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チャンスキャッチ力なるコンピテンシー発揮の威力!

       ◆◆コンピテンシーを磨けば仕事のできる人になれる◆◆

    <第297回>事例で学ぶ「コンピテンシー」レビュー編!<その24>

     ==■「チャンスキャッチ力なるコンピテンシー発揮の威力!」■==

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人は誰でも能力を保有しています。しかし、せっかくの保有能力が宝の持ち腐れと
なり、成果に結び付けられない人が実に多いのです。
事例で学ぶ「コンピテンシー」と題して分かりやすく解説していきます。
コンピテンシーを磨けば誰でも仕事のできる人に自己変革できます。経営トップ・
管理者・社員の皆様、そして求職中の離職者の方や就職を目指す学生さんにも是非
ともお読みいただきたいと思います。

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■忙しい人はとりあえず流し読みして下さい。後でゆっくり読み直していただくと
 理解が一層深まります。(コンピテンシー宣教師より)■

<今回のメニュー>
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【1】チャンスは誰にでも訪れる!
【2】「チャンスキャッチ力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!
【3】賢人のことば!
【4】「チャンスキャッチ力」なるコンピテンシー発揮の威力!
【5】今日のまとめ
【6】編集後記

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行動特性を変えてみてください。きっと昨日までの自分とは違った自分に出会いま
す。そして成果に貢献できます。あなたも会社も大きく成長できるのです。



【1】チャンスは誰にでも訪れる!


1.子会社への転勤命令!

ビジネスマンにとって人事異動や転勤はつき物だ。望まない職場に異動を命じられ
る。子会社への転勤を命じられる。不本意だ。意義を申し入れても会社の都合とし
てなかなか受け入れてもらえない。

切れやすい人は頭にきて辞表を出す人もいる。だが、人事異動や転勤をチャンスと
捉えて素直に受け入れる人も多い。妻子がいる人なら“宮仕えの悲しさ”で渋々受
け入れる人もいるだろう。

異動先や転勤先で早く職場に溶け込み、仲間として迎えられるかどうかはひとえに
本人の心がけと努力次第だ。経験のない仕事に就けることはスキルを磨き、新たな
専門を磨くチャンスでもある。成果に貢献すれば「アイツ、なかなかやるな」と認
められるだろう。

子会社で実績を上げ、本社に戻って社長・会長になった人も多い。子会社で経営全
般を学ぶこともできる。このような人は人事異動や転勤をチャンスと捉えて努力し
た人だ。

辞表を出して辞めた人はチャンスをキャッチしなかった。人事異動や転勤を断って
居続けた人は、よしんば定年まで粘っても冷や飯人生に終わる可能性が高い。「チ
ャンスキャッチ力」の差はこんなところにも現れる。


2.嫌な仕事を指示されて!

人事異動や転勤ではなくとも上司に嫌な仕事を指示されることはよくある話だ。
「課長、こんな仕事は誰でもできるわけですから新人かパートにやらせるべきじゃ
ないですか」と生意気な口を叩く者もいる。このような人にはやらせてみてもいい
仕事はできない。

あるいは「課長、僕はこんな仕事はやったことないですよ。これはA君が得意です
からA君にやらせて下さい」と上司に意見する者もいる。やったことのない仕事を
経験するチャンスを逃していることに気付いていないというわけだ。

□ 仕事を選り好みする
□ 自分はできる人いう間違った前提に立っている
□ 新人やパートを見下している
□ 指示・命令に素直に応じない
□ 出来が悪いのにプライドが身の丈以上に高い

前述の項目のどれかにチェックマークの付く人は総じてチャンスをキャッチするこ
とができない。みすみすチャンスを逃すような言動や態度をとっているからだ。



【2】「チャンスキャッチ力」なるコンピテンシー定義付けと行動基準!

