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コダック破たん、富士が生き残れたのは第二創業の賜物!

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     シリーズ「第二創業の実践の中で仕事のできる人の集団を作る!」

 <第445回>[(第5話)「コダック破たん、富士が生き残れたのは第二創業の賜物!」]

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今話題の「会社を救うコンピテンシー」とは何かとコンピテンシーの導入の必要性に
ついて、分かりやすく解説します。今回のシリーズでは「第二創業の実践の中で仕事
のできる人の集団を作る!」と題して様々な角度から鋭く分析した良質の記事を紹介
していきます。きっとお役に立てると思います。中小企業の経営者の方、管理者の方、
人事担当者の方に是非ともお読みいただきたいと思います。

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今回のメニュー
【1】心に刻んでおきたい言葉
【2】デジタル化に進めば共食いになると考えたコダック!
【3】銀塩フィルム消滅の危機感から第二創業を模索!
【4】化粧品が網にかかった!
【5】編集後記

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もしトヨタから自動車と言う商品がなくなるとしたらどうなるだろうかと考えてみて
ほしい。トヨタ本体は消滅し、国内のみならず海外の生産拠点も閉鎖に追い込まれ、
何十万人もの社員が失業するだろう。さらにトヨタから仕事をもらっている全ての企
業も大打撃を受ける。経済は大混乱に陥るに違いない。

グローバル起業として君臨していたコダックが破たんした。銀塩の写真フィルムがデ
ジカメの普及で消滅したが、コダックはデジタル化への対応が遅れてしまったのだ。

かつて一世を風靡した商品が世の中から消えていくのは世の常だ。先般採り挙げた
「レコード針」もカセットテープやCDの出現で消えていった。

一方、富士フィルムはかなり前から銀塩フィルムがなくなることを想定して動いてい
た。デジカメに進出していたのもそのためだ。そのほかにもいろいろ次世代の商品を
検討する中で「化粧品」が引っ掛かってきたと言うのだ。



【1】心に刻んでおきたい言葉

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勝負できる分野は何かを徹底的に洗い出したところ、化粧品が引っ掛かってきた。

       古森重隆

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【2】デジタル化に進めば共食いになると考えたコダック!

コダックほどの大企業でも「デジタル化に舵を切れば銀塩フィルムを共食いしてしま
い、会社は傾く」と考えたようで、デジタル化が遅れてしまった。それだけではない。
「第二創業」にも乗り遅れてしまったのだ。

例えば、シヤチハタ工業(ヤは大文字)は元々インクのスタンプ台のメーカーだった。
スタンプ台だけでは将来性がないと考えて「インク浸透印」を開発した。会社でも家
庭でも広く使われているいわゆる「シャチハタ(ヤは小文字)」の愛称で知られてい
る商品である。

重役の多くは猛反対したそうだ。なぜならスタンプ台が売れなくなると言う理由から
だ。だがトップが決断して世に出した。便利だからたちまち普及していった。コダッ
クとは真逆の意思決定だったのである。



【3】銀塩フィルム消滅の危機感から第二創業を模索!

富士写真フィルムが誕生したのは1934年、今から80年も前のことだ。数年後コダック
に技術提携を申し入れたがあっさり拒否された。そこで幹部たちは国産で行くしかな
いと考えた。かえってこれがよかった。努力の甲斐あってコダックに追いつき、世界
の市場を二分するまでに成長した。

だが、デジタル化の波が押し寄せ、猛スピードで銀塩フィルムの市場を奪っていった。
ここ10年で銀塩フィルムの売上は10分の1に激減した。利益の6割も稼いでいたドル箱
が失われたのである。

だが富士フィルムはコダックの轍は踏まなかった。2000年度1兆4403億円だった売上を
2011年度には2兆1953億円にして見せた。富士ゼロックスを子会社化したことでも売上
が増えたが、それにもまして新たな事業をいくつも立ち上げたことが大きかった。



【4】化粧品が網にかかった!

「銀塩フィルムがなくなるぞ。新たな稼ぎ頭を育てろ」と当時の古森社長はハッパを
かけていた。

そして2007年「肌が食べちゃいました」でおなじみの基礎化粧品「アスタリフト」を
発売した。松田聖子氏をはじめ大物スターをCMに起用し、大当たりした。たった40g
で約1000円と決して安くないが、爆発的に売れている。

原材料はアスタキサンチンと言う肌の老化を防ぐ物質だ。使われている技術は、銀塩
フィルムで培われた「ナノ化」と言う技術である。肌ヘの浸透力が抜群だから一度で
も使ったお客様の心を捉えてしまう。化粧品、医療用薬品などで3000億円以上を売り
上げるまでに成長させた。

そのほかに大型サイズのタックフィルムは富士フィルムの独壇場と言われている。6
年前に立ち上げた熊本富士フィルム九州では、24時間フル操業を続けている。これも
「第二創業」の一翼を担っている。



【5】編集後記

富士フィルムの創業の地は神奈川県足柄郡だ。ここの開成町に1000人もの研究者を擁
する研究所がある。460億円を投じて建設した。今も新たな商品を世に送り出すべく
日夜研究が行われている。

「第二創業」に挑戦するかしないかで企業の生死を分けると言うことを知ってほしい。


=長文を最後までお読みいただきましてありがとうございます。=


第二創業に挑戦したい企業様からのご連絡をお待ちします。


コンピテンシーの導入について支援します。ご相談はこちらへ
⇒ 3223898301@jcom.home.ne.jp


次回に続く。


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発行責任者:さいたま市中央区上落合5丁目19-29
        彩愛コンサルピア代表 下山明央
この記事に関するご感想、ご意見はこちらから 3223898301@jcom.home.ne.jp
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