相談の広場
未成工事支出金の処理について
個人事業の建築業で、平成25年の年末で未完成の工事が発生しました。
その処理に関して教えてください。
平成25年の仕訳は、
原価については
借方・未成工事支出金/貸方・普通預金
売上については
借方・普通預金/貸方・未成工事受入金
として、資産・負債に計上して翌年に繰り越しました。
そして、平成26年に工事が完成しましたので仕訳で
原価については
借方・期首仕掛工事高(製造原価)/貸方・未成工事支出金
売上については
借方・未成工事受入金/貸方・完成工事高
として、収益と必要経費に計上しました。
最近、税務署(個人課税)の調査があり、平成25年に期末仕掛工事が計上されておらず、損益が繰越されていないので、平成26年の期首仕掛工事は、認められないといわれました。
平成26年の期首仕掛工事に計上せず以下のように
借方・材料費(製造原価)/貸方・未成工事支出金
借方・外注費(製造原価)/貸方・未成工事支出金
(当方は従業員がいないため労務費はありません)
と振替処理すればよかったのでしょうか。
税務署の言うように期首仕掛工事が認められないとなると
この原価はどうなるのでしょうか?
納得がいかず悩んでいます。
何かおかしいような気がしていまい質問させていただきました。
よろしくお願いします。
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> 未成工事支出金の処理について
>
> 個人事業の建築業で、平成25年の年末で未完成の工事が発生しました。
> その処理に関して教えてください。
>
> 平成25年の仕訳は、
> 原価については
> 借方・未成工事支出金/貸方・普通預金
> 売上については
> 借方・普通預金/貸方・未成工事受入金
> として、資産・負債に計上して翌年に繰り越しました。
>
> そして、平成26年に工事が完成しましたので仕訳で
> 原価については
> 借方・期首仕掛工事高(製造原価)/貸方・未成工事支出金
> 売上については
> 借方・未成工事受入金/貸方・完成工事高
> として、収益と必要経費に計上しました。
>
> 最近、税務署(個人課税)の調査があり、平成25年に期末仕掛工事が計上されておらず、損益が繰越されていないので、平成26年の期首仕掛工事は、認められないといわれました。
> 平成26年の期首仕掛工事に計上せず以下のように
>
> 借方・材料費(製造原価)/貸方・未成工事支出金
> 借方・外注費(製造原価)/貸方・未成工事支出金
> (当方は従業員がいないため労務費はありません)
>
> と振替処理すればよかったのでしょうか。
> 税務署の言うように期首仕掛工事が認められないとなると
> この原価はどうなるのでしょうか?
> 納得がいかず悩んでいます。
> 何かおかしいような気がしていまい質問させていただきました。
> よろしくお願いします。
私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
ご質問の仕訳ですが、御社の通常の処理方法が不明ですので、質問内容から仮定して記載してみます
(工事ごとに個別原価管理されている場合)
工事原価支出時
未成工事支出金 ××× 現金預金 ×××
完成時
完成工事原価 ××× 未成工事支出金 ×××
であるのならば
翌期に完成した時に通常通り
完成工事原価 ××× 未成工事支出金 ×××
となると考えます。
又は、(支払時にすべて原価に一旦計上している場合)
工事原価支出時
材料費等 ××× 現金預金 ×××
であれば
未成工事については期末に
未成工事支出金(又は仕掛工事) ××× 期末仕掛工事 ×××
となり、期首に
期首仕掛工事 ××× 未成工事支出金(又は仕掛工事) ×××
となると考えます。
税務署の指摘のように、期末仕掛工事と期首仕掛工事は対の関係となりますので、別々の処理の仕方では誤解を生じると思われます。
尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
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