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経営テクノ研究所■■
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2011年5月16日 第1・3週月曜日発行
発行人:舘 義之
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
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★★経営のパートナー★★経営学で企業を再生する
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
第4回:経営戦略とは
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軍事上用いられてきた戦略という用語が経営にとりいれられてきた背景に
は、環境条件の変化が間断なく起こっていることが挙げられます。
H・i・アンゾフが「企業戦略論」の中で言っている戦略的意思決定、管
理的意思決定、業務的意思決定という3つのレベルで考えると、戦略的意思
決定(目標・方針)の機会が非常に多いのです。
経営戦略という言葉がよく使われます。経営管理の時代は去った、経営戦
略の時代が来た、といわれます。
戦後、アメリカの経営管理のやり方が盛んに日本の企業に導入されました。
それは、日本の経営を近代化するのに大きな貢献をしました。しかし、反面、
日本の風土に合わない、むしろ有害だった、という例もありました。
そこでだんだん反省するようになってきました。その反省の1つが、アメ
リカの学者であるアベグレンが日本経営の長所を指摘し始めたのです。それ
は、終身
雇用制でした。
こういうものは封建的だからよくないというのが定説でした。アメリカで
はお互いにスカウト合戦で、引き抜いたり引き抜かれたりしているが、こう
いうことは経営にとってあまり喜ばしいことではない、と指摘してきたので
す。それが1つのショックを与えました。
もう1つは、アメリカで盛んにストラティジィ(戦略)という言葉が使わ
れるようになったことです。今での経営管理というのは、固定的なものであ
る、ということです。それは、囲碁で定石を習うようなものです。
しかし、今日の経済の変化はあまりにスピーディです。しかも現実の企業
を経営する場合には、いろいろな意味で相手があります。顧客も相手であり、
競争会社も相手です。そういう相手の出方によって、やり方を変えなければ
なりません。従来の固定的な経営管理でなく、ダイナミックに考えるべきだ
ということになってきたのです。
この2つのことが刺激になって、今まで行われていたような経営管理では
いけないのだと反省され、そこで経営戦略が流行語のようになったわけです。
戦略というのは戦術とは違います。戦術(長期経営計画・短期経営計画・
個別計画)は、その時その時の戦闘を指導するやり方ですが、戦略というの
は大局的、長期的に考えることが本来の意味です。そこで長期的な戦略目標
を定める必要があります。
1.目標とは
目標とは、何をするかの計画であり、完成されるべき結果を示し、到達す
べき終点を示すものです。
到達目標の内容ですが、企業の長期的利潤の維持は具体的内容において示
すものであり、単に利潤極大化というような表現では、それに値しません。
これは、トップ・マネジメントが、その企業活動の長期実現目標として、
設定すべきものであり、たとえば、ドラッカーによると、
(1)市場における地位
(2)技術革新
(3)生産性
(4)物財
(5)資金
(6)
収益性
(7)経営担当者の能力と育成
(8)
従業員の能力と態度
(9)社会的責任
など、およそ企業の存続ないし繁栄に直接重大な影響を与えるような行為の
全ての領域において、設定されるものである、と言っています。
このような内容を目標として与える場合、計数的な表現を伴う場合もある
し、計数を伴わない記述的表示もあります。
2.方針とは
方針とは、目標に対して、いかに到達するかの考え方を示すものです。こ
れは、あらゆる判断の基礎となり、行動の指針となります。
方針は、
(1)経営全体の行動指針たる基本的性質
(2)経営体を構成する部局の行動指針
(3)部局を構成する単位課または単位係の行動指針
などと、階層的に区別できます。
(1)の方針は、経営体がいかにあるべきかの大綱的基準を示すものであ
って、その指針は直下の部局の活動基準となり指導的な役割を果たすもので
すから、極めて重要な役割を持っています。
従って、(1)の設定がトップ・マネジメントの責任として担当しなけれ
ばならないことは当然のことです。
このことは、(2)(3)の場合も全く同様であって、(1)の方針に指
向して、(2)(3)の方針を貫流させていくことにより、経営体の統一的
な活動の実現が期待できることになります。
企業における健全な方針の設定は、経営管理の有効な遂行にとって、多く
の寄与をすることは明らかです。具体的には、
