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謙虚にして驕らず、が大事

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010/12/06(第370号)━━
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■□ 【実践!社長の財務】-財務アプローチで儲かる会社を作る
■□    
■□  ”業績をアップしたいのであれば、まずは会計から変えろ!!”
■■          http://www.tm-tax.com/
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 皆様、おはようございます。
 税理士の北岡修一です。

 12月に入りました。
 今年も仕事をするのは、あと実質3週間という感じですね。
 
 当然、1月も引き続き仕事をしていくのですが、何か年末
 というのは厳かな感じで、年内にできることはやってしまい
 たい、という気持ちになります。

 ということで、今年やるべきこと、やり残したことをピック
 アップして、何としても年内に終わらせ、気持ちいいお正月
 を迎えましょう!

 
 ということで、本日も「実践!社長の財務」いってみましょう。


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■□  謙虚にして驕らず、が大事
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●今回は、うまくいかなかった会社のお話です。

 これはまだ私が独立する前、24歳位のウン十年前の話です。

 不動産会社の社長でしたが、体育会系で、とても元気な会社
 でした。

 その会社に訪問して帰る時などは、社員が全員玄関の前に
 並んで、「ありがとうございました!!」と大声であいさつ
 されて、見送られて帰ります。

 とても気恥ずかしい感じでしたね(笑)。


●そのような体育会系の会社でしたから、明るく礼儀正しく、
 社員のやる気もあって、業績をドンドン伸ばしていました。

 S社長も強気のイケイケドンドンの社長で、なぜか私とは
 気が合って、気に入ってくれて、「北岡さんは、突貫小僧
 みたいだね。」などと言われていました。

 私も若かったせいか、結構いろんな提案を、意気込んでして
 いたんだろうと思います。

 「突貫小僧」というのは、自分自身ちょっと気に入っていた
 のですが...(笑)。


●そんな昇り調子の会社でしたが、ある日突然、専務が退職
 してしまいました。というか、社長が専務を切ってしまった
 のです。

 専務は、営業から経理まで統括しており、社長の影で目立た
 なかったのですが、会社経営の要のような位置にいました。

 私どもが、会計事務所として訪問して、わからないことが
 あると、すべて専務に聞けばわかる、というような状況です。


●社長は、そんな専務が目の上のタンコブになったのでは
 ないかと思います。社長の積極策と専務の慎重な意見が
 合わなくなったのでは? という気がします。

 その後、私は25歳でその会計事務所を辞め、独立して
 しまったので、詳しいことはわからないのですが、数年
 して、S社長の会社が倒産した、と聞きました。

 本当に、ビックリしました。

 あのS社長の会社が...という感じです。

 私から見れば、積極的で明るくて、前向きで、才能あふれ
 る社長に見えました。優秀な営業もたくさんいたし、なぜ
 つぶれたんだろう、と思いましたね。


●後日やめさせられた専務(実は、専務が立ち上げた会社は、
 私が独立した後だったので、顧問先になってくれました)

 に、S社長が会社をつぶした理由などを聞きました。


 原因は、言ってみれば、ドンブリ勘定ですね。

 積極的なだけに、非常に金遣いが荒かったと...。
 そう言えば以前から、その会社に訪問していて、なかなか
 現金が合わないのに、苦労していました。

 今から考えれば、現金が合わないこと自体がおかしいので
 すが、当時はそんなもんか、と思ってやっていました。
 その原因の多くが、社長だったんですね。


●金遣いが荒いだけでなく、お金の区別が明確につかなかった
 ようですね。

 お客様から預かっているようなお金も、仕入資金、仕込み
 資金に使ってしまう。

 取引先(やばいところも含め)との貸し借りが非常に多かっ
 た。

 そして不動産会社の社長によくありがちな、高級車に乗って
 高級クラブをはしごする、みたいなこともやっていたようで
 す。


 まあ、言ってみれば典型的な倒産への道ですね。

 専務がいた頃は、その点を専務がしっかり抑えていた、とい
 うことだったのですね。


●社長と専務2人がいれば、その会社はかなり発展したので
 しょうが、業績が良くなって、社長は天狗になってしまった、
 というのが最大の原因だと思います。

 
 経営者は、どんなに会社が良くなっても「謙虚にして、
 驕らず」ということが大事です。

 また、自分を抑えてくれる人の存在、というのも、その時は
 うっとうしくても、絶対に必要なのではないかと思いますね。

 社長の皆様、そんな人材を持っていますか?
 


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<編集後記>
 
 今日の話は、四半世紀も前の話なので、結構記憶があやふやですね。
 でも、とても印象深い会社でした。「突貫小僧」は、今でもあるサイトの
 ハンドルネームで使ったりしています。お目にかかったらそれは私です(笑)。

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