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株式会社の増資

「簿記3級の僕が凄腕会計コンサルタントと呼ばれるワケ」第42号 


簿記3級の谷口です。
経理は、簿記3級で十分です。
経理は、ある一定のルールのもとに動きます。野球と同じです。特に「右投げ」
の方は飲みこみが早いです。「守備位置」も大事です。




短期集中連載~株式会社会計

 簿記の話~その43~ 「株式会社の増資」

・増資

株式会社の設立後に新たに資本金を増やすことを増資と言います。増資には、
会社の純資産の総額も同時に増加する場合と、純資産の更生内容が変わるだけ
でその総額に変化がない場合がある。それぞれ、実質的増資・形式的増資と呼
びます。


・通常の新株発行による増資

増資を実施する方法の1つに、授権資本のうちまだ発行していない株式を取締
役会の決議によって新たに発行して、追加の資本の払い込みを受ける方法があ
ります。これを、「通常の新株発行による増資」と呼びます。


・新株式申込証拠金

通常の新株発行による増資では、株式の引受と払込に先立ち、まず株式の申し
込みを受けて、次にそれらの申し込みに対して株式の割当を行う手続きがあり
ます。このとき、株式の申し込みにあたり、株式の払込金に相当する金額を申
込証拠金として払い込ませて、株式の払込期日にそれを払込金に充当する方法
が取られることが多いです。


申込証拠金の払込を受けたときは、「新株式申込証拠金」勘定へ記載します。
その後、払込期日に申込証拠金を払込金に充当したときに、新株式申込証拠金
資本勘定へ振り替えます。資本金になったのですから、当然ですね。


資本金の決定

通常の新株発行による増資においても、株式の発行価額の総額を資本金とする
のが原則です。もし、株式の発行価額の2分の1の金額までを資本金としない
場合は、その金額を株式払込剰余金勘定へ記載します。



 簿記の話~その44~ 「株式会社の減資」

・減資

損失の補填などを目的に会社の資本を減らすことを、減資といいます。減資に
は、会社の純資産の総額も同時に減少する「実質的減資」と、純資産の構成内
容が変わるのみでその総額に変化がない「形式的増資」があります。


・株式の併合による減資

減資の1つの方法に、発行済株式のすべてについて一律に数個の株式を合わせ
発行済株式数を減少させ、それに見合う資本金を減らす方法があります。こ
れを株式の併合による減資と呼びます。


なお、減資による資本金の減少額がそれに伴う損失の補填額や資本の払戻額な
どを超過する場合は、その超過額を「資本及び資本準備金減少差益」勘定へ記
載します。



つづく











 実話の話(本当にあった怖い話)~その2~ 「3期連続赤字の果てに」

当社は、西欧のSPAが51%超を出資している。3期連続赤字なので、そろ
そろ何かが起こるのだろう。


大手百貨店横浜○ご○出身の前経理部長は、決算を待たずに転職した。


その数ヶ月前には、社長副社長との銀行詣でがスケジュールを埋めていた。そ
の矢先の退職で、当時大阪支社では、「何かが起こるゾ!」とのウワサが給湯
室から発信されていた。


夕方、副社長が来社するが、大阪は静かであった。解雇まであと148日。



つづく


実話の話のウラ話~その2~

怖い話はまだまだ続きます。


さて、石田塾の存在を知った私は、藁をもつかむ心境で、その説明サイトをす
みからすみまで読み漁りました。なんせ、PCのことといったら、社用でメー
ルをすることがやっとの状態でしたから。


このような初心者でも、「ものになるのか?」ということが最大の関心事でし
た。その年で42歳になる私は、おそらく最初で最後のチャレンジになるだろ
うと覚悟していました。


石田塾の受講期間は5ケ月間、その間月一でテキストが配布される。宿題が出
る。グループ面談で石田氏と会い、実際にいろいろ質問ができる。石田氏のオ
フィスは東京だが、北海道・名古屋・大阪・福岡・その他の地域まで、出張面
談に応じてくれる。


受講期間中は、メールでサポートを受ける。受講期間が終了しても、その後2
年間はサポートしてもらえる。受講期間終了後には、フォローセミナーが各地
で開催される。


これは、すごい。これだけのサポート体制がとられているなら、やる気さえあ
れば結果が出そうだ。


つづく


稼ぎの構造を伝授してくれる石田塾の詳細は、ここでご確認ください。
http://tinyurl.com/egk9p


なお、入塾を希望される方は、谷口までご連絡ください。
質問も受け付けております。


編集後記

最近は、企業のM&A等、株式会社のそれこそ特殊な事例がニュースで頻出し
ています。基本を押さえるとよく理解できます。


発行人:
有限会社 アジール
会計コンサルタント部門担当
監査役
谷口和喜

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