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貸借対照表に記入する固定資産(ソフトウェア)について

著者 とても初心者です さん

最終更新日:2010年05月03日 23:06

初めて確定申告をする事になりました。
とても初心者なので、質問の内容もしっかり出来ているかわかりませんが、力を貸してください。

ソフトウェアを\577,500で購入しました。
ソフトウエア償却費は\115,100だという事は分かりましたが、貸借対照表借方に\462,400を記入しました。
そうすると貸方借方の差額が\462,400になってしまいます。
売上金からソフトウェアを購入したのですが、資産が\462,400もあることになってしまいます。
貸方にはどのように記入したらよいのでしょうか?
税務署に相談しに行ったら、そんな質問は質問になっていないようで追い出されてしまいました。

本当に初心者です。簿記などは触った事がない状態です。
どなたかお力をかして頂けませんでしょうか?

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Re: 貸借対照表に記入する固定資産(ソフトウェア)について

著者ファインファインさん

2010年05月04日 16:01

> 初めて確定申告をする事になりました。
> とても初心者なので、質問の内容もしっかり出来ているかわかりませんが、力を貸してください。
>
> ソフトウェアを\577,500で購入しました。
> ソフトウエア償却費は\115,100だという事は分かりましたが、貸借対照表借方に\462,400を記入しました。
> そうすると貸方借方の差額が\462,400になってしまいます。
> 売上金からソフトウェアを購入したのですが、資産が\462,400もあることになってしまいます。
> 貸方にはどのように記入したらよいのでしょうか?
> 税務署に相談しに行ったら、そんな質問は質問になっていないようで追い出されてしまいました。
>
> 本当に初心者です。簿記などは触った事がない状態です。
> どなたかお力をかして頂けませんでしょうか?

-------------------------------------

購入時からの伝票処理で考えて見ましょう(直接法としています)。

購入時
 借方 ソフトウエア 577,500/貸方 現預金 577,500

減価償却費の計上
 借方 減価償却費 115,100/貸方 ソフトウエア 115,100

この結果、貸借対照表借方には償却資産として(577,500-115,100)の 462,400が計上され、損益計算書費用としての減価償却費を115,100計上します。損益計算書の最終損益は減価償却費が費用として差し引かれたものが計上されていますので、その当期損益を貸借対照表の繰越利益剰余金の金額に反映させれば貸借一致するはずです。

注)減価償却費 115.100の計算根拠が理解できませんでした。ソフトウエアの耐用年数5年で定額法であれば償却率 0.200(20%)ですので 115,500、もしくは購入価格が 575,500ではありませんか?

ありがとうございます。

著者とても初心者ですさん

2010年05月04日 20:36

減価償却費の\115,100は\115,500でした。簡単な計算の間違いすみません。
とても分かりやすく教えて頂き本当に感謝しております。

それと、まだ少し分からないことなんですが、繰越利益剰余金のこと初めて知りました。勘定科目についてなんですが、損益計算書貸借対照表どちらも「繰越利益剰余金」は使えるのでしょうか?
損益計算書に\462000を記入したいのですが、「繰越利益剰余金」という勘定科目借方に記入してしまっても問題ありませんか?

\115,500が減価償却費で借方に記入できる事は分かったのですが、\462000も当期に支払っているので借方に記入したいのですが、行き場がなくて困っています。

無知すぎて笑われてしまうとは思いますが、お力をお貸しいただければと思います。宜しくお願い致します。

Re: ありがとうございます。

著者ファインファインさん

2010年05月04日 23:36

1.繰越利益剰余金勘定科目として計上するものではありません。前年度からの繰越利益と、損益計算書の「税引後の当期純損益」を合算した金額として貸借対照表の「純資産の部」に結果として表示されるものです。

2.そもそも貸借対照表はある日の「資産」、「負債」、「純資産株主資本、その他資本など)」の財務状況を示したもので、それに対し損益計算書はある期間の売上げから仕入れを差し引いた「営業利益」、さらにそこから人件費や一般管理費などの経費を差し引いた「経常利益」、特別利益や特別損失、税金などを差し引いた「当期純利益」を表示し、企業の営業状況を表示します。

以上のことから462,000円はソフトウエア(資産)の残存簿価であり経費ではありませんから貸借対照表資産の部に計上され、115,500円は減価償却費(経費)ですので損益計算書経費として計上されます。したがって減価償却資産を購入した時点では経費ではなく資産なのです。それを経費に振り替えるのが減価償却だということを理解してください。

なお最初の回答で「462,000円は貸借対照表借方に計上される」と書きましたが、正確には「総勘定元帳のソフトウエアという勘定科目借方に購入価格の 577,500円が、貸方減価償却分の 115,500円が、結果残高として 462,000円が計上され、その金額が貸借対照表資産の部に表示される」となります。

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