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わかっちゃう! 知的財産用語 No.209
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
☆ 本日の知的財産用語
[
公示送達(こうじそうたつ)]
書類を送達する相手の住所がわからない場合などに、法的に「送
達した」として扱う手続きのことです。
(1)
特許庁から送られてくる書類の内、「登録査定謄本」等の大切な
書類は「送達」されます。送達は一般に書留郵便が利用され、受け
取った段階で送達されたことになります。
しかし、送達する相手が引っ越しするなどして住所がわからない
ような場合は、送達することができません。
そのような場合に送達せずに放置していると、いつまで経っても
その案件について処理することができなくなってしまいます。
そこで、送達できない場合に、送達したのと同じ法的効果を生じ
させる手段として「
公示送達」が用いられます。
(2)
「
公示送達」は、「送達する書類を送達を受けるべき者に何時で
も交付すべき旨」を、官報と
特許公報に掲載するとともに
特許庁の
掲示場に掲示することにより行います。
(3)
公示送達は、官報に掲載した日から20日を経過すれば、効力を
生ずるとされています。
つまり実際に官報を見ても見なくても時間が経過すると送達され
た事になってしまいます。
「私は官報を見ていませんので、送達なんて知りません」という
言い訳は通用しません。
(4)
上記は
特許庁からの送達についての話ですが、裁判でも
公示送達
されることがあります。
掲載,掲示の仕方や、効果の発生等について上記とは違いがあり
ます。興味のある方は、民事訴訟法を見てください。
☆ ☆
[関連事項と経験談]
(1)
「
公示送達」により送達したことになりますが、実際には官報や
特許庁の掲示板を欠かさずチェックしている人など、あまりいない
と思います。
したがって、「
公示送達」されても、ほとんどの人は気づかない
と思います。
そのため出願後に引っ越しして、気が付かないうちに自分の出願
が無効になったり、拒絶査定が確定したりすることも起こり得ます。
「
公示送達」などという事態にならないように、引っ越したとき
は
特許庁への住所変更の手続をキチンとするようにしましょう。
(2)
あるお客さんの
商標登録出願が登録査定になりました。そこで登
録料の納付について問い合わせたのですが連絡がつきません。
FAXは送れず、電話も「現在使われておりません」状態。メー
ルも帰ってきてしまいますし、ホームページも無くなっていました。
「ひょっとして 倒産されたのでは?」
などと不吉なことも考えてしまいました。
飛行機に乗らないと行けないほど遠方なので、尋ねていくのも困
難で困りました。
私は「
代理人」なので、「
公示送達」をするまでもなく、私が受
け取った段階で出願人に「送達」されたことになります。
納付には期限が有りますが、私がお客さんに無断で登録料を納付
するわけにもいきません。連絡がつかないことにより、せっかく登
録査定になった出願が無効になる可能性もあるのでヒヤヒヤしまし
た。
結局、インターネットでいろいろ探してその会社の営業所の電話
番号がわかったので、電話して本社の連絡先を教えてもらいました。
連絡すると数ヶ月前に引っ越しされたとのことでした。連絡がつい
てホッとしました。
引っ越しなどをした場合は、
特許庁に住所変更の手続をすること
はもちろんですが、
特許事務所を利用している場合には
特許事務所
にも引っ越しの予定日や、新たな住所,電話番号などを連絡するよ
うにしましょう。
(ホント お願いします。)
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「わかっちゃう! 知的財産用語」
発行 西川
特許事務所 (
http://www.jpat.net/ )
兵庫県西宮市東山台3丁目9-17
電話 0797-61-1841、 FAX 0797-61-1821
発行人 弁理士 西川 幸慶
pat@jpat.net
ご意見、ご感想 お待ちしてます。
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
★ 遠方からの「意匠」,「
商標」の出願のご依頼承っております。
まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。
☆「メール相談」
http://www.jpat.net/sodan.htm は「有料」です
が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
☆ 「
商標救助隊T-Rescue」
http://www.japat.net/
☆ 日記
http://plaza.rakuten.co.jp/pinnote/
☆ ☆
掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。
(C) 2008 Nishikawa Yukiyoshi
『まぐまぐ』 を 使ってお届けしています。
本マガジンの解除や配信先メールアドレスの登録変更は
http://www.mag2.com/m/0000098536.htm からお願いします。
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[編集後記]
私はチーズ好きなので、家で「チーズフォンデュ」をよく食べま
す。
その時に いつも苦労していたのが 火加減です。固形燃料を使
って加熱しているのですが、火加減が難しく、チーズが焦げたり、
火が消えたりしていました。しかも、あと少しのところで 固形燃
料が無くなることも。
そこで、チーズフォンデュ用に火加減のしやすい過熱器を探して
