相談の広場

このエントリーをはてなブックマークに追加

労務管理

労務管理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!

総務の森イチオシ記事が満載: 経営ノウハウの泉(人事労務~働き方対策まで)

フルコミッション 給料の返還を求められた

著者 桜ヒラヒラ さん

最終更新日:2012年04月03日 00:04

はじめまして、初めて相談させていただきます。
約半年間、フルコミッションで、あるソフトを販売する営業をしておりました。

ただそれが本業ではなく本業が終わった後や土日などの休みの日に働いておりました。

1本も売れなければもちろん給料はなし。交通費、飲食費等、全部自分持ちです。

辞めるつもりではいたのですが、体調を崩したので、上の者には「しばらく休む」といって仕事から離れていました。

しかし最近「客から解約が来たので給料を返還しろ」と求めてきました。
過払いではありません。正当にもらった給料の全額返済を求められております。

そもそも、解約があった場合、返還しなければならばいような話は全く聞いていないし、書面も一枚たりとももらっておりません。

「返さないなら家まで行く」と言われているのですが返済の義務はあるのでしょうか。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

スポンサーリンク

返金の必然を確認しましょう

著者外資社員さん

2012年04月03日 12:36

こんにちは

> しかし最近「客から解約が来たので給料を返還しろ」と求めてきました。
> 過払いではありません。正当にもらった給料の全額返済を求められております。
>
> そもそも、解約があった場合、返還しなければならばいような話は全く聞いていないし、書面も一枚たりとももらっておりません。

コミッションの扱いは、普通は販売委託契約で、販売数に応じた報酬のはずです。 一般的には、販売までが業務の範囲のはずです。 業務の範囲は、どのように説明されていましたか?
特段の説明が無い場合には、一般的に解釈するのが普通です。
つまり販売契約ならば、その後 解約されようが報酬は無関係のはずです。 もし解約の場合に報酬を返金する特約があれば、それは あなたとの契約時に説明がされるべきです。
つまり、返金は不要と考えるのが普通です。

一点 誤解があるのは、コミッションですから、給料ではありません。給料として労働法などで補償されたものではありません。

>
> 「返さないなら家まで行く」と言われているのですが返済の義務はあるのでしょうか。
>
ならば、返金が必要な根拠を示してほしいと言いましょう。
相手に、解約時には報酬が無くなる旨の説明があったかがポイントです。 それが無かったとすれば、あなたの販売方法に問題が無い、つまり販売の仕方に問題が無い(例として未成年に売ったとか、訪問販売をしたが訪問販売法に基づかない売り方をしたなど)限りは、返金の必要は無いはずです。
但し、販売の仕方に問題があって、販売契約が無効だった場合には、あなたの責任ですから、その場合には返金の可能性があります。

Re: 返金の必然を確認しましょう

著者桜ヒラヒラさん

2012年04月03日 13:49

ご回答、誠にありがとうございます。

>業務の範囲は、どのように説明されていましたか?

「アポイントを取り内容を説明後、契約が決まったら入金確認後商品を発送。顧客から求められたら、販売後にも詳しい使用方法を説明する必要がある」と聞かされておりました。

ただ私は本業ではないので「説明等に関しては全て別の者が対応する」ということになっておりました。

これは「販売契約」であると解釈してよろしいでしょうか。


すべて説明は別の者が対応しており、私はアポイントを取ってオフィスまで連れて行くということのみが業務でした。

慣れていって習熟度が上がれば説明もいずれはできるということでしたが、その段階まで行っておりませんでした。
よって販売方法に問題があるということも、ありません。


>誤解があるのは、コミッションですから、給料ではありません。給料として労働法などで補償されたものではありません。

誤解しておりました、ご指摘ありがとうございます。



>解約の場合に報酬を返金する特約があれば、それは あなたとの契約時に説明がされるべきです。

そのような説明は一切ありませんでした。

以上のことから返金義務はないと判断して問題ありませんでしょうか。

よろしくお願い致します。

Re: 返金の必然を確認しましょう

著者外資社員さん

2012年04月03日 17:32

追加説明有難うございます。

状況から業務委託契約なのだと思います。
ですから、あなたはあなたが理解している通り説明して、その上で自分の責任で無い部分については、返金は義務は負わないでしょう。 返金だというならば、その根拠を書面等で送ってもらうのが良いでしょう。 お互いが納得していない状況ですから、相手に対しては返金をしなければならない理由を説明してもらい、納得が出来ない限り 支払は不要です。 しかしながら、相手を無視するのはよくないので、単に返金せよというならば、「理由を示してください、納得すれば払います」が 一般的な対応と思います。 現時点では納得していないのですから、支払の必要はありません。

