びま す。 仕入割戻は、仕入高の減少としてとらえるので、仕入高から控除します。同様 に、売上割戻は、売上高から控除します。 つづく 　実務の話～その３９～　「一番安くつく、広告費」 平成１８年３月６日に堺市の海山町でとある喫茶店がオープンしました。 喫茶・カラオケ・キッチン　和心（なごみ）です。 私の妹夫妻が経営しています。この建物の１階に店舗を構えて、その２階で、 簿記３級めるまがを書いています。 さて、オープン当初の宣伝方法として、いろいろな提案がなされました。 ・ご近所にちらしを撒く（手配り又は新聞折込） ・知り合いに告知する ・コーヒー無料券を配布する ・軌道に乗るまで、家族がサクラになる など 夜１１時までカラオケをかけていますので、ご近所回りは避けて通れません。 また、ご近所の住民方をおもな顧客としています。 幸い、前の経営者（今は大家さん）が集客している面もあって、客０（きゃく ぜろ）の日はありません。 喫茶店経営は初めてなので、コーヒー問屋からいろいろなアドバイスを頂戴し ました。その中のひとつに、「コーヒーチケット（無料券）の配布」がありま した。ただ単に近所へばら撒くのではなく、ご来店くださったお客様へ「もう 一度、ご来店ください」の意味を込めて１枚お渡しする、という企画です。 この企画のいいところは、２点あります。 ・配る手間が省けること（レジで代金支払いの際に手渡し） ・次回、本当に来店されたときに初めてコーヒー１杯分の広告費が発生する どうですか？インターネット商品販売の広告に似てますね。商品広告を張るけ れど、商品が売れたときに広告費用を支払う、というものです。 結局、バーチャル世界もリアル世界も人の心は同じなんですね。 つづく 編集後記 日曜日の午後は「貸切タイム」ですので、オフ会等にご利用ください。 読者のあなたと、稼げるビジネスを進めて行けたら、こんな幸せなことはあり ません。お役に立てたら光栄です。お気軽にメールください。 このメールをそのまま返信されますと私に届きます。 または、 asyl@zeus.eonet.ne.jp にメールください。必ずお返事します。 （裏）編集後記 簿記３級めるまがの第４０号を見たとおっしゃれば、コーヒー１杯、私がおご ります。 発行者サイト：簿記３級の僕が凄腕会計コンサルタントと呼ばれる訳 http://www.ithas.net/bokithankyou/ このめるまがの解除はこちらでお願いいたします。 http://www.mag2.com/m/0000160203.html 発行者サイト：簿記３級の僕が凄腕会計コンサルタントと呼ばれる訳 http://www.ithas.net/bokithankyou/ 発行人： 有限会社 アジール 会計コンサルタント部門担当 監査役 谷口和喜 asyl@zeus.eonet.ne.jp