「チャンスキャッチ力」とはどのように定義すればよいのだろうか。自分流に定義
を考えてほしい。


1.「チャンスキャッチ力」の定義付けの例

例えば「嫌な人とコンビを組まされたときや気乗りしない仕事を指示されたときな
どでもチャンスと捉えて嫌な顔をせず、快く受け入れること」と決めるのもいいだ
ろう。

会社の仕事は一人でできるものではない。ペアで仕事をする場合もある。チームで
仕事をする場合もある。中には虫の好かないヤツもいるだろう。そんなときでも顔
や態度に出してはならない。特にリーダーの役を務める場合はなおさらだ。


2.行動基準の例

<行動基準の例>

□ 嫌な仕事を指示されても「これも貴重な経験」として受け入れる
□ 嫌な人とコンビやチームを組んでも顔や態度に出さずに仕事に取り組む
□ 仕事を通じて自分の役割・分担をキッチリこなすように努力する
□ 壁にぶつかったら自力で調べたり、知っている人に素直に教えを乞う
□ 身に付けた新たな知識やスキルをつぶさに記録して仕事に生かす
□ 人事異動や転勤をチャンスと捉えるように意識を変える

上記のいくつかを組み合わせて行動基準にしてもかまわない。

定義付けと行動基準を決めて実行すれば、もう昨日までの自分ではなくなるわけだ。



【3】賢人の言葉

安岡正篤氏は「チャンスキャッチ力」の大切さを説いていた。

<機を捉えることが出来るか否かが、成功、不成功の分かれ目だ>

大企業を狙ってうまいこと就職できた人がいた。結婚をし二人の子供にも恵まれて
ビジネスマンとして花開いたかに見えた矢先に、会社が業績不振に陥り、リストラ
されてしまった。

一方、大企業への就職がことごとく失敗し、藁をも掴む思いで中小企業に就職した
人がいた。規模は小さく給料その他の処遇も低かった。入社五年目には技術部長に
抜擢され、新商品の開発などで功績を上げ、今は技術担当常務だ。社員数も200人
を超え、処遇もだいぶ良くなった。何よりも将来性が豊で仕事のやりがいもある。

チャンスを掴んだかに見えた人がリストラで、不本意ながら中小企業に就職した人
が花開く。中小企業など見向きもせずに、留年したり、フリーターやアルバイトを
しながらじっとチャンス到来を待っている人はもっと洞察力を働かせてはどうか。



【4】「チャンスキャッチ力」なるコンピテンシー発揮の威力!

誰にでもチャンスというものはある。ビジネスにおいても人生においてもだ。肝心
なのはそれを捉えてものにするかどうかではないかと思う。臆病でためらいがちな
人はチャンスを逃してしまう。

チャンスはそう何回も来るものではない。

「虎穴に入らずんば、虎児を得ず」と言うことわざがある。大きなチャンスをもの
にするにはリスクが伴う。リスクを恐れていては、チャンスを捉えてものにするこ
とはできない。

□ 臆病になるな!
□ ためらっていてはいけない
□ 積極果敢に攻めよ
の三つを心に刻んでおいてほしいと思う。

嫌なことをピンチと捉えずむしろチャンスと捉えて、嫌な顔をせずに黙々と仕事に
没頭してはどうか。そのような姿勢と実績が上司や幹部の目に留まり、重要な場面
で抜擢され、もっと大きな成果に貢献するチャンスを与えられる可能性が高くなる。

是非、「チャンスキャッチ力」なるコンピテンシーを磨いてほしい。



【5】今日のまとめ

1.チャンスを捉えることができるか否かが成功、不成功の分かれ目であること。

2.誰にでもチャンスは訪れるが、そう何回も訪れるわけではないこと。

3.臆病でためらいがちな人は、せっかくのチャンスを逃がしてしまうこと。

4.大きなチャンスには少なからずリスクが伴うこと。

5.将来を洞察してチャンスかどうかの判断をしてみることも大事であること。



【6】編集後記

ネームバリューと過去の実績を重んじて家電メーカーや電機メーカーに入った人は
今リストラ旋風にさらされている。まさか、ソニー、シャープなどでリストラ旋風
が起ころうとは誰も予想だにしなかっただろう。

小さな町工場に入社した稲盛和夫氏は同期の桜が数年で辞めていくのを指をくわえ
て見ていた。みんないい会社に転職した。だが、稲盛氏は後に京都セラミックを一
代で大企業の京セラに育て上げた。そして先般日本航空の会長として見事V時回復
させた。

チャンスをキャッチし、見事に生かした人生ではないか。尊敬する偉大な経営者の
一人だ。




次回に続く



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        彩愛コンサルピア代表 下山明央

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