相談の広場
当社は従業員300名程度です。BCPの一環として、食糧や非常用品等の備蓄をする予定です。
今回そろえる予定のものは、ヘルメット1個/人、非常用持出袋(食糧や避難用品入り)1個/人、寝袋やランタン等 数個/事業所です。
そこで、ヘルメットは1個/人必要か、必要な場合、一人ひとりの足元に置いておく必要はあるのか?について、意見を下さい。
ヘルメットは地震の瞬間にないと意味が無い、という意見や、常に椅子に座っているわけではないので、倉庫に置いておけばいい、という意見があります。
他社の事例などありましたら、ぜひ教えてください。
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A:地震多発地域と場所によっても対応は異なります。大阪では、まだそこまでされている会社は少ないようです。とりあえず「ヘルメット1つ」管理は各個人に任せるでよいのでは。
藤田行政書士総合事務所
行政書士 藤田 茂
http://www.fujita-kaishahoumu.com/
200名ほどの会社で総務・人事を担当しています。
当社ではヘルメットを一人につき1個渡しています。
地震の際にはデスクの下に隠れ、そこから出てくるときにヘルメットを装着できているようにしておくことがベストだと考え、デスク下(またはその周辺)に置くことを社内に告知しています。
かさばるので置き場所に苦心する従業員もいますが、命を守ることを優先して各自が工夫しているようで、主にはデスクの下、一部の人はデスクの引出しに入れています。
私はデスクの下にマグネットのフックを取り付けてそこにヘルメットを引っ掛けています。
確かに常時デスクにいるわけではないですが、社内にいれば本震時には近くのデスクやテーブルに隠れて、その後自分のデスクでヘルメットを装着できます。
ヘルメットは本震後に非難する際の余震時にも有効ですので、倉庫から出して支給されるのを待つのは望ましくないように思います。
かなよしさん こんにちは
ご専門家からのお話にもありますが、企業内でもリスク管理の点からも「非常時の備蓄品リスト」の品目、保管数、保管場所、それに保管期限なども企業の責任者としては労働者への安全対策としては決して忘れてはならいことでしょう。
昨年、東北地震時にも被害を受けられた東北各県に対し、日本全国から、保管備品の送付、あるいは援助などを行いました。
お話のヘルメットですが、確かに総数量等を考えると大変なこととなりますが、今話題になっていますのが折りたたヘルメットです。
テレビなどでも話題になり、今は作るのにも時間がかかるようですが、工場ではなく本社内部署の方がにはこの折りたたみヘルメット等も考えてみてはいかがですか。
地震災害に備える企業の備蓄のあり方について
っ昨
東京海上日動リスクコンサルティング(株)
危機管理グループ
セイフティコンサルタント 雪吉 新治
http://www.tokiorisk.co.jp/risk_info/up_file/200806103.pdf
折りたたみヘルメット
株式会社イエロー
http://www.tatamet.com/
約250名の事業所です。当事業所ではヘルメット、エマージェンシー・ホイッスル、マグネット付きフックを各1個/人配布しました。
基本的には各自のデスク、作業台の近く(足元、側面、引き出し)に保管させています。
>倉庫においておけばいい、という意見に対しては、そもそも倉庫へ行けることが確実なのか、300名に迅速に配布できるのかを考えれば、自ずと答えは出るのではないでしょうか。(もちろんその状況を検討しても倉庫で大丈夫ということでしたら、それでも良いと思います。)
3.11の時、一部ヘルメットを被って歩いている人がいましたが、危機管理、労働安全衛生がしっかりしている会社なのだなと感心しました。
予算上問題ないのであれば、是非1個/人の配布を。
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