〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
2006年11月6日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】
経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】
tate@agate.plala.or.jp
【H P】
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆CONTENTS◆
VOL3.マーケティング
●調査なくして発言なし
●閑話休題「サム・マネー」
■舘義之小冊子紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●調査なくして発言なし
新しい製品を作っていく場合は、その「特色」とか「魅力」というような
ものは、それを作る会社が決めるものではなくて、あくまでも顧客が決める
ものである、という観点に立たなければなりません。
これはアメリカの例ですが、ある計算機を作っている会社で中小企業向け
の計算機を売り出しました。これは中型の計算機でしかも大型と同じスピー
ドで計算できるので、中小企業にとっては大変便利だろうと考え、売り出し
たところがさっぱり売れません。
どうして売れないのか調べたところ、中小企業では、そんなにスピードの
ある計算機は必要としませんでした。それに中型でしかも大型と同じスピー
ドをあげるために非常にむずかしい操作を必要としたのです。
ところが操作できる高度の教育を持った人が中小企業では少なかったため
に、かえって中型の計算機が売れないということになってしまいました。
これは会社が、こういうことは特色だろう、魅力になるだろうと勝手に考
えたところに問題があるのであって、あくまでも魅力は顧客が決めるもので
ある、ということを考えなければならないのです。
そこで、一体顧客は、どういう点に魅力を感じるのだろうかということを
調査すること、これがいわゆる「市場調査(マーケティング・リサーチ)」
です。以前から盛んに市場調査、市場調査といわれていますが、何か市場調
査というと大変
費用のかかるものだというふうに考えられがちです。しかし、
決してそうではありません。
ある一つの例としてロシアの化学者でメンデレーフという人がいました。
この人がフランスの火薬の成分を調べようとしました。たくさんの調査員が
調べてもなかなか分からなかったものを、メンデレーフはたった1人で簡単
に調べてしまいました。
それはフランスの鉄道統計を取り寄せて、そして、その火薬の工場の近く
の駅でどういうものを荷下ろししているかということを調べたのです。それ
から逆算して火薬の成分を割り出したところ、それがピッタリ当たっていた
ということです。
たった1人であっても、ポイントさえつかめば、一体顧客がどんなものを
要求しているかということを調べることができるものです。だからよく、
「ワンマン・サーベイ」という言葉が使われます。1人で調査するからワン
マン・サーベイであって、たとえば日本の例を見てもいろいろあります。
あるデパートでは、トイレのなかに女性を派遣して、そこでいろいろしゃ
べっているのを全部筆記して、それから最近の女性はどういうようなものを
要求しているだろうか、ということを探り出しました。たとえば、ボーイ・
フレンドにどんなものを贈ったとか、どんなものをもらって嬉しかったとか、
そういうようなことを全部調べて、こういう製品は必ず売れるだろう、とい
うことを追求したのです。
毛沢東は、「調査なくして発言なし」というようなことをいったことがあ
りますが、これは決して中国だけの問題ではなくて、日本の企業にとっても、
やはり「調査なくして発言なし」ということは当てはまるわけです。
これは決して中国だけの問題ではなくて、日本の企業にとっても、やはり
「調査なくして発言なし」ということは当てはまるわけです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●閑話休題「サム・マネー」
福島・和歌山両県で摘発された談合事件は、いずれも「官製談合」の性格
が色濃いもので、知事の威光を背景に周辺の人物が重要な役割を果たすとい
った共通の構図を見せています。
特にバブル期に勤勉の価値を見失い、金儲けがすべて、違法、脱税もいと
わない拝金主義がまかり通る世相になってきました。
加えて、マスコミによるあくことのない欲望の刺激は、人びとをしてます
ます金銭の魔力の大を知らしめています。そのためか、金銭欲をまる出しす
る人が多くなってきました。
いかなる聖人といえども、むかしから現在まで、金を取りにくる人よりも、
金を持ってきてくれる人の方を好むものです。
金を軽蔑する人でも、金なしに生きていけません。人は、金のために生き
るものではありませんが、また、金がなくては生きにくいものです。このよ
うに、まことに次元の低いものですが、人生にとって魔力のある、場合によ
っては人生を左右するような、人生の主人のようなふるまいさえもする金銭
というものは、人にとって、きわめて強い影響力のあるもので、時には人の
身をあやまらせたりします。
しかし、金銭欲をまる出しにするような人は、人生目的の低い人として、
また、金銭のために非情なことも平気でやるし、友情も平気で捨てます。だ
から、金銭欲の強い人は、幹部になる資格のない人、人を使っていくことの
できい人とされています。
チャプリンも映画「ライムライト」のなかで人生に絶望し自殺しかけてい