いたのですが、インターネットで調べていると「ホットプレートを
使う」というアイデアに 出会いました。
なるほど ホットプレートなら 火加減が簡単ですね。ホットプ
レートは「焼く」調理器具だという固定観念があったので、目から
ウロコでした。
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わかっちゃう! 知的財産用語 No.209
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こんにちは! わかっちゃう弁理士 西川幸慶です。
☆ 本日の知的財産用語
[公示送達(こうじそうたつ)]
書類を送達する相手の住所がわからない場合などに、法的に「送
達した」として扱う手続きのことです。
(1)
特許庁から送られてくる書類の内、「登録査定謄本」等の大切な
書類は「送達」されます。送達は一般に書留郵便が利用され、受け
取った段階で送達されたことになります。
しかし、送達する相手が引っ越しするなどして住所がわからない
ような場合は、送達することができません。
そのような場合に送達せずに放置していると、いつまで経っても
その案件について処理することができなくなってしまいます。
そこで、送達できない場合に、送達したのと同じ法的効果を生じ
させる手段として「公示送達」が用いられます。
(2)
「公示送達」は、「送達する書類を送達を受けるべき者に何時で
も交付すべき旨」を、官報と特許公報に掲載するとともに特許庁の
掲示場に掲示することにより行います。
(3)
公示送達は、官報に掲載した日から20日を経過すれば、効力を
生ずるとされています。
つまり実際に官報を見ても見なくても時間が経過すると送達され
た事になってしまいます。
「私は官報を見ていませんので、送達なんて知りません」という
言い訳は通用しません。
(4)
上記は特許庁からの送達についての話ですが、裁判でも公示送達
されることがあります。
掲載,掲示の仕方や、効果の発生等について上記とは違いがあり
ます。興味のある方は、民事訴訟法を見てください。
☆ ☆
[関連事項と経験談]
(1)
「公示送達」により送達したことになりますが、実際には官報や
特許庁の掲示板を欠かさずチェックしている人など、あまりいない
と思います。
したがって、「公示送達」されても、ほとんどの人は気づかない
と思います。
そのため出願後に引っ越しして、気が付かないうちに自分の出願
が無効になったり、拒絶査定が確定したりすることも起こり得ます。
「公示送達」などという事態にならないように、引っ越したとき
は特許庁への住所変更の手続をキチンとするようにしましょう。
(2)
あるお客さんの商標登録出願が登録査定になりました。そこで登
録料の納付について問い合わせたのですが連絡がつきません。
FAXは送れず、電話も「現在使われておりません」状態。メー
ルも帰ってきてしまいますし、ホームページも無くなっていました。
「ひょっとして 倒産されたのでは?」
などと不吉なことも考えてしまいました。
飛行機に乗らないと行けないほど遠方なので、尋ねていくのも困
難で困りました。
私は「代理人」なので、「公示送達」をするまでもなく、私が受
け取った段階で出願人に「送達」されたことになります。
納付には期限が有りますが、私がお客さんに無断で登録料を納付
するわけにもいきません。連絡がつかないことにより、せっかく登
録査定になった出願が無効になる可能性もあるのでヒヤヒヤしまし
た。
結局、インターネットでいろいろ探してその会社の営業所の電話
番号がわかったので、電話して本社の連絡先を教えてもらいました。
連絡すると数ヶ月前に引っ越しされたとのことでした。連絡がつい
てホッとしました。
引っ越しなどをした場合は、特許庁に住所変更の手続をすること
はもちろんですが、特許事務所を利用している場合には特許事務所
にも引っ越しの予定日や、新たな住所,電話番号などを連絡するよ
うにしましょう。
(ホント お願いします。)
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ご意見、ご感想 お待ちしてます。
* このメールに返信いただけば、西川に届きます。
★ 遠方からの「意匠」,「商標」の出願のご依頼承っております。
まずは Eメール,FAX等で お問い合わせ下さい。
☆「メール相談」
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が、出願等のご依頼に伴うご相談は「無料」で承っております。
☆ 「商標救助隊T-Rescue」
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☆ 日記
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☆ ☆
掲載された記事の内容を許可なく転載することを禁じます。
但し、署名を含めて全文転載でしたら転載,転送していただいて
結構です。
(C) 2008 Nishikawa Yukiyoshi
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[編集後記]
私はチーズ好きなので、家で「チーズフォンデュ」をよく食べま
す。
その時に いつも苦労していたのが 火加減です。固形燃料を使
って加熱しているのですが、火加減が難しく、チーズが焦げたり、
火が消えたりしていました。しかも、あと少しのところで 固形燃
料が無くなることも。
そこで、チーズフォンデュ用に火加減のしやすい過熱器を探して
いたのですが、インターネットで調べていると「ホットプレートを
使う」というアイデアに 出会いました。
なるほど ホットプレートなら 火加減が簡単ですね。ホットプ
レートは「焼く」調理器具だという固定観念があったので、目から
ウロコでした。