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コラムの泉

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生産管理

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2008年10月6日発行 第1・第3週月曜日発行
メールマガジン:経営のパートナー VOL3
<経営学で企業を再生する>
【発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】tate@agate.plala.or.jp
【H P】http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
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■CONTENTS■
VOL4.生産管理
●負荷管理法システム
●閑話休題「相互の信頼を確立せよ」
●編集後記
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●負荷管理法システム
1.対象となる工業とその特性
 対象となる工業は、装置や設備が主体となっていて、その製品の特色は嵩
張ったもの(粉・粒・塊・液・ガス)あるいは帯性・練状・管状・板状のも
のが普通です。

 プロセスの特色としては、分解、または展開型、すなわち原材料が同じで、
プロセスを経るに従い、品種が増えていくようなものが多いのです。

 設備は、製品、またはプロセスに特有の機械設備がよく用いられます。

 この工業に含まれる業種を下に掲げますが、この中にも、プラスチック・
ゴム履物・繊維・鉄鋼・窯業など、セミ・プロセス工業では、特に生産管理
上の問題が多いのが一般的です。

化学工業………肥料・工業薬品・合成樹脂・油脂・医療品・塗料・染料・フ 
       イルム・セメント
石油……………石油精製・石油化学
ゴム……………ゴム履物・タイヤ
ガラス窯業……板ガラス・製ビン・陶器・耐火煉瓦・砥削砥石
食品……………製粉・製糖・食品加工・製菓・醸造
繊維……………天然繊維・化繊・合繊・染色・加工
紙パルプ………製紙・パルプ
鉄鋼……………製鉄・製鋼・圧延・伸線
非鉄金属………アルミ・銅(精錬・伸銅)
その他…………電線・車両用発条・化粧品・医薬品・製靴・印刷・出版・プ
       ラスチック加工

 いずれも継続生産と同じように、すべての製品がほとんど同じ工程を通り
ますが、また一方では個別生産と似たロット、またはバッチとしての管理が
必要です。

1-1.プロセス工業の特性
(1)装置あるいは設備が主体であり、生産プロセスは、すべての製品につ
いてほとんど同一です。

 組立機械工業は、最終製品の価値の占める比率が大きいので、組立が中心
となり、中間工程の操業を中心として考えることは、ほとんどありません。

 プロセス工業では、少数の高価な、大規模な設備の操業度が採算の中心と
なっているので、その工程をうまくコントロールすることが生産管理の重要
な目的です。

(2)生産工程は、比較的単純な組立作業があるとき、加工による素材の変
質・変形の場合とがあります。

 ただ、添加物は、しばしば加えられるし、中間工程で分解して副産物を生
ずる場合もあります。
●組立………ゴム履物・電線加工・車両用発条など
●加工………製鋼・圧延・繊維・耐火煉瓦など
●副産物……羊毛工業のラノリン・製鉄のコークス、ガス、タール・油脂工
      業のグリセリン
 
(3)特定の工程は、化学的変化、物理的変化のために限定された短い期間
内に処理しなければなりません。
●化学的変化……ゴム工業の加硫、染色、伸銅線の酸化
●物理的変化……各種加熱、溶解炉、耐火煉瓦の含有水分

(4)加工速度が早いことと、嵩張ることが大きいため、仕事量が生産量に
比べて比較的少なく押さえ込まなければなりません。

(5)原材料に天然資源を用いることが多く、その場合、製品の品質および
加工条件が極めて不安定です。
●製鉄・製鋼の溶湯・写真工場の乳剤のゼラチン・窯業、ガラス工業におけ
る原料・ゴム工業の天然ゴム

(6)生産管理は、比較的単純であり、製造期間も短く、しかもセミ・プロ
セス工業では、加工によって製品が多種多様となるため、製品および在庫管
理が重要となります。

2.管理制度の特徴
 次に管理制度の特徴を挙げます。

2-1.計画・製造手配
(1)設備の操業度を高めることが第一で、日程は第二となる傾向がありま
す。

(2)オーダー、またはロット毎に製造に関する指示が必要です。

(3)すべての工程に対し作業方法の詳細を、その都度指示することはしま
せん。予め標準作業方法が各工程に台帳として保管されていて、部品・品種
などを示すのみで加工方法がロット、またはバッチ毎に明らかになります。

