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有休付与に伴う出勤率の対象期間

著者 Braxton さん

最終更新日:2006年04月04日 13:55

本年より、有休の一斉付与を1月から7月に変更しました。これにともない、出勤率の計算対象期間は2005年7月~2006年6月末でしょうか。それとも前回算出した期間の終わりから(2005年1月~)カウントして18ヶ月の変則に今回はすべきでしょうか。

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Re: 有休付与に伴う出勤率の対象期間

著者社会保険労務士法人人力社さん (専門家)

2006年04月07日 11:26

> 本年より、有休の一斉付与を1月から7月に変更しました。これにともない、出勤率の計算対象期間は2005年7月~2006年6月末でしょうか。それとも前回算出した期間の終わりから(2005年1月~)カウントして18ヶ月の変則に今回はすべきでしょうか。

一度定めた基準日を変更する場合は、常に労働者にとって不利にならない方法でのみ可能と解されます。

1月から7月に変更する場合
2006年1月に付与したうえで、2006年7月にも付与する必要があります。
その際の出勤率については
「法定の基準日以前に付与する場合の年次有給休暇の付与要件である八割出勤の算定は、短縮された期間は全期間出勤したものとみなすものであること」(H6.1.4 基発第1号)とされています。

つまり、元々の基準日は2007年1月(1日)だが、6ヶ月短縮して2006年7月(1日)とするわけですから、
2006年6月末の時点で、短縮した2006年7月1日~12月末までを全期間出勤したものとみなして、2006年1月~12月末までの出勤率を計算することになります。

ちょっと分かりづらい説明かもしれません。
従業員にとっては大歓迎ということになりますね。

Re: 有休付与に伴う出勤率の対象期間

著者Braxtonさん

2006年04月08日 17:43

ありがとうございました。これで従業員に対して自信をもって回答することができます。早速、ご教示いただいたことに合わせて算定期間を設定します。本当にありがとうございました。

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