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iPad商標問題

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            ナレッジコンダクト商標一番街
              【2012年5月号】
           http://www.knowledgeconduct.com

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こんにちは!商標専門弁理士の長坂剛人です。
今月のテーマは、【iPad商標問題】です。


■ 中国での商標問題が連日報道されている中、中国企業が有する「IPAD」の
 商標権について、中国当局が合法である旨の見解を出したとのニュースが4月2
 4日に流れました。
 (参考:http://www.47news.jp/CN/201204/CN2012042401001884.html

  みなさんはどのように受け止められたでしょうか?
  昨今の報道に引っ張られて「けしからん話」だと憤っているかもしれませんね。

  ところで、中国企業の「IPAD」が2000年1月10日に出願されたもの
 であるという事実は、あまり大きく取り上げられていないようです。
  アップル社の「iPad」が発表されたのは、2010年であり、中国企業が
 アップル社の発表を受けて出願したというわけではありません。
  だからこそ、アップル社も、商標権が合法(有効)か否かというよりは、商標
 権の譲渡を受けたことを中心に主張している点、確認しておく必要があります。

  中国当局が、現状として商標権は合法(有効)である旨の見解を出したという
 のも、当たり前のことであり、わざわざこのような見解を出さないといけないと
 ころに、商標問題に振り回されている一面を見ることができます。


■ この事例を日本に置き換えてみると?

  あなたが、2002年に自ら開発販売予定の次世代コンピューターに「INE
 XT」とネーミングし、商標登録したとします。
  ところが、事業化に思わぬ時間がかかり、2012年になってしまいました。
  すると、大手企業が「iNEXT」というネーミングでコンピューターの販売
 を大々的に発表したという流れで考えてみましょう。

  あなたは、私が先にネーミングして商標登録までしているのだから、商標権を
 尊重せずに大々的に発表してもらっては困ると思うことでしょう。
  そして、商標権の譲渡を強要されたとしたら、商標権の行使で対抗しようとす
 るかもしれません。

  もし、中国企業×アップル社ではなく、つつましく頑張っている日本企業×大
 手企業の構図だったら、180度視点が変わるのではないでしょうか?

  ちなみに、私は、iPadやアップル社がきらいというわけではありません。
 この問題を違った角度からとらえたらという視点で考えました。念のため。
  
 →みなさんも違った角度から日々のニュースをとらえると新しいアイデア・ネー
ミングが生まれるかもしれませんよ。参考にしてくださいね。


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http://www.knowledgeconduct.com/

《最後までお読みいただきありがとうございます》


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[発行・編集]
特許業務法人むつきパートナーズ
商標専門弁理士 長坂 剛人
〒141-0021
東京都品川区上大崎2-15-19アイオス目黒駅前807号
Tel:03-5793-5190
Fax:03-5793-5199
E-mail:info@knowledgeconduct.com
http://www.knowledgeconduct.com


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配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000285324.html

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