(4)負荷計画は、コントロール工程を主体にして立てられます。他の工程
は、それに付随的に考えられます。

(5)コントロール工程とは、製品の状態に大きな変化を与える工程ですか
ら、洗浄・仕上などの副次的な工程が選ばれることはありません。

(6)組立のない業種では、コントロール工程は、操業度を高める必要の強
い工程か、受注生産では、個々のオーダーとして識別が可能になる最初の工
程が選ばれます。

(7)組立のある業種では、組立工程がコントロール工程になります。

(8)コントロール工程が全工程の後半にあるほど、計画は、早期に発行す
る必要があります。

(9)計画の発行頻度は、かなり短くなります。これは、特定の装置の操業
度を高めることが重要であることと、仕掛量が生産速度に比べて比較的少な
いからです。

(10)個別生産と同じように、最終製品の計画を「分解」して必要な中間
加工品の生産計画を立てる必要があります。

 この場合、仕掛量にも制限があり、また品質や置物などの点から予め一括
して生産しておくこともできず、しかも納期の制限がある場合、多数のオー
ダーの中から技術的条件・納期・機械負荷を如何なる組合せを作るかが計画
として重要です。

2-2.統制
 統制について、ふれておきます。

(1)製造能力のアンバランスは、仕掛量で調節します。

(2)特定の設備の操業度を高める必要があること・製品内容により機械毎
の負荷が異なること・製造速度が速く、製品が嵩張るものが多いため置場の
制約があること・品質上、仕掛期間に制限があること、などから仕掛量のコ
ントロールを厳密に行う必要があります。

(3)特に、コントロール工程の前後には、仕掛量が必要です。

(4)複数系列の工程があり、しかも製造期間が比較的長いときは、各ロッ
ト毎の日程管理が必要です。

(5)進度実績は、迅速に把握しなければなりません。これは進度統制のた
めよりも、次の計画立案のために利用される場合が多いからです。

2-2.現場管理
 最後に現場管理について述べます。

(1)現物の識別困難の場合が多く、特に源流工程では、その困難性が大き
いといえます。

(2)現物票は、生産管理部門が一括して作る場合が多く、この伝票は作業
指図票としても利用されることがあります。

(3)現物の移動・受渡しは、なるべく、ロット単位で行うようにします。
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●閑話休題「相互の信頼を確立せよ」
 企業経営において、特に要求されるのは、新しい時代のリーダーシップを
持つことです。リーダーシップは、ひとつの関係である、といわれています。
統率者と、その環境との関係は、相互に原因となり結果となる相互依存の関
係にある、といえます。つまり、相互の信頼が不可欠の要素なのです。

 この信頼を育て、維持することに努力すべきであり、この信頼の上に立っ
てこそ、経営者が効果性を発揮することが可能となります。

 経営者が効果的であるために、さらに必要なことは、新鮮な企業目標の設
定です。ただし、それは相互信頼に基づいた、達成し得る目標でなければな
りません。そして、その目標は、従業員の行動に直結する必要があります。

 経営者が効果的であるためには、「人間学」を学ぶことも大切です。言い
古されている格言の「企業は人なり」という意味の重要さを噛みしめてほし
いものです。これは、経営行為の方向を示すものであり、人間の行動予測を
中心とする知識は、必ず、企業の将来を約束してくれます。

 効果的であるための、もう一つの言葉を進呈したいと思います。それは、
「経営者は、期待を裏切らない意思決定こそ必要だ」ということを忘れては
なりません。

 経営者は、期待されています。いかに苦悩に満ちた現在であっても、この
期待を裏切ってはなりません。そのためには、仕事に楽しさを見出すことで
す。とかく、自分だけが大変なのだ、と思いがちなものです。それでは、仕
事を楽しむゆとりなど生まれようがありません。

 効果的であることを望むならば、仕事を楽しめるという雰囲気を持つ環境
は、実に重要な意味を持ってきます。意思決定を下す経営者が、ヒステリッ
クだったら、従業員に、どういう影響を与えるでしようか。いまさらいうま
でもありません。

 まず、経営者自身、期待されている、という事実を認識することです。そ
の重責に耐えることが、経営者の使命なのです。
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●編集後記
 2008年10月12日に有料メルマガ「企業に成功をもたらす15の社
員力」を発行申請します。
 
