こんにちは。
人事コンサルタント石川弘子です。
来年4月から
離婚等による厚生
年金の分割が可能となるため、あちこちから
問い合わせがきています。
ドラマでも話題になった熟年
離婚ですが、周囲でも「この改正を待ってから
離婚を進めていく」といった妻側のお話をうかがって、夫婦について考えさせられ
ました。
人事についてのご相談はこちら↓
http://www.ishikawa-sk.com/
────────────────────────────────────
■1.部下を伸ばしていますか?
────────────────────────────────────
社員や部下の指導については、どの企業でも頭を悩ませているようです。
「何かいい社員研修プログラムは無いですかね?」
といったご相談もよく受けますが、わずか何日かの、それも思いついた時期に
何らかの研修を受けても、あまり効果があるとは思えません。
(もちろん、短期的な目標のため、何らかの知識を学ぶ必要があったりする場合は
別ですが)
それに、たった数日、わずかばかりのお金で社員が劇的に変化するのであれば、
苦労はしませんよね。
本当に市場で勝者となるための人材を育成するのであれば、継続的に長期的な視点で
忍耐強く育てなくてはならないのです。
米沢藩を改革したことで有名な上杉鷹山の格言でこのような言葉があります。
「してみせて 言って聞かせて させてみる」
(後に山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
と言っています)
これは、まさに人材育成のエッセンスが詰まった言葉です。
まずはトップが見本を見せる。部下が思うように動けなくても、感情で怒るのではなく、
理路整然と諭して、相手が自ら問題に気づくようにする。そして、失敗しても再度チャレンジさせる。
これは、口で言うほど簡単ではなく、本当に忍耐が必要です。
「確かに頭では分かってるんだけど、こんなことやってられないよ」
とおっしゃる気持ちはよく分かりますが、人材育成に本腰入れて取り組んだ会社と
諦めてしまった会社では、長期的には大きな差が出てくることは間違いありません。
経営者として、上司として、決して諦めず、忍耐強く前進して行こうとする真剣な思いは
きっと周囲の人に伝わるのではないでしょうか?
───────────────────────────────────
■2.
労務管理110番 ~仕事はできるけど、協調性の無い社員を解雇できますか?~
────────────────────────────────────
Q:営業部の社員で、勤務成績は上げているのですが、性格が自己中心的で協調性がありません。
自分勝手な行動で、周囲に迷惑をかけたり、不快な思いをさせているので困っています。
協調性の無さを理由に解雇できますか?
A:協調性が無いという事が本人の勤務成績とは関連性が無いようですが、その方の言動が他の
業務を阻害していたり、職場の秩序を乱しているようでしたら、その内容によっては解雇せざるを
得ない場合もあるでしょう。
その際、「協調性がない」というのは、非常に抽象的な言葉ですので、具体的に「いつどういった
言動が問題となったのか」を明確にすることが重要です。
「協調性がない、自己中心的」というだけでは、あくまでも本人の性格に対する評価でしかありませんし、
本人の個性とも取れます。
どういった言動が問題となるのかという根拠となる事実を特定することがポイントです。
<編集後記>
━☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日ヘルスメーターをいただいたのですが、部位別の体脂肪から体内年齢まで測定できるので
結構はまっています。1日2回は測定し、結果に一喜一憂する毎日です。
体内年齢に関しては、実年齢より一回りも若く出たので、大喜びしていたのですが、
上半身と下半身のバランスが悪く、マンションの階段上り下りに挑戦しようかと考えています。
このメルマガのご意見・ご感想はこちらまで。↓
ishikawa@ishikawa-sk.com
ではまた次回お会いしましょう。石川弘子でした。
こんにちは。人事コンサルタント石川弘子です。
来年4月から離婚等による厚生年金の分割が可能となるため、あちこちから
問い合わせがきています。
ドラマでも話題になった熟年離婚ですが、周囲でも「この改正を待ってから
離婚を進めていく」といった妻側のお話をうかがって、夫婦について考えさせられ
ました。
人事についてのご相談はこちら↓
http://www.ishikawa-sk.com/
────────────────────────────────────
■1.部下を伸ばしていますか?
────────────────────────────────────
社員や部下の指導については、どの企業でも頭を悩ませているようです。
「何かいい社員研修プログラムは無いですかね?」
といったご相談もよく受けますが、わずか何日かの、それも思いついた時期に
何らかの研修を受けても、あまり効果があるとは思えません。
(もちろん、短期的な目標のため、何らかの知識を学ぶ必要があったりする場合は
別ですが)
それに、たった数日、わずかばかりのお金で社員が劇的に変化するのであれば、
苦労はしませんよね。
本当に市場で勝者となるための人材を育成するのであれば、継続的に長期的な視点で
忍耐強く育てなくてはならないのです。
米沢藩を改革したことで有名な上杉鷹山の格言でこのような言葉があります。
「してみせて 言って聞かせて させてみる」
(後に山本五十六は「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
と言っています)
これは、まさに人材育成のエッセンスが詰まった言葉です。
まずはトップが見本を見せる。部下が思うように動けなくても、感情で怒るのではなく、
理路整然と諭して、相手が自ら問題に気づくようにする。そして、失敗しても再度チャレンジさせる。
これは、口で言うほど簡単ではなく、本当に忍耐が必要です。
「確かに頭では分かってるんだけど、こんなことやってられないよ」
とおっしゃる気持ちはよく分かりますが、人材育成に本腰入れて取り組んだ会社と
諦めてしまった会社では、長期的には大きな差が出てくることは間違いありません。
経営者として、上司として、決して諦めず、忍耐強く前進して行こうとする真剣な思いは
きっと周囲の人に伝わるのではないでしょうか?
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■2.労務管理110番 ~仕事はできるけど、協調性の無い社員を解雇できますか?~
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Q:営業部の社員で、勤務成績は上げているのですが、性格が自己中心的で協調性がありません。
自分勝手な行動で、周囲に迷惑をかけたり、不快な思いをさせているので困っています。
協調性の無さを理由に解雇できますか?
A:協調性が無いという事が本人の勤務成績とは関連性が無いようですが、その方の言動が他の
業務を阻害していたり、職場の秩序を乱しているようでしたら、その内容によっては解雇せざるを
得ない場合もあるでしょう。
その際、「協調性がない」というのは、非常に抽象的な言葉ですので、具体的に「いつどういった
言動が問題となったのか」を明確にすることが重要です。
「協調性がない、自己中心的」というだけでは、あくまでも本人の性格に対する評価でしかありませんし、
本人の個性とも取れます。
どういった言動が問題となるのかという根拠となる事実を特定することがポイントです。
<編集後記>
━☆★☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日ヘルスメーターをいただいたのですが、部位別の体脂肪から体内年齢まで測定できるので
結構はまっています。1日2回は測定し、結果に一喜一憂する毎日です。
体内年齢に関しては、実年齢より一回りも若く出たので、大喜びしていたのですが、
上半身と下半身のバランスが悪く、マンションの階段上り下りに挑戦しようかと考えています。
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ではまた次回お会いしましょう。石川弘子でした。