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『こころ を つかむ!』 税務会計の特別講義 その1

札幌の税理士 溝江諭 です。

 今日は、私が客員教授となっているとある大学で、恩師が担当している「税務会計」講座の1コマを割いて頂き、30数名の学生を対象に「特別講義」を行ってきました。「最近の税務調査事例」と言うタイトルで、今年あった税務調査の実例について、「1 事実の概要」「2 課税庁の主張」「3 該当法令の条文などの参考資料」に沿って説明し、課税庁の指摘事項を1つ1つ解説。最後に、「顧問税理士」である私が課税庁に提出した「指摘事項に対する顧問税理士としての見解」を学生達に渡し、これに基づき、課税庁の指摘事項1つ1つに対して、税法のどの条文を使用して、いかに反論し、どのようにして課税庁の主張を退けたのかをできるだけ分かりやすく解説し、無事、講義を終えることができました。
 
 このように人前で話すとき、いつも苦労することがあります。それは、初対面の人たちの心を短時間でいかにつかむのかということです。なぜなら、これから始まる講義や講演を彼らに聞いてみたいと思わせなければならないからです。ここがうまく行くと、講義や講演の半分は成功したようなものです。話し手と聞き手、お互いに良い緊張感に包まれた中での講義や講演になるからです。私自身、あまり器用な方ではないので、心のつかみ方にはとりあえず、2つの方法を用意しています。
 
 そのひとつは、講義内容とはぜんぜん関係ない事柄で学生たちをまず笑わせるという方法。すなわち、笑いをとって、学生たちの心をなごませ、さーっと講義の本題へ導入すると言うやり方です。
 
 例えば、「こんにちは。あなた達は何年生なの?3、4年生?それでは、すでに入社試験を受けたことがある方もたくさんいらしゃるでしょうね。今年の就職戦線はとても厳しいと新聞に出ていましたが、実際はいかがですか?そうそう、入社試験で思い出しましたが、昔、ある会社の入社試験の面接で、担当官が面接に来た学生にこんな質問をしたんですって。」
 
 面接官 「これから、四文字熟語の問題をホワイトボードに書きますので、答えてください。」
 受験者 「はい」
 面接官 「世間ではよく使われる熟語です。厳しい世の中を表します。」と言いながら、ホワイトボードに「○肉○食」と書く。  「これは、なんという熟語ですか?」
 受験者 「はーい、簡単です!前はよく食べました。」
 面接官 「えっ?」
 受験者 「焼肉定食でしょ!最近、なんでも値上がりして厳しい世の中になっています。」
 
 さて・・・・・・・。
 もうひとつの方法は、講義内容と関連する事柄で、彼らが考えたこともない発想を示して、ちょっとびっくりさせ、そのまま講義の本題へ導入するというやり方です。
 
  おやっ、もうこんな時間! これから、「すすきの」で打ち合わせが・・・!?
  残念! 続きは次回ということで・・・・。
 
  see you next !
 

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