るバレリーナに次のようにいっています。
「生きて行くには三つのものがいる。ひとつは『希望』ひとつは『勇気』そ
してもうひとつは『サム・マネー(いささかのたくわえ)』だ」
最後のサム・マネーは、子供のころ貧乏して惨憺たる苦労したチャプリン
にして、はじめていい得る言葉です。
アリストテレスの言葉に「自分の欲望に勝つことは敵に勝つことよりむず
かしい。真の勝利とは自らに勝利しむることだ」というのがありますが、こ
れからのビジネスマンも、この言葉に、もう一度わが身を振りかえってみる
必要があるのではないでしようか。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■舘義之小冊子紹介
メルマガ小冊子紹介の
http://www.mag2.com/をクリック→まぐまぐ画面のまぐ
まぐ自費出版→詳しくはこちら→書店販売
オプションのebook-print.comを
クリック→ジャンル検索の企業・ビジネスをクリック→購入小冊子のバスケッ
トをクリック
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■コンサルティング・セミナー・講演会などお任せください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●生産方式の改善・セル生産方式への移行したい!
●部品・仕掛品・製品在庫の削減をしたい!
●開発・設計期間の短縮をしたい!
●セールス活動の効率化を図りたい!
●商談技術を強化したい!
●市場開拓への戦略構想をつくりあげたい!
●
目標管理の導入・定着を図りたい!
●
人事評価制度を策定したい!
「
経営テクノ研究所」にご相談ください。
【ホームページ】
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
【お問合せ】
tate@agate.plala.or.jp
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【発行元】
経営テクノ研究所
〒323-0807 栃木県小山市城東2-8-7
TEL:0285-23-0370 FAX:0285-23-0370
【発行責任者】
経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【事業内容】コンサルティング・企業内研修・講演会・経営顧問・執筆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
このメールマガジンは、『まぐまぐ』
http://www.mag2.com/を利用して
発行しています。登録・解除はこちらから!
http://www.mag2.com/m/0000098662.htm
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
2006年11月6日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】
tate@agate.plala.or.jp
【H P】
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
◆CONTENTS◆
VOL3.マーケティング
●調査なくして発言なし
●閑話休題「サム・マネー」
■舘義之小冊子紹介
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●調査なくして発言なし
新しい製品を作っていく場合は、その「特色」とか「魅力」というような
ものは、それを作る会社が決めるものではなくて、あくまでも顧客が決める
ものである、という観点に立たなければなりません。
これはアメリカの例ですが、ある計算機を作っている会社で中小企業向け
の計算機を売り出しました。これは中型の計算機でしかも大型と同じスピー
ドで計算できるので、中小企業にとっては大変便利だろうと考え、売り出し
たところがさっぱり売れません。
どうして売れないのか調べたところ、中小企業では、そんなにスピードの
ある計算機は必要としませんでした。それに中型でしかも大型と同じスピー
ドをあげるために非常にむずかしい操作を必要としたのです。
ところが操作できる高度の教育を持った人が中小企業では少なかったため
に、かえって中型の計算機が売れないということになってしまいました。
これは会社が、こういうことは特色だろう、魅力になるだろうと勝手に考
えたところに問題があるのであって、あくまでも魅力は顧客が決めるもので
ある、ということを考えなければならないのです。
そこで、一体顧客は、どういう点に魅力を感じるのだろうかということを
調査すること、これがいわゆる「市場調査(マーケティング・リサーチ)」
です。以前から盛んに市場調査、市場調査といわれていますが、何か市場調
査というと大変費用のかかるものだというふうに考えられがちです。しかし、
決してそうではありません。
ある一つの例としてロシアの化学者でメンデレーフという人がいました。
この人がフランスの火薬の成分を調べようとしました。たくさんの調査員が
調べてもなかなか分からなかったものを、メンデレーフはたった1人で簡単
に調べてしまいました。
それはフランスの鉄道統計を取り寄せて、そして、その火薬の工場の近く
の駅でどういうものを荷下ろししているかということを調べたのです。それ
から逆算して火薬の成分を割り出したところ、それがピッタリ当たっていた
ということです。
たった1人であっても、ポイントさえつかめば、一体顧客がどんなものを