以下は、まったく蛇足の感想です、もし実態に合っていなければ無視してください。 

販売条件から見ると、あまり普通の感じではないですね。 商品の販売とは、本来 相手に納得させてから行うものです。 相手への説明をする前に売ってしまい、後から継続して説明が必要というのが普通でない感じがします。

とは言え、相手とは「私はアポイントを取ってオフィスまで連れて行くということのみが業務」となっていて、購入した人の人数に応じてコミッションが貰える委託契約なのですから、その中で貴方が達成した事に対しては、正当な報酬だと思います。

当然ながら、販売も含めて、控除良俗に反しない事をしている場合に保障されている権利です。

Re: 返金の必然を確認しましょう

著者桜ヒラヒラさん

2012年04月03日 22:47

重ねてご返答、ありがとうございます。

理由を示してほしいと返答した所、会社に来いと言われましたが拒否し、メールでの回答を求めました。

すると、「会社が顧客からのキャンセルを受けて返金したら、もらったコミッションを返すのは当然の会社のルールであり、
自分自身も他の人間も同じ様に返金しているから
あんただけが返さないでいいという特別な理由はどこにもない」と返ってきました。

そこで
契約解除があった場合コミッションを返還しなければならないという話は聞いていないので聞いていない以上こちらに責任はないし支払う義務はない」

と返しました。

相手からは「それは責任逃れで義務とか聞いていないとかいう話ではなく、やってることが泥棒だ」と返ってきました。


聞いていないとかいう話ではなくと言っている時点で、言っていないことを認めていることになっていると思うのですが。

どうも話にならない感じの相手の様です。

>返金だというならば、その根拠を書面等で送ってもらうのが良いでしょう。

書面を送ってもらうには住所を教えなければいけませんが
「家に行く」と言われているので
自分から改めて住所を明確にするのは少し怖いのですが、
やはりメールではなく書面で送ってもらうことは絶対必要条件でしょうか。


>販売条件から見ると、あまり普通の感じではないですね。

確かに普通ではなくブラックかと今では思います。
「とりあえず使ってみなければわからない。使って疑問があればまた聞いて」という感じのスタンスで説明は軽くという程度の様でした。

説明している人間が偽名を使っていたり、と疑問点がいくつかありますので。

Re: 返金の必然を確認しましょう

著者外資社員さん

2012年04月04日 07:08

> >返金だというならば、その根拠を書面等で送ってもらうのが良いでしょう。
>
> 書面を送ってもらうには住所を教えなければいけませんが
> 「家に行く」と言われているので
> 自分から改めて住所を明確にするのは少し怖いのですが、
> やはりメールではなく書面で送ってもらうことは絶対必要条件でしょうか。
>

相手が住所を知らないのならば、態々 教える必要は無いでしょう。 家まで取りに行くというのが実行できないのですから、気にすることもないでしょう。
住所も確認せず、人を雇っているのですから、その時点でまともではありません。

ブラックだと思う仕事ならば、すぐに縁をきるべきでしょう。
ブラックな仕事をする人は、法律は無関係なルールで生きています。 このような掲示板で聞けるのは、普通のルールの中ですから、そこから外れた仕事に関しては、適用できるルールではありません。

Re: 返金の必然を確認しましょう

A:市役所等での無料弁護士相談、法テラスに相談されることをお薦めします。法的に問題ある場合直ぐに対応してくれます。
各地のADRでも親切に相談にのって頂けます。
公開Q&Aコーナーでの相談事では本件ないです。

藤田行政書士総合事務所
行政書士 藤田 茂
http://www.fujita-kaishahoumu.com/

Re: 返金の必然を確認しましょう

著者桜ヒラヒラさん

2012年04月04日 08:56

ご返信ありがとうございます。

話が進まないので回答頂いた内容、自分の解釈は全て伝えて
適当な所で切り上げようと思います。

ご丁寧に回答、ご教授頂きありがとうございました。

1~8
(8件中)

    スポンサーリンク

    経営ノウハウの泉より最新記事

    スポンサーリンク

    労働実務事例集

    労働新聞社 監修提供

    法解釈から実務処理までのQ&Aを分類収録

    注目のコラム

    注目の相談スレッド

    PAGE TOP