 次の内容は、2008年10月12日発行申請のための無料サンプル版です。

 翌月からは、15の社員力について、その習得法を具体的に紹介していく
予定です。是非、ご購読ください。 
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経営テクノReport
■企業に成功をもたらす15の社員力
2008年10月12日サンプル版:経営分野
■発行責任者】経営テクノ研究所 代表 舘 義之
【E-mail】tate@agate.plala.or.jp
【H P】http://www9.plala.or.jp/keiei-techno
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 社員力を、経営に「People ready business」とは、「企業に成功をもた
らす最大の原動力は社員である」という考えに基づき、マイクロソフトが打
ち出した方法論のことです。いつの時代でも、ビジネスを成功に導くのは、
企業で働く「社員の力」であることに変わりありません。
 
 企業における社員の役割は、むしろ経営者以上に大きいといわざるをえま
せん。特に不確定の時代に入ると、従来の経営のやり方では通用しなくなっ
てくるし、また、今までの社員のあり方では企業もろとも討死にしなくては
ならなくなってきました。
 
 つまり企業は、どうなってもかまわない。自分さえよかったらと、という
思考法では、企業の方が先に倒れてしまうことになってきたのです。

 成長期の企業は、自分本位の社員がたくさんいても伸張することができま
した。それは病原菌というものは、いかなる人の体内にもいますが、健康体
であれば、その病原菌も押し込められて病気が発生しないのと同じ理由です。
 
 ところが、体が弱くなってくると、いろいろな病気が表に発生してくるの
と同じように、企業も不確定の時代に入ってくると、企業が体質を弱めてい
るので、自分本位の社員がいると欠陥が発生してくるようになります。
 
 そこで、社員にしっかりした人が揃っていたら、混迷を乗り切っていける
ばかりか、優秀な成績を挙げていくことは可能であり、途中で倒れることは
ありません。企業は人なりといいますが、よい社員力を揃えていたら、挫折
することはないのです。

 企業の目的の一つとして、「人間にみずから能力を発揮する場を与えるこ
と」を重視する必要がある、と提唱しています。
 
 ビバレージという人は「凡人に非凡なことをさせるのが組織である」と言
っています。経営組織というものは凡人であろうと、その人に普通ならばで
きないような能力まで発揮させる、組織のなかで各人の能力を最高度に発揮
させるところに組織の役割があるのです。
 
 アンドリュー・カーネギーも自分の墓碑銘に「ここに自分より賢い人々を
自分の周囲に集めるすべてを知っていた一人の人間が横たわる」と書いてい
ますが、自分の周囲にできるだけ賢い人を集めて、それに仕事を任せてしま
います。自分がすべて何から何までやっていくというのではなくて、任せる
ことによって精鋭が作られていく、つまり少数に絞って、できるだけ仕事を
任せて、その能力を最大限に生かしきる組織でなければならない、言ってい
ます。
 
 このようなことから、企業は、個々人が持つ能力を最大限に発揮できるよ
うな環境を整え、ビジネスを勝ち抜く準備をしなければなりません。これを
実現できれば、社員のパフォーマンスが最大化されるだけでなく、チームワ
ークも生まれ、ひいては企業全体の勢いを高めることにつながることになる
のです。

 また、各社員も、自ら社員力をを高めることに努力しなければならないこ
とはいうまでもありません。

 では企業に成功をもたらす社員力とは、どのようなものでしようか。それ
には「15の社員力」を挙げることができます。本Reportにより社員
力を高め企業内で活用していただければ幸いです。

社員力 1:集中力
社員力 2:動機づけ力
社員力 3:直感力
社員力 4:決断力
社員力 5:創造力
社員力 6:忍耐力
社員力 7:顧客満足力
社員力 8:実行力
社員力 9:情報共有力
社員力10:収益
社員力11:成長力
社員力12:説得力
社員力13:包容力
社員力14:理解力
社員力15:目標設定力
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■コンサルティング・講演会などお任せください。

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★生産方式の改善・セル生産方式への移行したい!
★部品・仕掛品・製品在庫の削減をしたい!
★開発・設計期間の短縮をしたい!
★セールス活動の効率化を図りたい!
★商談技術を強化したい!
★市場開拓への戦略構想をつくりあげたい!
目標管理の導入・定着を図りたい!
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経営テクノ研究所」にご相談ください。
【ホームページ】http://www9.plala.or.jp/keiei-techno/
【お問合せ】tate@agate.plala.or.jp
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TEL&FAX:03-5913-9197 
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【事業内容】コンサルティング・企業内研修・講演会・経営顧問・執筆
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