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カイゼン力なるコンピテンシー発揮の威力!

     ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

   <第280回>事例で学ぶ「コンピテンシー」レビュー編<その7>!

    ==■「カイゼン力なるコンピテンシー発揮の威力!」■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非
ともお読みいただきたいと思います。

===================================

■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと
 理解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】問題意識を高める!
【2】「カイゼン力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「カイゼン力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記

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行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会いま
す。そして成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。



【1】問題意識を高める!

1.疑うことから始めよ!

あの人は問題意識があるとか問題意識がないなどとよく言われる。カイゼン力の前
提条件として大切なことは[問題意識を持つ]ことだ。問題意識がなければ見過ご
してしまう。

多くの工場では品質管理部なる組織を持っていて入念に検査をして製品を出荷して
いるだろう。にもかかわらず不良品を顧客の下に納めてしまい、トラブルになる。
そのトラブルを処理するために莫大な費用と時間を投じているではないか。

検査しても見逃しが生じてしまうためだ。見逃し率は検査を担当する人によって大
きなバラツキがある。見逃し率の低い人は「疑うことから始める」をモットーにし
ている。一方見逃し率の高い人は、疑う力が働かないからつい見逃してしまうわけ
だ。

もし検査しても不良がなかったら「見落としているのではないか」と疑ってみたら
いい。疑う気持ちがないから目には見えているのに気付かないのである。


2.臭いものには蓋をするな!

不良と断定できなくとも疑わしいものは一旦罰することだ。精査して疑いが晴れた
ら良品として扱えばいい。疑わしいのに罰しないからそれが後々大変な問題に発展
してしまうことはよくあることだ。つまり「木の臭さ」が大問題の「予兆」なのだ。

疑ってみる。臭いものには蓋をせず精査する。そこから問題意識が芽生え、カイゼ
ンのねたが見えるわけだ。カイゼン力と問題意識は切っても切れない関係にあると
いうことだ。



【2】「カイゼン力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!

「カイゼン力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考えて
ほしい。


1.「カイゼン力」の定義付けの例

例えば単純明快に「悪いところを改めてよくすること」と決めるのもいいだろう。

「改良」というキーワードもあるが、こちらは「今でも特に悪いわけではないが、
もっとよくすること」だ。だから改良もカイゼンの中に包含して考えてもよいて思
っている。


2.行動基準の例

カイゼンは、「kaizen」という単語になり、アメリカでは辞書に載っている。もち
ろん発祥はトヨタだ。TPSは「トヨタ式生産システム:TOYOTA Production System」
のことだ。トヨタが世界のトヨタになれたのはTPSのお陰であり、それを支えた
のがカイゼンだ。カイゼンが止まるということはマグロが泳ぎを止めることと同じ
であり、それは「死」を意味する。

□ 自分の仕事、業務内容に常に疑問を持つ
□ 当社の商品が顧客のニーズに合わないところがないか常にチェックする
□ 非効率な仕事を洗い出し、効率のよいやり方に変える
□ コストパァフォーマンスを常に追求する
□ 不良やミスの出やすい仕事を洗い出して、予防できるやり方に変える
□ カイゼンを実行し効果を確かめて社内に広める

といった行動基準を決めて、いくつかを選択して実行するのもいい。

定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。



【3】賢人の言葉

村上元彦氏の言葉

村上元彦氏は「カイゼン力」の大切さを説いています。

<毎日、昨日と違うことにトライしていたら、カイゼンや改革に慣れて新しいこと
が出来るはずなんですよ。>

毎日昨日と違うことにトライすることの近道は「提案」することだ。バーコードの
サトーでは「三行提報」という制度があり、毎日三行で提案することが義務付けら
れている。最初は辛いが慣れてくれば楽しさに変わる。

提案制度を取り入れている会社は多いが定着させるのが難しい。提案をたくさん出
し、貢献する人は処遇も上がる仕組みにしている会社もある。よいことだ。

「カイゼン」が人を成長させることは間違いなく、そしてまたこぞって会社の業績
もよい。



【4】「カイゼン力」なるコンピテンシー発揮の威力!

カイゼンや改革の遺伝子を身に付けることは大切だ。企業には「お伺い型」や「イ
エスマン」と称される人が多い。会社によって異なるが、約6割はいると言われて
いる。上司に球を投げて、「じゃあ、こうしてくれ」と言われれば「ハイ、承知し
ました」と言うタイプだ。

これでは、もしまずい結果になっても責任は感じないだろう。なぜならば指示通り
やっての結果だから、悪いのは指示をした上司というスタンスになるのだ。

このようなビジネスマン生活を長く送った人は、転職しても自営してもうまくいか
ないと思う。常日頃から「カイゼン力」なるコンピテンシーを磨いておくことが大
切だ。それが結局は自分自身を磨くことになるのだ。

花王の後藤卓也会長は「何をやりたいのかを言えない”お伺い型”の人はいらない」
と言っておられた。

全社的に「カイゼン力」なるコンピテンシーが浸透して定着すれば「仕事のできる
人の集団作り」が一気に進むのである。



【5】今日のまとめ

1.カイゼンの前提として問題意識を持つことが重要だ。そのためには「疑うこと
  からはじめる」、「臭いものには蓋をするな」と言う教訓が大事であること。

2.カイゼンのルーツはトヨタで、TPSとして海外にも広まっていること。

3.問題意識がカイゼンのネタ発見に欠かせないこと。

4.カイゼン力を高めるためには提案制度の導入も効果的であること。




次回に続く


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        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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