++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
~得する税務・
会計情報~ 第17号
【
税理士法人-優和-】
http://www.yu-wa.jp
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
mission is to organize the world's information and make it
universally accessible and useful.
これが何かご存じですか?
結構有名なので、見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
Googleのミッションです。
「Google の使命は、Google 独自の検索エンジンにより、世界中の情報を
体系化し、アクセス可能で有益なものにすることです。」
Googleは、WEBに晒されている情報のみならず、あらゆる情報をデータ
ベース化することを目標としていることが読みとれます。
ユーザーとしては、キーボードを叩くだけで知りたいことがわかるような
世の中が来ることはワクワクします。今よりももっと便利になるのでしょ
う。
しかし、商材・サービスを提供する側からするとこれは良いのか悪いのか
一概に言えないように思えます。
すべての情報がデータベースに格納されるということは、すべての商材や
サービスが比較される対象になるのでしょう。
現在でもカカクコムや楽天などで、汎用的な商材やスペックで比較されや
すい電化製品、また飛行機のチケットなどは比較可能性に晒されています。
Yahoo!ではショップだけの検索をできるエンジンもあったりします。
もっと様々な情報がデータベース化されることで、これまで「自分の提供
しているサービスや商材は特別である」と思っていた業態までもが比較
されるようになるはずです。
Googleの理想が実現されることは、世の中のかなりのものが相対的に判断
されるようになるのでしょうか。Googleやその他の検索エンジンのデータベ
ースが充実することでメリットを享受できる業態もありますし、新たな
マーケットが創出され続けるのは間違いないでしょう。
しかし、その反面、これまで「自分の提供するものは比較される類の
商材(サービス)では無い」と思っていたモノが比較されることになる
状況も産まれるはずです。
その時、本当にその商材(サービス)が特殊であれば、メリットを享受
できるでしょう。しかし、そうでないなら価格勝負の渦に巻き込まれて
いくだけになってしまうかもしれません。
どんな業態でも、この可能性に晒されています。
ダニエル・ピンクが「ハイ・コンセプト」の中で成功者と脱落者を
見分ける三つの質問を提示しています。
1 この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
2 この仕事はコンピュータならもっと速くやれるだろうか?
3 自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を
満足させられるだろうか?
これは業態に関係なく当てはまります。反復性のある仕事はコンピュータや
ロボットがやれば良い、反復性は無くてもコストが重要になる場合は(海外に)
アウトソースすれば良い。
この質問はインターネットの存在とそこに構築されつつあるデーターベースの
及ぼす影響を意識して考えられている感じがします。
日本は「日本語」という参入障壁に守られている部分がありますが、デー
タの記述の仕方が統一化されることでその障壁もほとんどの部分では大きな
問題では無くなるような気がしています。
Googleがすべてではありませんし、インターネットが絶対ではありません。
これからもそれが全てになることは無いと思います。
しかし、私の生活がだいぶインターネットに依存しつつあるし、そこに構築
されつつある膨大なデータに依存しつつあることは確かなことです。
********************************************************************
購読解除は下記URLから
http://www.yu-wa.jp/mail.htm
********************************************************************
********************************************************************
発行者 優和 山梨本部 藤原千穂(
税理士)
優和HP:
http://www.yu-wa.jp
E-MAIL:
yamanashi@yu-wa.jp
TEL:055(220)1770/ FAX:055(220)1774
〒400-0811
山梨県甲府市川田町アリア203
********************************************************************
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
~得する税務・会計情報~ 第17号
【税理士法人-優和-】
http://www.yu-wa.jp
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
mission is to organize the world's information and make it
universally accessible and useful.
これが何かご存じですか?
結構有名なので、見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
Googleのミッションです。
「Google の使命は、Google 独自の検索エンジンにより、世界中の情報を
体系化し、アクセス可能で有益なものにすることです。」
Googleは、WEBに晒されている情報のみならず、あらゆる情報をデータ
ベース化することを目標としていることが読みとれます。
ユーザーとしては、キーボードを叩くだけで知りたいことがわかるような
世の中が来ることはワクワクします。今よりももっと便利になるのでしょ
う。
しかし、商材・サービスを提供する側からするとこれは良いのか悪いのか
一概に言えないように思えます。
すべての情報がデータベースに格納されるということは、すべての商材や
サービスが比較される対象になるのでしょう。
現在でもカカクコムや楽天などで、汎用的な商材やスペックで比較されや
すい電化製品、また飛行機のチケットなどは比較可能性に晒されています。
Yahoo!ではショップだけの検索をできるエンジンもあったりします。
もっと様々な情報がデータベース化されることで、これまで「自分の提供
しているサービスや商材は特別である」と思っていた業態までもが比較
されるようになるはずです。
Googleの理想が実現されることは、世の中のかなりのものが相対的に判断
されるようになるのでしょうか。Googleやその他の検索エンジンのデータベ
ースが充実することでメリットを享受できる業態もありますし、新たな
マーケットが創出され続けるのは間違いないでしょう。
しかし、その反面、これまで「自分の提供するものは比較される類の
商材(サービス)では無い」と思っていたモノが比較されることになる
状況も産まれるはずです。
その時、本当にその商材(サービス)が特殊であれば、メリットを享受
できるでしょう。しかし、そうでないなら価格勝負の渦に巻き込まれて
いくだけになってしまうかもしれません。
どんな業態でも、この可能性に晒されています。
ダニエル・ピンクが「ハイ・コンセプト」の中で成功者と脱落者を
見分ける三つの質問を提示しています。
1 この仕事は、他の国ならもっと安くやれるだろうか?
2 この仕事はコンピュータならもっと速くやれるだろうか?
3 自分が提供しているものは、豊かな時代の非物質的で超越した欲望を
満足させられるだろうか?
これは業態に関係なく当てはまります。反復性のある仕事はコンピュータや
ロボットがやれば良い、反復性は無くてもコストが重要になる場合は(海外に)
アウトソースすれば良い。
この質問はインターネットの存在とそこに構築されつつあるデーターベースの
及ぼす影響を意識して考えられている感じがします。
日本は「日本語」という参入障壁に守られている部分がありますが、デー
タの記述の仕方が統一化されることでその障壁もほとんどの部分では大きな
問題では無くなるような気がしています。
Googleがすべてではありませんし、インターネットが絶対ではありません。
これからもそれが全てになることは無いと思います。
しかし、私の生活がだいぶインターネットに依存しつつあるし、そこに構築
されつつある膨大なデータに依存しつつあることは確かなことです。
********************************************************************
購読解除は下記URLから
http://www.yu-wa.jp/mail.htm
********************************************************************
********************************************************************
発行者 優和 山梨本部 藤原千穂(税理士)
優和HP:
http://www.yu-wa.jp
E-MAIL:
yamanashi@yu-wa.jp
TEL:055(220)1770/ FAX:055(220)1774
〒400-0811
山梨県甲府市川田町アリア203
********************************************************************