(1)方針によって行動の計画的コースかなの逸脱を避けることができる
(2)企業としての行動の一貫性を確保することができる
(3)理解ある協同関係を促進することができる
(4)行動の調整を助成することができる
(5)創造力の賢明な遂行を涵養することができる
(6)公平な人間関係の決定にとって、その指針となることができる
(7)経営者的行動の内容を決定する基礎にすることができる
(8)将来の計画樹立に対する指針にすることができる
などが挙げられます。
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★★利益向上は企業体質革新から★★
新製品、新市場、新材料、新しい作業方法、新しい組織形態、さらには
新しい経営理管理論や経営哲学といった分野において、競争に立ち向かい、
勝ちめくために革新が必要です。
★利益向上は企業体質革新の解説→
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
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★★革新的ビジネスマンご愛読のお薦め★★
技術革新の波は工場や設備だけの合理化に止まらず、その波はビジネスマ
ンにも、ひしひしと押し寄せてくるようになりました。企業間の競争は激し
くなりました。
だが、どうしたら勝てるか。どうしたら人に先んじて、リーダーたる資格
と実力を勝ちうるか。それは大変難しいことです。しかし、あえて、それを
説いたのが、この有料メルマガです。「革新的ビジネスマン」のご購読をお
薦めします。
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■舘 義之のポジション
人事・IE・VE・マーケティングコンサルタント
人事・IE、VE・マーケティングの3輪で企業体質改善の仕組みを構築
して、厳しい経営環境の中で勝ち残っていく会社にすることを第一に支援し
ます。
■舘 義之への問い合わせ
tate@agate.plala.or.jp
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■■経営のパートナー■■
発行人 :
経営テクノ研究所
舘 義之
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経営戦略という言葉がよく使われます。経営管理の時代は去った、経営戦
略の時代が来た、といわれます。
戦後、アメリカの経営管理のやり方が盛んに日本の企業に導入されました。
それは、日本の経営を近代化するのに大きな貢献をしました。しかし、反面、
日本の風土に合わない、むしろ有害だった、という例もありました。
そこでだんだん反省するようになってきました。その反省の1つが、アメ
リカの学者であるアベグレンが日本経営の長所を指摘し始めたのです。それ
は、終身雇用制でした。
こういうものは封建的だからよくないというのが定説でした。アメリカで
はお互いにスカウト合戦で、引き抜いたり引き抜かれたりしているが、こう
いうことは経営にとってあまり喜ばしいことではない、と指摘してきたので
す。それが1つのショックを与えました。
もう1つは、アメリカで盛んにストラティジィ(戦略)という言葉が使わ
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る、ということです。それは、囲碁で定石を習うようなものです。
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を経営する場合には、いろいろな意味で相手があります。顧客も相手であり、
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なりません。従来の固定的な経営管理でなく、ダイナミックに考えるべきだ
ということになってきたのです。
この2つのことが刺激になって、今まで行われていたような経営管理では
いけないのだと反省され、そこで経営戦略が流行語のようになったわけです。
戦略というのは戦術とは違います。戦術(長期経営計画・短期経営計画・
個別計画)は、その時その時の戦闘を指導するやり方ですが、戦略というの
は大局的、長期的に考えることが本来の意味です。そこで長期的な戦略目標
を定める必要があります。
1.目標とは
目標とは、何をするかの計画であり、完成されるべき結果を示し、到達す
べき終点を示すものです。
到達目標の内容ですが、企業の長期的利潤の維持は具体的内容において示
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2.方針とは
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(2)経営体を構成する部局の行動指針
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