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高橋名人から学ぶ、ものごとの習熟方法

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 ■□■□■ 高橋名人から学ぶ、ものごとの習熟方法 第118号 ■□■□■
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当メールマガジンは、
弁理士である著者が、特許の実務に携わる方にとって、
お役に立つ情報がご提供できればと思い、

 ★特許の実務を進める上で役立つ情報
 ☆日常の業務の中で得た考え方やノウハウ

等を配信させて頂いております。

●ご不要な方は、本メールの一番最後に解除ページのご案内がございますので、
 大変お手数ではございますが、そちらのページから解除をお願いいたします。
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こんにちは。田村良介です。


高橋利幸さんという方をご存知でしょうか。

高橋名人、と言った方が、
ピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。


高橋名人は、

ファミリコンピュータ(いわゆるファミコン)の
全盛時代に、ゲームの名人として、

当時の子供たちに絶大な人気のあった人です。


私もゲーム好きな子供でしたので、
高橋名人のファンの一人でした。


高橋名人の著書の中に、

ボタンを1秒間に16回連射するには、
握力や腕の力が必要と書いてあったので、

握力を鍛えたり、腕立てをしたり、、、


ゲームを上手になるために
一生懸命になっている小学生の息子を見て、

母親は冷たい視線をそそいでいました。。。



高橋名人の著書の中で、

もう30年以上経っているはずなのに、
今も覚えていることがあります。



それは、、、、


『ゲームを上手になりたければ、

 1面をクリアーできても、
 すぐに2面、3面へと進むのでなく、

 1面を100%の確率でクリアーできるまで、
 何度も1面をやり続けるといい。

 1面には、そのゲームの基本的な要素の全てが
 含まれているから。』


というものでした。



プロ野球選手も、

いつもピッチャーをつけてバッティングを
しているわけではなく、素振りもします。


松井秀喜さんが、長嶋茂雄さんの指導のもと、
繰り返し素振りを練習したというのは、

有名な話です。



つまり、

物事に習熟するには、基本の徹底が重要、

ということでは、ないかと思います。



ところで、我々、特許の実務に携わる人に
とっての基本とは何か?

と考えたとき、

特許庁の『特許・実用新案審査基準』の理解が
あげられると思います。


審査基準は、教科書みたいなものかもしれません。


でも、意外と、審査基準を読み込んでいる方は
少ないのではないか、とも思っています。



うちの事務所では、週1で、
この審査基準の読み合わせをしています。

週1であっても、1年、2年と続けていくことで、
何度も審査基準と向き合うことになります。


私もこの仕事をはじめて10年以上経ちますが、

それでも、
いまだに審査基準から新しい発見があります。



私が、この業界に入ったばかりのころは、

毎日、通勤電車の中で、
審査基準とにらめっこをしていました。


そうやって、審査基準を読み込んでいると、
仕事をしている最中に、

『審査基準のあのあたりに、

 今の案件と似たような
 状況の事例があげられていたかも』

といったことが起こってきます。


こうなると、しめたもので、

審査基準が活きた知識となってきますし、
仕事のクオリティも上がってきます。





|◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆物事に習熟するには、基本の徹底が重要。

 ☆特許の実務に携わる人にとって、

  『特許・実用新案審査基準』の理解は、
  仕事をするうえでの足腰をつくるもの。


今回のメルマガは以上となります。

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ご職場の方やご友人にも、教えてあげてください。
 ⇒  http://www.mag2.com/m/0001132212.html

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 審査の結果、拒絶理由通知や拒絶査定が届いたけど、
 どうしても特許にしたいのに、非常に厳しい、

 もし、そのようなことがありましたら、
 弊所での中途受任について、ご検討ください。


 弊所は、拒絶理由通知への対応を得意としており、
 
 これまでも、非常に厳しいと思われる出願について、
 特許査定や特許審決を得ることができております。


 もちろん、権利範囲をできるかぎり狭めずに、

 貴社が特許化したいとご希望される請求項で、
 対応させていただきます。


 ただし、これまでも20件に1件は、
 どうしても特許にすることができない出願がありました。

 そこで、成功報酬型とさせていただくことで、
 (特許印紙代についてはご負担いただきます)

 費用面での貴社のリスクを最小限にさせていただきます。

 
 詳しくは、ml@lhpat.com 宛てにお問い合わせください。


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 ノウハウをお伝えするものであり、ご紹介する内容の
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