要求しているかということを調べることができるものです。だからよく、
「ワンマン・サーベイ」という言葉が使われます。1人で調査するからワン
マン・サーベイであって、たとえば日本の例を見てもいろいろあります。
あるデパートでは、トイレのなかに女性を派遣して、そこでいろいろしゃ
べっているのを全部筆記して、それから最近の女性はどういうようなものを
要求しているだろうか、ということを探り出しました。たとえば、ボーイ・
フレンドにどんなものを贈ったとか、どんなものをもらって嬉しかったとか、
そういうようなことを全部調べて、こういう製品は必ず売れるだろう、とい
うことを追求したのです。
毛沢東は、「調査なくして発言なし」というようなことをいったことがあ
りますが、これは決して中国だけの問題ではなくて、日本の企業にとっても、
やはり「調査なくして発言なし」ということは当てはまるわけです。
これは決して中国だけの問題ではなくて、日本の企業にとっても、やはり
「調査なくして発言なし」ということは当てはまるわけです。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●閑話休題「サム・マネー」
福島・和歌山両県で摘発された談合事件は、いずれも「官製談合」の性格
が色濃いもので、知事の威光を背景に周辺の人物が重要な役割を果たすとい
った共通の構図を見せています。
特にバブル期に勤勉の価値を見失い、金儲けがすべて、違法、脱税もいと
わない拝金主義がまかり通る世相になってきました。
加えて、マスコミによるあくことのない欲望の刺激は、人びとをしてます
ます金銭の魔力の大を知らしめています。そのためか、金銭欲をまる出しす
る人が多くなってきました。
いかなる聖人といえども、むかしから現在まで、金を取りにくる人よりも、
金を持ってきてくれる人の方を好むものです。
金を軽蔑する人でも、金なしに生きていけません。人は、金のために生き
るものではありませんが、また、金がなくては生きにくいものです。このよ
うに、まことに次元の低いものですが、人生にとって魔力のある、場合によ
っては人生を左右するような、人生の主人のようなふるまいさえもする金銭
というものは、人にとって、きわめて強い影響力のあるもので、時には人の
身をあやまらせたりします。
しかし、金銭欲をまる出しにするような人は、人生目的の低い人として、
また、金銭のために非情なことも平気でやるし、友情も平気で捨てます。だ
から、金銭欲の強い人は、幹部になる資格のない人、人を使っていくことの
できい人とされています。
チャプリンも映画「ライムライト」のなかで人生に絶望し自殺しかけてい
るバレリーナに次のようにいっています。
「生きて行くには三つのものがいる。ひとつは『希望』ひとつは『勇気』そ
してもうひとつは『サム・マネー(いささかのたくわえ)』だ」
最後のサム・マネーは、子供のころ貧乏して惨憺たる苦労したチャプリン
にして、はじめていい得る言葉です。
アリストテレスの言葉に「自分の欲望に勝つことは敵に勝つことよりむず
かしい。真の勝利とは自らに勝利しむることだ」というのがありますが、こ
れからのビジネスマンも、この言葉に、もう一度わが身を振りかえってみる
必要があるのではないでしようか。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■舘義之小冊子紹介
メルマガ小冊子紹介の
http://www.mag2.com/をクリック→まぐまぐ画面のまぐ
まぐ自費出版→詳しくはこちら→書店販売オプションのebook-print.comを
クリック→ジャンル検索の企業・ビジネスをクリック→購入小冊子のバスケッ
トをクリック
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■コンサルティング・セミナー・講演会などお任せください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●生産方式の改善・セル生産方式への移行したい!
●部品・仕掛品・製品在庫の削減をしたい!
●開発・設計期間の短縮をしたい!
●セールス活動の効率化を図りたい!
●商談技術を強化したい!
●市場開拓への戦略構想をつくりあげたい!
●目標管理の導入・定着を図りたい!
●人事評価制度を策定したい!
「経営テクノ研究所」にご相談ください。
【ホームページ】
http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
【お問合せ】
tate@agate.plala.or.jp
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【発行元】経営テクノ研究所
〒323-0807 栃木県小山市城東2-8-7
TEL:0285-23-0370 FAX:0285-23-0370
【発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【事業内容】コンサルティング・企業内研修・講演会・経営顧問・執筆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
このメールマガジンは、『まぐまぐ』
http://www.mag2.com/を利用して
発行しています。登録・解除はこちらから!
http://www.mag2.com/m/0000098662.htm
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