• HOME
  • コラムの泉

コラムの泉

このエントリーをはてなブックマークに追加

専門家が発信する最新トピックスをご紹介(投稿ガイドはこちら

コミュニケーション力なるコンピテンシー発揮の威力!

<第281回>事例で学ぶ「コンピテンシー」レビュー編<その8>!

==■「コミュニケーション力なるコンピテンシー発揮の威力!」■==

===================================

人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れとなり、成
果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・管理者・
社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非ともお読みいただ
きたいと思います。

===================================

■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと理解が一
層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
=================================

【1】ホーレンソー徹底作戦!
【2】「コミュニケーション力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「コミュニケーション力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記

=================================

行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会います。そし
て成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。



【1】ホーレンソー徹底作戦!

1.「ホーレンソー」って案外難しい!

ビジネスマンなら「ホーレンソー」のことはよく知っているはずだ。ルーツは「報告・連絡
・相談」だ。だが、上司と部下、職場の同僚同士のホーレンソーすらうまくいっていない。
そのためさまざまな問題が生じているわけだ。

□ 仕事の区切りで進捗状況を報告する
□ 出張に出たら定時連絡を入れて途中経過と今後の予定を連絡する
□ 後で厄介なことになりそうなことは上司に逐一相談する

上記が確実に実施されていれば、ビジネスはかなりスムーズに行くだろう。だがこれが案外
難しい。部下が相談に行っても「今、忙しいから後にしてくれ」と上司が部下を追い払う。
部下はタイミングを逸して仕方なく独断で進めてしまう。問題が起こると「何で相談しなか
ったのか」と叱る。まずいパターンだ。


2.朝礼という儀式の危うさ

「お宅の会社はコミュニケーションがうまく取れていないようですね」と指摘すると「そん
なことありません。毎朝朝礼でしっかり伝達していますから」という答えが返ってくる。

朝礼で上司が一方的にしゃべっても右の耳から左の耳へ素通りだ。しかも一方的な伝達は対
話にもなっていないから理解度も不十分だ。だから朝礼という儀式は危うい。

メールによる発信と応答のほうがまだましだ。そして時間を見つけては対話によるコミュニ
ケーションを図ることだ。相手の表情も見える。理解してもらえたかどうかも感じ取ること
ができる。

「ホーレンソー徹底作戦」なる全社運動を展開するのも効果覿面だ。



【2】「コミュニケーション力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!

「コミュニケーション力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義を考え
てほしい。

1.「コミュニケーション力」の定義付けの例

例えば「ビジネスをスムーズに進行させるために、相互に行う知覚・感情・思考の伝達」と
決めるのもいいだろう。

コミュニケーションのレベルには三段階あると考えられる。

第一段階 相手の話をよく聞いて言わんとすることを理解する(傾解力)
第二段階 相手の言動と表情から感情を理解する(感情の理解)
第三段階 相手の心理状態を読み取り、次の行動を決める

まずは第一段階をマスターすることだ。


2.行動基準の例

言葉が通じなければ当然コミュニケーションが取れない。外国人とのビジネスは言葉の障害が
ある。それを克服するために外国語を身に付けなければならない。しかし、日本人同士であ
りながらコミュニケーションが取れないようではビジネスマン失格だ。以下の行動基準の例
は基礎の基礎になるはずだ。

□ 仕事の節目ごとに上司や必要な人に報告する
□ 出先から上司や必要な人にこまめに連絡を入れる
□ 自分だけの判断では難しい場合は上司にタイムリーに相談する
□ ビジネスで相対したとき、適切な話題で雰囲気を作ってから本題に入る
□ 会議に参加したときは必ず発言して自分の意見に対する周囲の反応を確かめる
□ 時にはジョークを飛ばし、和らいだ雰囲気を醸し出す

といった行動基準を決めて、いくつかを選択して実行するのもいい。

定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。



【3】賢人の言葉

石原友明氏の言葉

石原友明氏は「コミュニケーション力」の大切さを説いています。

<理解できない他者は切り捨てようとしがちだが、それではコミュニケーションは取れな
い。各人の体験がより内向きになっている現代では、まず他者の存在を認めることが大切で
ある。>

組織の中にはどうしてもウマの合わない人間がいるものだ。顔を見ただけでむかつくヤツも
いるだろう。排除したい気持ちにもなる。しかし、そこは大人の判断と態度が必要だ。その
ような人でも存在を認めなければならない。

「コミュニケーション力」が相互信頼を高めることは間違いなく、そしてまたこぞって会社
の業績もよい。



【4】「コミュニケーション力」なるコンピテンシー発揮の威力!

文書や書類によるコミュニケーションが大きなウエイトを占めるがどうしても硬くなる。言
葉によるコミュニケーションはその場の雰囲気や表情があるから「そんなつもりで言ったの
ではない」と言い訳することもできる。

柔らか味、温かみ、フレンドリーさが入り混じった会話は特に有効になる。特に込み入った
難しいビジネスの交渉の場では重要なファクターになる。

職場の人間関係の軋轢に耐えかねて会社を辞める人が多いのは、コミュニケーションがうま
く取るないことに起因している。自分に向けられている視線が冷たく感じるのは、コミュニ
ケーション欠乏症の「予兆」でもある。日本の学校にはコミュニケーション力を教え、鍛え
る科目がない。社会に出ればもっとも大切な科目なのに。

全社的に「コミュニケーション力」なるコンピテンシーが浸透して定着すれば「仕事のでき
る人の集団作り」が一気に進むのである。



【5】今日のまとめ

1.「ホーレンソー」って案難しいものであること。

2.全社的に「ホーレンソー徹底作戦」を展開することは有効であること。

3.コミュニケーションのレベルには三段階が考えられること。

4.コミュニケーションが相互信頼を高め、会社の業績にも大きな影響を及ぼすこと。

5.難しい交渉の場では、柔らか味、暖かみ、フレンドリーさが交渉を成功に導く重要なフ
ァクターになること。



【6】編集後記

我々日本人総じて交渉ごとが苦手だと言われている。それは「コミュニケーション力」に問
題があるからではないかと思う。いろいろ、行き違いで問題やトラブルが発生するのもコミ
ュニケーションに問題があるからだ。コミュニケーション力を磨くことが大事だ。




次回に続く

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

本メールマガジンは「まぐまぐ」と「melma」を通して発行しております。
「まぐまぐ」での登録・退会はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag.html
「melma」での登録・退会はこちらから
⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/melmag2.html

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央

*************************************************************************

この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
著書「中堅・中小企業のためのコンピテンシー入門」好評発売中!詳細はこち
らから⇒ http://members.jcom.home.ne.jp/3223898301/book.html

*************************************************************************

絞り込み検索!

現在23,179コラム

カテゴリ

労務管理

税務経理

企業法務

その他

≪表示順≫

※ハイライトされているキーワードをクリックすると、絞込みが解除されます。
※リセットを押すと、すべての絞り込みが解除されます。

スポンサーリンク

経営ノウハウの泉より最新記事

スポンサーリンク

労働実務事例集

労働新聞社 監修提供

法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

注目のコラム

注目の相談スレッド

スポンサーリンク

PAGE TOP